お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第7話 ちょっとした感想

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ふーふーしても、熱さは消えないぞ!

 

 

 

諦めたら、そこで試合終了…ですよ?今回の『仮面ライダーゼロワン』は、熱血教師ヒューマギア:坂本コービーを中心にした生徒たちの交流を描くとともに、唯阿の不穏な動きについても触れられるお話に。コービーが単なる熱血バカになったというわけではなく、あくまでも「理論的にはじき出した結果熱血教師になった」という設定にしていたのは、興味深いものでした。

 

コービーのお話もそこそこよかったですが、それよりも気になったのはやはり唯阿の行動。A.I.M.S.の上層部は何を考えているのでしょうか。というか、『ゼロワン』における真の敵って、実は…?

 

 

 

或人のもとに飛び込んできた、学校からのヒューマギアのリセットの依頼。その理由は、バスケ部顧問の教師型ヒューマギア:坂本コービーがあまりにも熱血指導すぎて、保護者からクレームが来ているからでした。熱血であるものの、彼の生徒に対し真摯に向き合う姿に、じょじょに入れ込んでいく或人。同じ頃、同じ学校内でバルキリーと迅の戦闘が繰り広げられていました。熱血教師すぎて保護者からクレームが来るようになったコービー。上述しましたが、彼が熱血教師になった理由が、「自我が芽生えた」とか「そういうプログラミングだった」とかではなく、あくまでも「初期状態からだんだんと学習・計算したうえでこうなった」という形になっているのが面白いですね。このようなコービーに感情移入していく或人でしたが、その裏で怪しげな動きをしていたのが唯阿。彼女は迅と滅の造った新型ヒューマギア:暗殺ヒューマギアと戦いますが、迅にはほとんど目もくれずに、プログライズキーを応用して暗殺ヒューマギアの機能を停止。そのまま強奪してしまいます。今回の後半で再登場する、この暗殺ロボット。A.I.M.S.はプログライズキーによるヒューマギアの操作を企んでいるのでしょうか。それとも、さらに壮大な計画があるのか…?

 

学校が封鎖されてもなお、練習を強行しようとするコービー。彼の教え子と出会った或人は、彼らの思いに心打たれ、飛電インテリジェンスの練習場を貸し与えます。そして、バスケ部の存亡をかけた運命の日を迎えて―。ヒューマギアはプログラミングをもとに動くため、基本的には規則違反などはしないはず。それなのにコービーは、体育館に張られた規制線を無視して練習を始めた―。ここでコービーのドラマを生み出そうとしているのが興味深い。でも、この直後いきなり或人が飛電インテリジェンスのバスケコート貸しちゃうのは、ちょっとやりすぎじゃな~い?そんな或人の協力もあって、迎えた試合の日。残念ながらその試合は負けてしまいますが、コービーは暗い顔をせず、むしろ「これから練習しよう」と言い始めます。ボールを投げて生徒を励まし、そして初めて彼を名前で呼んだコービー。当初生徒を背番号で呼んでいたコービーが、名前で呼ぶようになった。これが彼の“自我の目覚め”を表しているんですね。

 

コービーたちの前に、迅が出現。彼はコービーをマンモスマギアに変えてしまいます。これに対し或人と諌はそれぞれ変身して挑みますが、突如その戦闘に暗殺ヒューマギアが乱入してきます。ピンチに陥るゼロワンでしたが、ここでバルキリーが登場。新たなプログライズキー:フリージングベアを得た彼は、マンモスマギアを倒して事件を解決しますが…。後半の戦闘直前のシーンで、迅が初めて自分たちの狙うヒューマギアの特徴を吐露。やはり彼らは、自我が芽生えそうになったヒューマギアを意図的に狙っていたんですね。彼によってコービーはマンモスマギアに変えられ、或人たちの戦闘が開始。暗殺ヒューマギアが乱入して自体は混沌を極めますが、これを打破したのがフリージングベアの力でした。マンモスマギアは上述の通り迅によって誕生させられたものですが、暗殺ヒューマギアの乱入は唯阿によって仕組まれたもの。彼女は暗殺ヒューマギアの暗殺対象(ゼロワン)をリセットしなかった一方で、ゼロワンに新たなプログライズキーを渡します。うーむ、唯阿たちは一体何を狙っているのか…?そしてラスト、マンモスマギアが倒されたことで、新たなコービーを導入した学校。バスケ部も廃部になるかと思われましたが、バスケ部の部員は1人も辞めず、さらには新入生が追加で入部してきたため部員が増えたことで、バスケ部は廃部要件を満たさなくなり廃部を免れたのでした。「みんなの思いが先生の廃部の意思を押しとどめた」とかではなく、制度的に廃部を回避しちゃうという展開にしてきたのにはちょっと笑いました。でも、確かにこれはアリな展開だよね。

 

 

 

今や、病院の看護師たちもヒューマギアが務める時代。その裏では、滅亡迅雷.netの新たな企みが動き出していた。阻止せんとするゼロワンたち。そして暗殺ヒューマギアの次のターゲットは、唯阿に定められた!

 

次回の舞台は病院。ヒューマギアの心や自我に迫る話になりそうです。以前も思ったけど、意外に早い段階でこういう問題に踏み込むんだなぁ。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第30話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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