最近、コツコツとながら、80年代大映ドラマ作品を観返しています(これもいつか感想記事にしたい)。
ぶっ飛んだ設定や個性的すぎるセリフから、他のドラマとは一線を画しつつ絶大な人気を誇っている80年代大映ドラマ。しかし、そういった変わっている一面がある一方で、そのドラマには、「主人公(たち)があらゆる逆境に立ち向かい、何かを成し遂げていくさま」が描かれていることが多く、制作陣の人間賛歌が根底にあると感じます。
そんな80年代大映ドラマを観るにつれ、私は1つのことに気づきました。
それは、「これらの作品群は、特撮作品をはじめとするヒーロー番組に通ずるものを持っている」な、ということです。
どん底からの更生と脱却、そして逆転―。逆境にもくじけず立ち向かっていく強い意志。仲間たちと時にはぶつかりながらも、結果的に深まっていく友情。そして、これらの末に勝ち取る勝利!この構図や要素は、多くのヒーロー番組が持っているのとまったく同じものです。
こうした人間が本能的に好き(?)なものをドラマの中に織り交ぜ、さらに上述のような独特なセリフ回しや設定があったからこそ、80年代大映ドラマは人気を博し、いまだに根強いファンがいるのでしょう。
自分なりの分析で導き出した、80年代大映ドラマとヒーロー番組の共通点。これに気づいたとき、なぜ自分は今日に至るまでヒーロー番組が好きだったのか、その理由の1つを見つけられたような気がしました。
どん底から這い上がる情熱と勇気。決してくじけることのない意志。仲間たちとの深い友情。自分たちの力で得た“勝利”―。どれも自分が持ち合わせていなかったり、あるいは持ち合わせるまで苦労したものを、ヒーロー番組の主人公&その仲間たちは持っていたからです。
私は知らず知らずのうちに、ヒーロー番組の主人公たちが「自分には持っていないものを持っていること」に強いあこがれを感じ、引き込まれていっていたんだなぁ…。まさか、80年代大映ドラマを観返すことで、ある種の真理にたどり着くなんて、思ってもみなかったよ。
今回は、サラッと80年代大映ドラマとヒーロー番組のことについて記述してみましたが、いかがでしたでしょうか。
正直、自分の思いが先行しすぎているせいで、文章をかなり校正したとはいえ、なんだか全体的によくわからない感じになってしまっているかもしれません。…が、たまにはこういう感じの記事もいいでしょう。
80年代大映ドラマも、ヒーロー番組も、観る者に勇気と生きる力、立ち上がる力を与えてくれる作品です。だからこそ、私もくじけずに、“生きること”をあきらめず、立ち上がり続けようと思います。
絶望してぶっ倒れるには、まだ早すぎる歳ですからね。
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