今回は、東京都中野区にある中野ブロードウェイに関する記事です。
「そういえば、行ったことないので行ってみよう」と思い立ち、この前の日曜日(6月23日)に初訪問。中野区あたり自体行ったことがなかったので、これが中野区初訪問という形になりました。
本来の目的は閉店が告知されていた老舗玩具店「おもちゃのポニー」を覗くことでしたが、「6月末日閉店」という告知があったのにも関わらず、6月23日時点でもうシャッターが閉まってたので結局見れませんでした。残念だったけど、まあ仕方ないかぁ。
中野ブロードウェイの歴史については、様々なところで語られているので割愛。築50年以上経過している形になりますが、中の設備自体は割と更新されたり丁寧に掃除されたりしていたので、パッと見はそこまで古さを感じさせず、建物自体が大事に使われているのだなという印象を受けました。でも、やっぱり天井の低さやエレベーターの型の古さ、そしてところどころに見られる装飾等が、この建物が1960年代前後に建てられたのだなということを感じさせてくれます。
そんな中野ブロードウェイの構造は、地下1階から3階までが店舗棟(4階は医療機関)で、5階より上がマンション。店舗棟部分にはまんだらけのようなオタク向けショップを中心に、食料品店や時計店など、様々なお店がびっしりと入居しています。1階の入口すぐそばの超激狭スペースでもまんだらけの分店が営業していたのには、さすがにビビったぞ…(これも有名っちゃあ有名ですけど)。
そして、ここが秋葉原や日本橋にある他のサブカルスポットと一線を画す点は、この建物自体が一種の街を形成しているという点。1つのビルに大小さまざまなオタク向けショップが入っているというのはいろんなところにありますが、中野ブロードウェイのような「ワンフロアにいくつもの店舗がごちゃ混ぜに密集」しており、かつ「これほどまでに様々な人々が集まってる」という場所は、あんまり見たことがないですね。日本でもここだけくらいじゃないでしょうか。いろんな人がこの中野ブロードウェイという建物に惹かれる理由、なんとなくわかった気がしました。
日本におけるサブカル関連のスポットとして、確固たる地位を築いている中野ブロードウェイ。この中には「墓場の画廊」なども入居しているので、今後も何度か訪れることがありそうです。
大事に使われている当建物ですが、それでもやっぱり古さは感じちゃいますね。耐震性の問題もあるから、耐震補強かいっそ建て替えちゃった方がいいんじゃないか…なんて思っちゃったけど、そう単純に行くような話じゃないんだろうなぁ。
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