お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第5話 ちょっとした感想

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ギャグのキレもフォームも燃え燃え

 

 

 

情熱を持って仕事をしている、全ての人を助ける。これが、わが社のやるべきことだ。初のサブライター執筆回となる、今回の『仮面ライダーゼロワン』。いままでのお話とは少しテイストが違い、「ヒューマギアおよびそれにより引き起こされた事件をきっかけに、ヒューマギアを使っていた人間に変化が起きる」という形でお話が進んでいきました。

 

戦闘面では、ゼロワンの新フォーム:フレイミングタイガーと、バルカンの武器としてアタッシュショットガンがそれぞれデビュー。銃火器系の武器は古今東西様々なヒーローが使用していますが、ショットガンモチーフの武器って、意外にありそうで無いんじゃないか?

 

 

 

イズとともに、マンガ家石墨のもとへヒューマギアを納品しに行った或人。幼い頃から彼のマンガに親しんできた或人はウキウキでしたが、現実は非情なものでした。そんな中で、アシスタントヒューマギアの1体が滅亡迅雷.netの手により暴走。ゼロワンに変身した或人は、バルカンの援護によりなんとかビカリアマギアを追い払いますが…。冒頭のシーンで紹介されるのが、一般の人のヒューマギアの買い方。ヒューマギアは容易にカスタマイズが可能で、店舗に行かずにネットがあればどこでも注文できるという代物でした。ランクによっては顔からカスタマイズすることも可能らしい。費用は掛かるでしょうが、これだけサクッと買えるということは、それだけヒューマギアがこの世界の人々の生活に浸透してるってことなんですね。その後或人が訪れたのが、マンガ家である石墨の家。昔は情熱に燃えるマンガ家だったであろう彼ですが、今では何もかもヒューマギアに任せっきりでした。石墨はヒューマギアを道具としてしか見ていないタイプの人物。ロボットを扱う作品ではよく出てきがちなタイプの人間ですが、『ゼロワン』の場合、今までなんだかんでヒューマギアに愛着を持って接しているor接されている人間ばかりがゲストキャラとして出てきていたので、逆に新鮮に感じましたね。

 

ビカリアマギアが出現し、アシスタントヒューマギア数名が犠牲になったにもかかわらず、すぐに次のヒューマギアを要求する石墨。しかし或人はそんな彼のスタンスに真っ向から反論し、やがては福添たちとも対立してしまいます。或人の姿を見、“情熱”という言葉からあることを思い出したイズ。そして、彼女とった行動は…。今回登場したマギアはビカリアマギア。中学の理科とか高校生物・地学では必ず出てきた、あの絶滅した貝の一種です。名前とその形を見た時、なんだかスゲェ懐かしく感じましたね。そんなビカリアマギアの攻略法と、石墨の考えに賛同できないことで悩む或人。彼の姿と言葉から“情熱”というワードを検索したイズは、かつての是之介との会話を思い出すのでした。是之介のもとでも秘書として働いていたイズ。そこで彼は、ヒューマギアと人間の付き合い方の理想を語っていました。「情熱を持った」人間を助けることが、飛電インテリジェンスひいてはヒューマギアの使命だと語る是之介。彼が2代目社長の座を或人に託したのも、その“情熱”を感じ取ったからなのでしょうか。こうして過去のことを思い出したイズは、対ビカリアマギア用のプログライズキーを作るのと並行して、石墨のもとへ。一度目は彼に情熱の有無を確認し、二度目にはなんと自らの意思でヒューマギアの発想を中止したと言い出します。あくまでも、検索結果と是之介の言葉をもとに発想を中止したのであろうイズ。でもさ、これってもうある意味感情が芽生えてるといえるんじゃ…。

 

イズ、そして或人の行動から、自分の本心を吐露する石墨。その時ビカリアマギアが乱入し、石墨たちを襲おうとします。これに対し、或人はゼロワンに変身。新たなプログライズキー:フレイミングタイガーの力を使い、再びバルカンの援護を受けながら今度こそビカリアマギアの撃破に成功。石墨の創作意欲を取り戻すことに成功するのでした。自分はマンガを描く情熱がなくなったのだと、急に弱気になる石墨。彼のヒューマギアに対する横柄な態度は、これを隠すためのものでもあったのでしょうか。そんな彼のもとに再び現れたのが、ビカリアマギア。前半と同じ攻撃で攻め立ててくるビカリアマギアでしたが、これに対策をしていない或人たちではない!ゼロワンは新たな力:フレイミングタイガーで攻撃を何回も叩き込み、バルカンはパンチコングの力でアタッシュショットガンを何とか使いこなすことに成功。ビカリアマギアを撃破し、事件を解決するのでした。終盤の戦いは、石墨が創作意欲を取り戻すのに比例する形で、徐々にマンガチックな表現に。面白い試みでしたね。

 

 

 

今や、声優すらもヒューマギアがこなす時代。声優ヒューマギアに初めて接する或人たちだったが、それは同時に禁忌のヒューマギアだった!?

 

次回登場するお仕事は声優。そして、いつか出てくるであろうと思っていた「故人に似せたヒューマギアの問題」をめぐるお話となりそうです。これをきっかけに、其雄のことにも何かつなげてきそうだな…。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第28話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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