お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第6話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20191006181531j:plain

ハチのように刺しまくるえげつない攻撃

 

 

 

親が子供のことを守るのは…当たり前のことだろ?今回の『仮面ライダーゼロワン』は、前回もちらっと登場した声優ヒューマギア:セイネをめぐるお話。バルキリーのライトニングホーネット、そして仮面ライダー迅の登場もこなしつつ、ヒューマギアと人間の関係の話も盛り込んでいたのは驚異的でした。

 

『ゼロワン』の劇中には前々回で初登場となったフライングファルコンは、プログライズキーは迅に奪われてしまったことで変身不可能な状態に。なんだか恵まれないなぁ。いや、結果的に仮面ライダー迅の変身アイテムになっているから、むしろ恵まれてるといえるのか…?

 

 

 

七色の声を操る声優ヒューマギア:セイネ。彼女の職場見学に来ていた或人たちは、そのマルチっぷりに驚きますが、そこへA.I.M.S.が乗り込んできます。その理由を或人たちが知った直後、迅がヒューマギアを暴走させて襲撃。或人はフライングファルコンプログライズキーを奪われてしまいますが、一方でセイネは、迅の謎の混乱によりギリギリ暴走を回避するのでした。セイネが社長の娘を模しているのではないかという要素は、序盤の早い段階で登場。A.I.M.S.の諌が乗り込んできてすべてを語ることで、描写の省略にも成功しています。ちなみにこのシーンで、ヒューマギアに関する法律も一部披露。ヒューマギアが普及しているからこそ、『ゼロワン』の世界ではその人の許可なく人の姿を模倣したヒューマギアを作ってはならないという法律ができてるんですね~。その法律違反によりセイネを連行しようと諌でしたが、そこに割って入って来たのが迅。彼はヒューマギアを暴走させ或人たちを襲撃し、フライングファルコンプログライズキーを強奪します。そして、自分自身はセイネを手にかけようとしますが…。迅はセイネに手を出そうとしますが、彼女と社長の姿を見て、この前のシーンで滅から聞かされていた“息子”という言葉がリンク。脳内で混乱をきたして行動できなくなってしまいます。迅に芽生えた、家族という関係性への疑問。これが後半の展開にもつながっていきます。

 

損傷したセイネの修理を終え、社長に納品しに行った或人たち。そこで彼らは、社長の真意と思いを知ることになります。彼の思いを汲み、社長を逮捕しようとする諌を止める或人。そして迎えた声優オーディションの日、悲劇が起こります。中盤の展開のキモは、やはり社長のセイネに対する思いと、それに対するセイネの反応。社長は諌がいないせいか割とあっさり「娘を模して作りました」と或人たちに白状しますが、そのあとのセイネの行動&反応が非常に興味深いものになっています。社長の手により再起動されたセイネ。彼女はどうやら声優ヒューマギアとしての性格とセイネとしての性格を使い分けていたようですが、まるで社長の思いに呼応するかのように、後者の性格で社長に接するようになります。ここで注目したいのが、セイネの目。社長に対してセイネとして接している間、瞬きを1回もしていないんですよね。意図的な演出なのかはどうかわかりませんが、ある種の狂気も感じました(ほめてます)。このような2人の姿を見た或人は、社長を逮捕しようとする諌に対し「あと3日待ってくれ」と懇願。そのおかげもあってか、セイネは声優オーディションに出演することになりますが、その会場で迅により暴走させられてしまいます。ああ、また或人の好意による行動で、悲劇が生まれちゃったよ…。

 

ガエルマギアと化したセイネを倒すべく、ゼロワンに変身する或人。しかしなかなか攻撃ができないうえに、迅が滅の手により仮面ライダー迅へと変身させられたことで、戦局はどんどん悪化していきます。ここで現れたのが唯阿。彼女は新たなプログライズキー:ライトニングホーネットの力で新フォームへと変身。ガエルマギアを撃破するのでした。終盤の戦闘シーンで、仮面ライダー迅そしてバルキリーライトニングホーネットが立て続けに登場。どちらも飛行能力を持つライダーでしたが、戦法や飛び方等にきちんと変化がつけられていましたね。ライトニングホーネットは見た目通りのハチモチーフで、電気属性を掛け合わせた攻撃が得意。ガエルマギアに対して結構容赦ない攻撃を繰り出していました。特性を生かしてるのはよくわかるけど、「ハチの針で刺してキック」とか「胸部から小型バチを大量発射」って、なかなかえぐいよなぁ。

 

 

 

ヒューマギアなのに熱血教師という、かなり特異な存在の教師型ヒューマギア:坂本コービー。彼の熱血的指導は、生徒からの評判とは対照的に保護者達からの反感を買っていた。そんな中、滅亡迅雷.netはついに恐ろしい指令を出して…?

 

次回は教師型ヒューマギアが登場!熱血要素は大抵ロボット系のキャラからは否定されがちですが、逆にロボットがその要素を持っているという設定にしてきているのは、面白いなぁ。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第29話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

twitter.com