お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-5(第14~16話)

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今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第5回目です。

 

三身一体!ビッグボルフォッグ!!今回ご紹介のお話では、ボルフォッグの合体形態:ビッグボルフォッグが初登場。しかしその一方で、敵であるゾンダリアンたちの攻勢がいっそう強まってくることになり、ガオガイガーは厳しい戦いを強いられることになります。毎回ボロボロになるガオガイガー。“あの武器”が出てくるまでは、こうした戦いの連続になりますね。

 

 

 

 

Number.14「霧が呼ぶ渓谷」

1997年5月3日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI- 14ゾンダーソルジャー/アメリカ空軍隊員デイブとC-11輸送機他
これが勝利の鍵だ!:ガンドーベル、ガングルー

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「しかし!あなたたちの敗因は、戦力計算の甘さにあるようです!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!小学校の遠足で、箱根山を訪れていた護たち。そこへ謎の霧が立ち込めた瞬間、箱根山は恐怖の戦場へと姿を変えた!襲い来る戦車や武装ヘリ、どんどん行方不明になっていく仲間たち。護と華ちゃんが追い詰められた時、ボルフォッグが救援に駆け付ける。ゾンダーロボの操る戦車部隊や武装ヘリ部隊を、次々に撃滅していくボルフォッグ。そして、敵が最後の攻撃をかけてきたとき、ボルフォッグは新たな姿へと変わる!「三身一体!ビッグボルフォッグ!!」


回を追うごとに活躍時間が伸び、そしてその活躍内容が素晴らしく、私の中で株がどんどん上がっていくボルフォッグ。今回は、前回・前々回以上に彼が大活躍&奮闘してくれます。合体形態であるビッグボルフォッグも初登場。このお話を見て、ボルフォッグに憧れない者はいないでしょう。2クール一発目にふさわしい、視聴者の心をわしづかみにしてくれるアツいお話でした。


GGGが謎のゾンダーロボを追跡していた頃、小学校の遠足で箱根山にきていた護たち。ふもとから頂上に向かうべくロープウェイに乗車。なんだかんだでそこから見える景色を楽しみます。ところが、じょじょに箱根山に不審な霧がたちこめるようになり、護たちが降りた頂上の駅では、たくさんいたはずの観光客の姿が消失。携帯電話やGGGポケベルもつながらないという状況の中、彼らの目の前に現れたのは、米軍の最新鋭戦車でした。今回のアバンタイトルでは、ピッツァがゾンダリアンとなり機界四天王の一員になったときのシーンが挿入。彼がゾンダリアンになる直前に言っていたセリフ等は、後半でカギとなる要素の1つになるんですよね~。そんなピッツァによって生み出されたゾンダーロボを凱がガイガーで追跡している頃、護たちは遠足で箱根山へ。楽しい遠足になるはずでしたが、突如発生したきりの影響で周囲の人はみんな行方不明となり、さらに彼らは米軍の戦車に襲われるハメになってしまいます。時々登場する護のクラスメイトたちですが、今回は特に各々の性格・立ち位置がわかるような描写がいっぱい。いつも以上にレイコに言い負かされてる鷹泰、ちょっとかわいそうになってきたぞ…。


箱根山の山中を逃げ回るも、正体不明の敵によって仕掛けられた罠にはまり、どんどん行方不明になっていくクラスメイトたち。とうとう残るは護と華ちゃんだけになり、つり橋で武装ヘリに挟み撃ちにされますが、意を決して川にダイブ。川の濁流にのまれた護たちを救ったのは、ボルフォッグでした。一方、ボルフォッグからの定時連絡がないことと箱根山に異常な電波障害が発生していることを知ったGGGは、凱を箱根山に急行させます。今回のゾンダーロボの素体となった人間は、アメリカ空軍所属の輸送部隊隊員:デイブ。普段から仲間にバカにされつつも、戦争における戦術面では自信のあった彼は、そこをピッツァに付け込まれてゾンダー化。自分の乗るC-11輸送機から、大量の兵器を操って戦争ゲームのようなことをしていました。今までのゾンダーロボは直接手を下しに来ることが多かったですが、今回の場合本体は安全圏におり、尖兵を放って護たちを襲ってくるスタイルに。ゾンダーロボのやり口も、だんだん巧妙化してきてるなぁ。そんなゾンダーロボの攻撃から護たちを救ったのがボルフォッグ。ここから、彼の快進撃が始まります。


護たちを安全なところに退避させたボルフォッグは、単身戦車部隊と武装ヘリ部隊との戦闘を開始。その素早い身のこなしと戦術で、敵を翻弄しこちらから手を下すことなく舞台を全滅させます。怒ったゾンダーロボは、数多の戦車部隊と武装ヘリ部隊を繰り出してきますが、これに対しボルフォッグはガングルーとガンドーベルを召喚。2体と共に合体してビッグボルフォッグとなり、またも部隊を全滅させるのでした。護たちを助けてからのボルフォッグの活躍が、もう素晴らしいの一言。上述の通り、彼は自分から武器を放ったりなどせず、素早く立ち回って敵を翻弄し、最終的に同士討ちにさせて舞台を全滅に追い込むということをやってのけています。さすがはGGG諜報部所属の勇者ロボともいうべき、ボルフォッグの隠密重視な戦闘スタイル。さすがです!しかし、そんなボルフォッグも、ゾンダーロボが繰り出してきた大量の戦車部隊と武装ヘリ部隊の前には苦戦。そこで彼は、ガングルー・ガンドーベルを召喚してビッグボルフォッグに合体。分離・合体をうまく使い分け、先ほどとは打って変わって攻撃の雨あられを食らわせながら勝利をつかみます。ここで初登場、ビッグボルフォッグ。正体がバレているということもあってか、先ほどのボルフォッグとは逆に、自分から進んで攻撃を放っているのがこれまたカッコいいですね~。ちなみに、ガングルーとガンドーベルは、それぞれ激や凱が常用しているヘリとバイクのこと。ああ、君たちロボット形態にもなれるんだね…。


快進撃が続くビッグボルフォッグでしたが、ゾンダーロボの本体が現れ、また護が騒ぎを聞きつけてビッグボルフォッグの近くまで来てしまったことにより、形勢逆転され防戦一方に。そこに現れたのが、ガオガイガーと超竜神。超竜神イレイザーヘッドによって霧は消失。ガオガイガーはゾンダーロボのあらゆる攻撃を跳ね除け、最後は豪快にヘル・アンド・ヘブンを決めて勝利。ゾンダーが浄解されたことにより、行方不明になった人々も無事帰ってきたのでした。このままだとガオガイガーの出番食っちゃうんじゃないかというくらいの調子の良さだったビッグボルフォッグですが、護を守るために防戦を強いられることに。ここでガオガイガーが現れ、実質的に戦闘の担当がビッグボルフォッグからガオガイガーへとバトンタッチされます。最初は霧の影響によりセンサーを無効化され苦戦するガオガイガーでしたが、超竜神イレイザーヘッドで霧が無効化。ここからガオガイガーの大反撃が始まります。OPテーマをBGMに、ゾンダーロボの放つ攻撃を次々に跳ねのけて接近。ゾンダーロボの武装を握りつぶした後、ヘル・アンド・ヘブンで核を抜き出して勝利しました。今回は珍しくヘル・アンド・ヘブン時もBGMが止まらず、そのまま音楽が続行。そして極めつけは、ガオガイガーがゾンダーロボの攻撃を跳ね除けている際の「こんなものでガオガイガーが倒せるか!」というセリフ!アツい!カッコいい!!素晴らしい戦闘シーンだ!!!

 

 

 

Number.15「狙われたGGG

1997年5月10日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI-15/犬吠崎実とGGG予備パーツ群
これが勝利の鍵だ!:猿頭寺耕助

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「偽物にはなくて、本物にはあるもの。それは、勇者の証だ!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!事件もなく、平和を享受するGGG本部。しかし突然、何者かの侵入により全システムがダウン。猿頭寺の作ったシステムは何者かに書き換えられ、本部が乗っ取られてしまった!その犯人がゾンダー化した大河長官らのかつての同僚:犬吠崎であることが判明したものの、内部からは打つ手なしのGGGは、ボルフォッグと護にすべてを託す。ボルフォッグと護はGGG本部を救えるのか?そして、決死の覚悟でファイナルフュージョンしたガオガイガーと、ゾンダーロボの死闘の結末は!?


不衛生で風采が上がらない見た目の一方で、IQ300の天才的頭脳を持つGGGオペレーターの1人:猿頭寺耕助。今回は彼に関するお話となりました。「防衛隊の本部が敵に乗っ取られてダウンする」という展開は他作品でも見られる展開ですが、それに挑むのが普段本部にいないボルフォッグと護であり、しっかりとボルフォッグの販促もやっているのが上手い構成だと感じましたね。


事件も起きず、各種メカニックの定期点検や、ビッグオーダールームで映画の視聴などをするGGGのメンバーたち。そんな彼らを、突然謎のシステムダウンが襲います。全てのシステムが操作不可能となり、活動不能になる凱、そして氷竜・炎竜。対策にあたっていた猿頭寺が推測した通り、この事件の犯人はかつて大河長官たちの同僚でもあった犬吠崎実でした。ゾンダー化した彼は、コンピューター内を自在に移動してメインコンピューターの付近に到達しており…。事件が起きなければ、当然暇なGGG。命・ウッシー・激はそれぞれ凱・氷竜・炎竜の点検をしている一方で、スワンと獅子王博士はビッグオーダールームのモニターで映画を観ていました。一応勤務中なのに、本部のモニター使って映画観てていいのかなぁ…?しかし、そんな平和も、ゾンダーの侵入により打ち破られることに。鉄壁の守りであるはずの防衛システムは次々に突破され、やがて全システムはダウン。ゾンダーシステムに書き換えられてしまいます。この事件の犯人は、犬吠崎実という男でした。犬吠崎はかつて大河長官たちの同僚だったものの、2年前のGGG結成時に、猿頭寺がメンバーに選ばれた一方で彼は落選。そのことをずっと恨み続けており、それをペンチノンに狙われたのでした。猿頭寺はGGGのメンバーになった後、その天才的頭脳であらゆるプログラムを開発。GGG本部のメインシステムはもちろん、本部内の寮等のあらゆるシステムを開発していました。猿頭寺、実はスゲェ人だったんだな…。


ゾンダーの気配を感じ取り、GGG本部の危機を察知した護。彼は護衛についていたボルフォッグとともに、GGG本部へ突入します。本部のシステムが乗っ取られていることを知ったボルフォッグは、多次元諜報潜水艦に移動する作戦に変更。同じ頃、絶望感渦巻くGGG本部内では、猿頭寺がボルフォッグの活躍を信じていました。護と彼を護衛しているボルフォッグは、今回GGG本部にいなかったため無事。護からの情報をもとに、ボルフォッグが彼とともにGGG本部に突入し、システムの奪還を図ります。Aパート後半のシーンでは、ボルフォッグの活躍が目立つ形に。ボルフォッグのGGG内での立ち位置を生かした、面白い活躍のさせ方であると感じました。確かに、こういうことはボルフォッグが適任だし、彼しかできないもんなぁ。ボルフォッグは多次元諜報潜水艦に到達しますが、ボルフォッグの侵入を察知していた犬吠崎が先回りし、潜水艦のシステムに侵入。しかし、そこには猿頭寺が作ったセキュリティプログラムが組み込まれており、それにより返り討ちに遭います。猿頭寺は乗っ取られたビッグオーダールームにいたためほとんど何もできませんでしたが、ボルフォッグの活躍をただ1人信じ続けていたのが印象的。彼はボルフォッグなどの管理責任者でもありますし、ボルフォッグに信頼を寄せていたんだろうなぁ。


セキュリティプログラムにより瀕死の重傷を負った犬吠崎は、あろうことか格納庫内にあったガオガイガーようのGGG予備パーツと融合してゾンダーロボ化。GGG本部を破壊しようとしますが、ビッグボルフォッグによりハッチから海上へと連れ出されます。復活した凱はガオガイガーで出撃しようとしますが、先ほどシステムを乗っ取られた関係で、ガオガイガーの合体プログラムは使用不可。激・獅子王博士・ウッシーの協力を得て、マニュアル操作でのファイナルフュージョンに挑みます。ガオガイガー用のGGG予備パーツと融合した、ゾンダー化した犬吠崎。そのせいか、今回登場したゾンダーロボは、ガオガイガーに酷似したデザインになっていました。後述するガオガイガーとゾンダーロボの対決も、本物VS偽物のような構図になっていて興奮させられましたね。さて、ガオガイガーで出撃しようとする凱でしたが、合体プログラムが使用不可。もはやこれまでかと思われましたが、激たちの協力でマニュアル操作によるファイナルフュージョンを敢行することに。成功率の低さに承認を悩む大河長官でしたが、凱たちの強い要望に応え、それを承認します。マニュアル操作時のファイナルフュージョン成功確率は、31.2%。猿頭寺たちのオペレーションがあれば60%まで上昇するという状態。これに対し激たちは、「1人が10%ずつ勇気で補えば100%だ!」と発言し、それが大河長官の心を動かします。大河長官、31.2%の成功確率でスゲェファイナルフュージョンの承認出すの悩んでたけど、第2話では成功確率30%って中でノリノリでファイナルフュージョン承認してたんだよなぁ…。


ファイナルフュージョンに成功したガオガイガーは、ゾンダーロボと対峙。性能や技までほぼ同じの敵に対して苦戦するガオガイガーでしたが、必殺技ヘル・アンド・ヘブンで、さらに力で押し切って勝利。護によって犬吠崎は浄解されましたが、ガオガイガーはその直後起動停止。凱とも連絡が取れなくなってしまうのでした。本物VS偽物の対決、ガオガイガーVSゾンダーロボ!両社技もその威力も互角化と思われましたが、ガオガイガーがGストーンのパワーにより力を振り絞り、ゾンダーロボに勝利しました。この戦闘シーンにおける、猿頭寺の「偽物にはなくて、本物にはあるもの。それは、勇者の証だ!」という発言も、この戦いを盛り上げてくれていましたね。まさか、猿頭寺がこんなアツいことを言うとはなぁ。何とか勝利したガオガイガーでしたが、護が浄解を終えた後、突然その機能を停止してしまいます。一体凱の身に何があったのか!?その答えは、次回へ持ち越しとなりました。

 

 

 

Number.16「正午の悪魔」

1997年5月17日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI-16/堀口五浪と80cm列車砲グスタフ
これが勝利の鍵だ!:ディバイディングドライバー輸送貨車

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「氷竜と炎竜の借りを返すぜ!最後に勝つのは、俺たちだぁ!!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ガオガイガーの中で力尽きてしまった凱。その理由は、ヘル・アンド・ヘブンの過度の使用によるものだった。同じ頃、都内の有名大学・予備校が謎の爆発とともに消失する事件が発生。その犯人は、なんと超ド級砲台と融合したゾンダーだった!次なるターゲットを予測したGGGは、超竜神を現場に向かわせ、なんとか防衛に成功。しかし、氷竜・炎竜は深く傷ついてしまった。ついにゾンダーロボの本拠地を捉えたGGGは、ガオーマシンを出動させる。このゾンダーロボに、ガオガイガーは勝てるのか!?


正午頃に特定のターゲットを狙い撃ちしてくるという、これまた特殊なゾンダーロボが出現するお話。詳しくは描かれていませんが、大学のキャンパス等がまるごと吹っ飛んでいるので、『ガオガイガー』の中でも特に被害が出たお話だといえるでしょう。そして、今回は諸事情によりヘル・アンド・ヘブンを使用せずに勝利。ゴルディオンハンマーの登場まで、あと少しですね。


前回の戦闘後、ガオガイガーの中で音信不通となり、倒れてしまった凱。それは、ヘル・アンド・ヘブンの影響により身体にダメージが蓄積していたからでした。同じ頃都内では、毎日正午頃に有名大学のキャンパスや予備校が消し飛ぶという異常な事件が発生。その原因となったのはポロネズが生み出したゾンダーでしたが、GGGはゾンダーが融合したとされる兵器の威力に戦慄するのでした。ヘル・アンド・ヘブンはゾンダーの核を抜き出す=ゾンダー化された人間を救うために必要な技ですが、放つたびに凱の身体にかなりの負担をかける、決して多用ができない技。凱はそれを短期間のうちに何回も繰り出したため、とうとう身体にガタが来てしまっていたのでした。凱の身体のためにも、何か対策が必要なのは明らか。これが新アイテムの開発につながるというワケか…。凱がそんな状態の中で、新たなゾンダーロボが出現。今回のゾンダーロボは、浪人生と第二次世界大戦中に開発された列車砲グスタフが合体したもの。80cm口径の砲弾の威力はすさまじく、一発で都内の大学のキャンパスを吹き飛ばしてしまうほどでした。80cmグスタフ砲の解説シーンでは、ウッシーのミリオタ要素が全開。ガオガイガーですら、まともに食らったらひとたまりもない砲弾。ゾンダーはまた厄介なものと融合したなぁ。


ゾンダーが都内の有名大学を狙っていることを予測した大河長官は、次のターゲットが東京大学になると考え、さらに砲弾を超竜神イレイザーヘッドで威力を無効化する作戦を提案。彼の読みは的中し、東京大学に向けられた一発目の砲弾は見事無効化に成功。しかしその直後2発目の砲弾が飛来。イレイザーヘッドを使い切ってしまった超竜神は、自身のミラーシールドでなんとか砲弾を防ぎきりますが…。次のターゲットにされた東京大学では、その日バレエの大会が開催予定。華ちゃんの活躍を見るために、護たちもその場にいました。竜神が奮闘してくれたからよかったものの、もしダメだったら護も死んでたってことだよなぁ。それにしても、都内の大学が狙われてるって言われてるのに、わざわざ正午にこうしたイベントを開く東大も東大だな…。超竜神は1発目の弾丸をイレイザーヘッドで防ぎ切りますが、GGGの想定より早く2発目が飛来。ギリギリの判断を迫られた超竜神は、胸部のミラーシールドを取り外して、2発目を何とか防ぎます。後者の倒壊は防いだものの、地面には砲弾の衝撃波でえぐられたような跡が。果たして、超竜神の生死は!?


激たちによって救出された氷竜・炎竜。しかし彼らは大ダメージを食らっており、しばらく出動ができなくなってしまいます。当然、次の砲弾発射予定時刻には彼らの修理が間に合わず、次なる対応策を迫られるGGG。そこに現れたのは、戦線復帰した凱でした。彼はボルフォッグによってゾンダーロボの位置が特定されたことを利用し、勝負に出ます。木っ端微塵には吹き飛ばず、何とか生存していた氷竜・炎竜。しかし、彼らのそれぞれ左腕や右腕が吹き飛んでおり、かつてないくらいのダメージを受けていました。氷竜・炎竜がそれでもこれだけのダメージで済んだのは、砲弾をギリギリまでミラーシールドで防ぎ、ミラーシールドが大破したと同時に分離して直撃を防いだため。分離してなかったら、砲弾とともに爆死してたってことか…。氷竜・炎竜に起こったことを知り、まだ完全に身体が治っていないにも関わらず戦線復帰した凱。彼が打ち出した作戦は、ガオーマシンでゾンダーロボに近づき、砲弾発射直前にファイナルフュージョンしてガオガイガーとなり、一気に勝負をかけるというものでした。ガオガイガーになって行かないのは、ゾンダーロボに自分たちの行動を悟られないようにするため。各ガオーマシンはそれぞれ別ルートからゾンダーロボのもとへ向かいますが、ここで描かれる一般人の反応が面白いです。


12時まであと少しというところで、ゾンダーロボの目の前でファイナルフュージョンしたガオガイガー。しかしゾンダーロボは驚異の変形機構を持っており、その銃口ガオガイガーへ向けてきます。拘束されて動けなくなったガオガイガーは、ディバイディングドライバーでその砲弾を無効化。さらにブロウクンマグナムで砲台を破壊し、砲弾を発射できないようにします。砲台を破壊されたことで砲弾が発射できなくなり、自爆してしまうゾンダーロボ。ガオガイガーは、両腕を失っていたため、ヘル・アンド・ヘブンが放てませんでした。さて、ゾンダーロボの核はどうなってしまったのか―!?ガオガイガーの想定以上に、ゾンダーロボは柔軟な動きを披露。すぐに砲台をガオガイガーに向け、砲弾を発射します。変形した線路に拘束されたガオガイガーはもはやこれまでかと思われましたが、凱はとっさの判断でディバイディングドライバーの発射を指示。ガオガイガーに合体させたのち、目の前で空間を湾曲し、砲弾の威力をほぼ無効化するのでした。今回もディバイディングドライバーの使い方が特殊。確かにディバイディングドライバーは純粋な武装ではありませんが、使い勝手の良さなら今のところ『ガオガイガー』の中でトップクラスと言えるんじゃないかな?その後ブロウクンマグナムでゾンダーロボを破壊するガオガイガーでしたが、両腕を失っているためヘル・アンド・ヘブンが使用不可能。代わりにゾンダーの核を守り抜いたのは、ビッグボルフォッグでした。ビッグボルフォッグが居なければ危なかったなぁ。今回は、各勇者ロボ(サブロボ)たちの活躍が目立つお話でもありましたね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第17話から第19話をご紹介予定です。来週もこのブログで、ファイナルフュージョン承認!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年放送の勇者王ガオガイガー』使用曲「ボルフォッグ~三身一体」です。

 

ボルフォッグおよびビッグボルフォッグの活躍シーンにおいて使用されていたBGM。GGG諜報部所属で隠密行動の多い彼ですが、そのBGMはそれとは反対にある程度明るい印象を受ける曲調になっています。

 

ボルフォッグは勇者ロボの中では落ち着いた性格をしているキャラですが、決めるところではしっかり決め、そしてアツくなるところが“勇者”らしさを感じさせてくれます。今後他の勇者ロボが登場する中でも彼が埋没することはないですし、本当に魅力的なキャラをしていると感じますね、ボルフォッグは。

 

 

 

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