お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『疾風!アイアンリーガー』ちょっとした感想 League-20[終](総括感想)

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今回は、疾風!アイアンリーガー』の総括感想記事です。


ロボットアニメ×スポ根という、ありえそうでありえなかった、全く新しい発想で生まれたロボットアニメ。キャラの個性の豊かさ、ストーリー全体のアツさどちらも素晴らしく、今日に至るまで熱烈なファンがいるのも納得な、魅力ある作品でした。

 

 

 

アイアンリーガー』という作品がめっぽう面白い理由。メインとなるのは上述したようなキャラの個性やストーリーのアツさが挙げられますが、私はそれと同じくらい「スポ根アニメの展開をそのままロボットアニメに落とし込んだから」というのをプッシュしたいと思います。

 

決して多くはないですが、私も過去にスポ根アニメをいくつか見てきました。どの作品も確かにアツく、そして主人公が困難を乗り越え成長するさまは凛々しいですが、どうしてもぬぐえない違和感がありました。

 

ぬぐえない違和感。それは、現実とフィクションの同居がうまくいっていない点です。

 

スポ根アニメでは、主人公を追い込むためにありえない描写が出てきます。理不尽にもほどがあるシゴキを受けたり、謎すぎる特訓を受けさせられたり…。でも、これだけならまだ「まあフィクションだしね」ということで納得できます。

 

しかし、そこに「高校選手権」や「プロ野球リーグ」などと言った、ガッツリとした“現実にあるもの”が絡んできます(もちろん、全ての作品がこの限りではない)。この“現実”と、スポ根アニメの主人公の成長過程における理不尽な“フィクション”が、非常に相性が悪いのです。あまりにその現実とフィクションが乖離しているため、なんだか作品自体がフワフワした印象を受けるんですよね。

 

しかし、『アイアンリーガー』の場合、設定は近未来。アイアンリーガーというスポーツロボットが行うスポーツが舞台です。このように、今までのスポ根アニメとは違い、舞台設定の段階からガッツリ“フィクション”を取り入れたからこそ、スポ根アニメにあった違和感が取り払われています。

 

そこへ、上述した通りのキャラやストーリーの要素がリンクし、物語を面白くしてくれる。通常のスポ根アニメよりもさらにフィクションを導入しまくったことにより、逆にそのフィクションの中で現実が生まれ、視聴者を違和感なく楽しませてくれるているのです。どこまで制作陣が狙ったものなのかはわかりませんが、これは非常に秀逸な作品設定だなぁと感じました。

 

キャラもお話も大事にし、そして丁寧に作られていた『アイアンリーガー』。その完成度は非常に高いと感じます。こういうアツいアニメ、また観たいよなぁ…!

 

 

 

さて、ブログ更新頻度のアップと「墓場のアイアンリーガー展」に合わせて始めた疾風!アイアンリーガー』の感想記事投稿も、本記事を持って完結です。

 

他にもたくさん見たい作品や、感想記事を作ってみたい作品がありますが、火曜日の作品の感想記事投稿はひとまずこれで打ち止め。来週以降しばらくは、他の曜日と同じく通常の記事更新としたいと思います。

 

まあ、『アイアンリーガー』みたいな感想記事投稿を今度やるとするなら、『ウルトラマンZ』のTVシリーズが終わった後の、2021年1月以降かな…。まだ予定は未定ですけどね。

 

疾風!アイアンリーガー』および『疾風!アイアンリーガー 銀光(シルバー)の旗の下に』は、それぞれバンダイチャンネルの他、Amazon Primeでも有料配信中!要チェックだ!

 

 

 

 

 

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