お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダージオウ』EP40 ちょっとした感想

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仏壇マンショングランドジオウ

 

 

 

祝え!…いや、もはや言葉は不要。この瞬間を味わうがいい!!『電王』編後編となる今回の『仮面ライダージオウ』は、いよいよ本当のグランドジオウデビュー回。グランドジオウの圧倒的すぎる力が披露されたと同時に、電王側もクライマックスフォームで応戦。戦闘シーン重視の展開になっていましたね。

 

「『電王』のキャラが客演すると、もうその作品が『電王』色になる」というのは以前指摘した通りですが、今回のお話はノリ的にもう『ジオウ』よりかは『電王』という感じでした。でも、ここまで好き放題やってくれちゃうと…逆にいい感じな気がしますね。

 

 

 

前回、モモタロスから電王ライドウォッチを入手したソウゴ。ところが侑斗が茶々を入れてきたせいで、モモタロスは前言撤回してしまい、誕生しかけていたグランドジオウライドウォッチは消失してしまいます。その後、侑斗の手でタクヤが2017年5月11日に飛んだことを知ったゲイツは、彼の言いつけを無視してウォズとモモタロスとともにその時間へ急行。アナザー電王とモールイマジンを発見した彼らは、それぞれゲイツリバイブとウォズギンガファイナリーに変身して戦います。タクヤが飛んだ2017年5月11日。それは彼の姉でありのユキヒロの恋人であるサユリの命日でした。モールイマジンが現れる描写は、デカデカと「2017年5月11日」の字幕が出た後に、ユキヒロから砂がこぼれ落ちてモールイマジンが現れる構成になっており、完全に『電王』を意識したシーンになっていましたね。そんなモールイマジンは、到着後すぐに行動を開始。アナザー電王も現れ事態はややこしくなっていきますが、これに立ち向かうのがゲイツモモタロスが憑依したウォズでした。モモタロスは民間人からビビられたことで、再びゲイツに憑依しようとしますが、ブロックされて代わりにウォズに憑依。そのまま病院内に突入し、本を投げ捨てながらギンガファイナリーへと変身し、攻撃を叩き込んでいきます。病院の廊下でモールイマジンを発見し、決め台詞を言いながら本を投げ捨てて走りながら変身するさまは、まさにモモタロスって感じ。「ウォズにとってあの本は大事だから捨てちゃダメだろ」って思ったけど、モモタロスっていっつもソードフォームの必殺技の時に大事なライダーパス投げてたから、彼のクセかなんかなんだろうなぁ…。

 

ゲイツリバイブはアナザー電王と激戦を繰り広げますが、そこへデンライナーを強奪したモールイマジンが介入してきたことで、取り逃がしてしまうことに。その後遅れて到着したソウゴは、過去(2017年5月11日)のタクヤにユキヒロの真意を語ります。彼から未来(2019年現在)の自分を止めてほしいと頼まれたソウゴは、ついに譲り受けた電王ライドウォッチを片手にアナザー電王の前に対峙。再びグランドジオウライドウォッチが出現し、ソウゴは仮面ライダーグランドジオウへと変身を遂げます!サユリの病状が悪化していたのを知って、わざわざ彼女を連れだしたユキヒロ。その理由は、彼は彼女自身が余命いくばくもないことを知らされていたため、彼女の思い出の場所に連れて行ってやろうとしていたためでした。あえてそのことをタクヤに打ち明けなかったのは、わざと彼に“恨む相手”を作るため。ユキヒロ、なかなかいいヤツじゃないか…。ここまで後編で彼をいい感じのキャラに描くのなら、前編でももうちょっと活躍の場があってもよかったかもしれませんね。そのユキヒロの真意を伝え、2017年のタクヤの説得に成功したソウゴ。彼はその姿を見たデネブ経由で侑斗から部分的に認められ、モモタロスより電王ライドウォッチを再び手渡されることになるのでした。デネブからソウゴの様子を聞かされた時は「安易に信用するな!」と言っていたのに、その数分後、彼に再び出会った際は(完全に認めていないとはいえ)「電王ライドウォッチを渡してやれ」と促す侑斗。この後のソウゴのタクヤ説得シーンを見ていたからとはいえ、急に方針転換しすぎじゃな~い?

 

グランドジオウとなってソウゴは、歴代ライダーの力を次々に召喚してアナザー電王に応戦。必殺技級の技のラッシュを浴びたアナザー電王はかなり劣勢になり、最終的にオールトゥエンティタイムブレークで完全撃破されます。残るモールイマジンは、グランドジオウが召喚した電王をベースにモモタロスたちが憑依・変身した電王クライマックスフォームと、ゼロノスアルタイルフォームらによって撃破されるのでした。後半の展開はひたすら戦闘&戦闘。まずはグランドジオウ側の圧倒的なパワーが描かれることになりました。グランドジオウは歴代ライダーの武器を召喚できることはもちろん、必殺技を繰り出す際はそのライダーごと召喚することが可能。おまけに必殺技の連続発射やポーズ(時間停止)状態にすることも可能であり、アナザー電王はオーバーキルじゃないかと思っちゃうくらいの技という技を食らって倒されます。グランドジオウ変身時や必殺技「」発動時は、歴代ライダーの変身音がBGMとして流れる形になっており、この演出はかなり嬉しかったですね。それにしても、歴代ライダーの必殺技のチョイスが、ところどころ変わってた気がするなぁ。よくブラストペガサス(ゴウラムからの発射仕様)やガタキリバキックを使おうと思ったな…。このようなグランドジオウの活躍の次に描かれたのが、電王側のライダーたちの活躍。モモタロスたちはライドウォッチを渡したことで変身能力を失っていましたが、グランドジオウが召喚した電王に憑依する形でムリヤリクライマックスフォームに変身。さらにゼロノスも負けじとアルタイルフォームへと変身し、2人そろってモールイマジンたちを全滅させるのでした。クライマックスフォームの騒がしくてドタバタした戦い方は健在。ああ、『電王』を彷彿させる描写だなぁ。

 

 

 

突然、オーマジオウと再び対峙することになったグランドジオウ。この戦いの行方は?そして、パワーアップして再び現れたアナザージオウは、いったいどんな罠を仕掛けてきたというのか!?

 

次回、アナザージオウがアナザージオウⅡとなって再登場!ゲイツたちがアナザージオウⅡ側についていることや、次回予告時のオーマジオウのセリフから、何者かによって歴史が改変された可能性が高いですね。さあ、その犯人はいったい…誰だ!?

 

 

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第14話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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