お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第43話 ちょっとした感想

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悪意のぶつかり合いのその先

 

 

 

誰の心の中にも、悪意は存在する。だが問題は…悪意は“感染する”ということだ―。主人公である或人がアークの手に落ち、どのようにストーリーが完結するのか予想がつかなくなってきた『仮面ライダーゼロワン』。今回は引き続き或人はアーク側のままで諫たちの努力も実らず、終盤の戦いでは迅が再び破壊される結果となりました。

 

抗おうとしつつも、着々とアークに冒されつつある或人。そして、迅を失ったことでアークに取り込まれそうになっている滅。今のところ、なんだかんだでアークの筋書き通りにコトが進んでいる形になっていますが…、ここから或人たちは、どう逆転するんだろう?

 

 

 

或人がアークの呪縛に苦しむ中、諫たちの反対を押し切り、或人もろともアークを倒す結論を出した与多垣。その結論に反発しながらも、或人を止めるために出撃する彼らでしたが、垓はそんな彼らに自ら同行するといい始めます。同じ頃、人類滅亡のための聖戦を始めようとする滅は、自分でも気づかないうちに、迅の言葉をきっかけに迷いが生じつつありました。アークワンになっても、まだ心までは完全に堕ちていない或人。しかし彼の中にある、滅に対する怒りそして憎しみがアーク自身のパワーとなっており、或人の意に反して、彼はさらにアークに取り込まれていくハメになっていきます。今回は、或人の滅に対する感情を終始「悪意」と表現。怒りや憎しみは確かにマイナスの感情だけど、「悪意」とはまた別物なんじゃないかなぁ。アークドライバーの音声にも「悪意」以外に「憤怒」とかのワードが入ってるんだから、或人の感情を憤怒と憎悪にカテゴライズして、それらすらもアークの力になりうる…って設定でも十分だったのではと思いますね。一方、人類滅亡に情熱を燃やす滅も、その心に変化が。それに気づいていた迅は説得を試みますが、滅はかたくなに自分の中にある心を認めようとしませんでした。

 

垓の提案をもとに、デイブレイクタウンへと向かった諫たち。そこにはアークワンがおり、彼らはそれぞれ変身。或人を止めるために戦いますが、戦闘中にサウザンドライバーは大破。ショットライザーも変身機能を一時的に失った上に、その後の垓の解析で或人がアークに操られているわけではないことも判明し、諫たちは驚愕します。そこへさらに、滅による人類滅亡のための聖戦が始まったとの報せが入り…。後半ではアークワンと滅の戦いが主となるため、ランペイジバルカンらの活躍シーンはここで挿入。しかしアークワンにはほとんど歯が立たず、サウザーはアークワンから一部データを抜き取ることに成功するも、サウザンドライバーを破壊され変身不能に陥ってしまいます。サウザーは結果的には敗北してしまうものの、今回はデータを奪取したりそれを解析したりと、割と活躍。垓にしてはそこそこ頑張ってたと言えるんじゃないか?そんな垓の解析結果により、或人はアークに操られているのではなく、自分の意思で行動している可能性が高いことが判明し、驚愕する諫たち。しかし、それを悲しんでいる間もなく、滅による一大攻勢が始まります。或人がアークの手に落ちたことを利用し、一気にヒューマギアたちを味方につけていく滅。確かに或人はヒューマギアの製造会社である飛電インテリジェンスの社長だけどさ、この展開はちょっと飛躍しすぎじゃないか?

 

滅の行動を知り、さらに怒りと憎しみに駆られた或人は、滅を倒すことために現場へ急行。アークワンに変身し、滅との戦いが始まります。マギアたちの妨害を受けながらも着実に追い詰めていくアークワンは、ついに滅を倒せそうというところまで行きますが、その時迅がかばったことにより彼が大破。滅は生き延びることになり、これが新たな悪意を生み出す結果になるのでした。後半~終盤で描かれるのは、アークワンと滅の戦い。イズの仇討ちにはやる或人は、周りも見えない状態になりアークワンへと変身。マギアを蹴散らして滅に迫り、彼を倒す一歩手前まで行きます。マギアを容赦なく排除していくアークワンは衝撃のシーン。ヒューマギアの変身体だということは或人もわかっているはずですが、我を忘れてしまうくらいの怒りに駆られてたんだろうなぁ。こうして滅を倒そうとするアークワンでしたが、そこに迅が介入。バーニングファルコンとなった彼は滅をかばい、代わりに大破。これはアークワンに衝撃を与えると同時に、滅に新たな悪意を芽生えさせることになります。迅はこのシーンで再び退場。彼の死が、或人と滅それぞれに衝撃を与え、新たな展開を生み出しているのが非常に興味深いです。迅の行動とそれに込められた思いはよくわかるんだけど…唐突な感じは否めなかったかなぁ。

 

 

 

悪意の感染は、現実のものとなってしまった。悪意に染まった或人=アークワンを、諫たちは止めることができるのか。生まれてしまった溝を埋めることはできるのか。そして、或人と滅は、再び1対1での戦いに挑んで―!

 

次回は再び或人と滅の戦いが描かれることに。次回予告のセリフは希望を抱かせるような形で組まれてるけど、滅と対峙している或人がまいてるベルトは、ゼロツードライバーじゃなくてアークドライバーなんだよな…。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第19話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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