今回は、11月末に発売された「『新幹線変形ロボシンカリオン』Blu-ray BOX vol.4」のご紹介です。
全76話という長く続いた『シンカリオン』の物語も、これで完全ソフト化。シンカリオンのゴールドバージョンの特典がなくなった分スマートになっていますが、その代わり夏に開かれた『夏のシンカリオン感謝祭』の特典DVDがそのまま別パッケージで付属していたのにはビックリしました。多分、急遽付属させることになったからこんな感じになっちゃったんだろうなぁ。
なお、vol.1~3のレビューは↓コチラです。
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『シンカリオン』のBlu-ray BOXの魅力的な特典の1つが、時刻表を模した解説書。vol.1~3はかなり分厚い解説書になっていましたが、vol.4の場合はBlu-ray BOX本体と解説書の間に特典CD(後述)がある関係で、32ページの薄いもの(それでもブックレットとしては十分分厚い)になっています。
解説書の中心は、昨年夏の『シンカリオン』の急遽放送延長決定に伴う現場の試行錯誤。延長期間の二転三転や、既に決まりつつあった予定を何とかやりくりして走り抜けたことがよくわかりました。
しかし、混乱していたとはいえ相変わらず製作スタッフのこだわりは爆発していた様子。TVシリーズ終盤で登場した東京都心の空撮は、ガチでヘリコプターを飛ばしてロケハンしていたという裏話にはビックリさせられました。
そして、付属しているドラマCDは、「鍋!! キトラルザスの団らん!」。収録時間は22分とほぼ1話分のボリュームで、時系列的には第76話の最終決戦後のお話になっています。
戦いが終わっているため、シンカリオンの登場は一切なし。ハヤトたちとキトラルザスの掛け合いがその中心になっています。
ストーリー内容は、戦いを終えたハヤトたちのもとに「ビャッコが地底世界へ旅立つ」という話が飛び込み、彼を盛大に送るため、鍋パーティーを行うというもの。終始ほのぼのとした空気が流れており、TVシリーズを観ていれば懐かしく思えるあんなネタやこんなネタまでちゃんと挿入されているのがGoodです。
それにしても、ビャッコを副主人公的な形で持ってきて、彼の内面を掘り下げを行っていたのは面白かったなぁ。よく考えてみると、彼TVシリーズ本編ではあんまり内面とか心情が描かれてなかったもんね…。
さあ、『新幹線変形ロボシンカリオン』は、いよいよ明日12月27日公開!私の家の近くにも公開館がありますが、都内に出る用事があるので、翌12月28日に品川で観ようと思っています。
シンカリオンの進化は、まだまだ止まらない―!
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