今回は、横浜市の横浜情報文化センター内にある放送ライブラリーにて開かれている、「スーパー戦隊レジェンドヒストリー」のレポートです。
『ゴレンジャー』から『リュウソウジャー』まで、スーパー戦隊シリーズの情報がつまった企画展。9階にある展示フロアの常設展示につながる形で、ブースが設けられていました。
この「放送ライブラリー」は、日本における放送番組等の発信・保存を目的としている団体。そのため、入り口にある支援企業のネームプレートには、各地のテレビ・ラジオ放送局がズラリと並んでいる。当たり前っちゃあそうなんですけど、これだけ放送局のネームプレートが並ぶと壮観だったなぁ。
本展示は、まずゴレンジャーの5人のスーツと『ゴレンジャー』企画書、ゴレンジャーボールの展示からスタート。そこから順々に歴代戦隊を当時の世相とともに振り返り紹介していく形になっていました。
展示の途中では、『フラッシュマン』のフラッシュキングのスーツや『ジュウレンジャー』のレンジャーガンのプロップなど、実際に撮影に使用されたアイテムがズラリ。こちらの方は確かに見ごたえがありましたが、その他の展示はムック本等での簡単な作品解説程度の内容であり、わりとさらっと読めました。
まあ「スーパー戦隊シリーズ」とひとくくりにしてもかなりの作品数ですから、1つ1つの紹介が淡白でも、全体の量はかなりのもの。あの企画展の面積にしては、頑張っていたかなと思いましたね。
展示の最後には、リュウソウジャーを中心に歴代戦隊のスーツの一部が展示されており、その横では歴代戦隊のOP映像を放送。かなりの人だかりができていました。
OP映像の方は、90年代以降のものはノンテロップバージョンを放送。これってもしかして、90年代以降のスーパー戦隊は、東映にOP映像のマスターが残ってるってことなんじゃないか！？もしかしたら、本放送時に発売されたビデオの特典映像からそのまま引っ張ってきたのかもしれないけど、その割には画質が良かったからなぁ。もしマスターがあるのなら、ぜひ今後発売するDVDとかBlu-rayで収録してい欲しいですね。
「スーパー戦隊レジェンドヒストリー」は、来年（2020年）2月中旬まで開催中。興味がある方は、行ってみてはいかがでしょうか？
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