今回は、新宿駅界隈の思い出横丁にある、オイスターバー「築地三代」のレビューです。
築地や月島に店舗を構えるオイスターバーの、3番目の店舗。もともと評判のオイスターバーで、いつか行きたいと思っていましたが、つい先日やっとその夢をかなえました。新型コロナウイルスの感染が再拡大しているから、今のうちに行っておかないとね!
本店や月島店の方が店舗面積が広いのですが、あえてこの新宿の店舗にしたのは、土日も営業しているうえに、開店時刻が午後3時半~と他の店舗よりも早いから。夜に飲む方が風情があっていいのですが、やはりここら辺は密を避けるため、あえて中途半端な時間帯に訪問しました。それでも、割とお客さん入るってたなぁ。
席に着くと、まず飲み物から注文。とりあえずビール(サッポロ)を頼みました。
お通しで出てきたのは、クラッカーと牡蠣クリーム。クリームはもちろん自家製で、濃厚ながらスッと舌でとろけて消えていく感覚。これだけでも十分おつまみになる一品でした。お店の人曰く「作り方は結構簡単」らしい。えー!レシピ知りたいなぁ!
そしていよいよ料理の注文。ここの売りはもちろん生牡蠣。2個900円程度~で頼めるのですが、「全部食べたい!」という人のために、その日入荷している全種類の牡蠣を堪能できる食べ比べセットがあるのがポイント。もちろん私もこれを注文しました。
卸売市場での入荷状況により品目は毎日変わり、この日は東北や北海道のものがほとんど。関西人の私にとっては、「生牡蠣=兵庫県とか山陰地方のあたりのもの」という印象なので、北の方の生牡蠣は新鮮な印象を受けました。
一発目として登場したのは、「宮城県 浜市」・「北海道 まるえもん」・「三重県 浦村」の3つ。浜市とまるえもんは聞いたことあるけど、三重県でも生牡蠣が獲れるなんて、驚きだなぁ。
当然産地によって味は大きく異なり、浜市はプレーンな風味、まるえもんはクリーミーさ重視、浦村はあっさりしていながら濃厚さを感じる不思議な味。どれも個性的ですが、個人的には浦村が一番好みでした。
続いて登場したのが、「岩手県 大船渡」・「宮城県 気仙沼」・「岩手県 米村」の3つ。ビールもなくなったので、あわせて日本酒「三千盛(岐阜県)」の冷やも頼みました。やっぱり、生牡蠣には日本酒だよね!
二発目として登場したこの3つは、どれも一発目に比べると味が濃いめ。クリーミーさと舌触りで大きな違いが出ている印象でした。
この中であれば、大船渡がなかなか食べ応えあったなぁ。東北の生牡蠣も、なかなかの実力を持ってるんだなぁ…。
ここまでで、約40分くらい。いい気分になって、「浦村と大船渡をもう1個ずつ食べたいなぁ…」と思いましたが、いかんせんこの時点で総額4,000円を突破していたので断念。いいものが出てくる分値も張りますが、だからこそ同時にまた来たいなと思いました。
ちなみに、思い出横丁は飲み屋が立ち並ぶ一角なので、はしご酒も可能。スパッと帰るつもりが、2軒目も寄っちゃったよ。
焼き鳥のお店で、串は確かに美味しかったけど、梅酒のお湯割り頼んだら水割りを電子レンジでチンして出してきたのにはビビったな…。
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