お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『太陽の勇者ファイバード』ちょっとした感想 Sunrise.13(第37~39話)

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今回は、太陽の勇者ファイバード』の感想記事第13回目です。

 

物語も第3クール終盤となり、そろそろ最終決戦への展開も出てきそうな頃。今回ご紹介の3話は、そんな最終決戦直前の、最後ともいうべき通常回が連続する形になっています。次回以降紹介の話でも単発回はいくつかあるけど、登場人物の新たな気づき等に関わる要素を持っているお話もあるし、純粋な1話完結のお話も少なくなってくるんだよね…。

 

 

 

 

 

 

第37話「幽霊船の秘密」

1991年10月19日放送
登場した敵他:アノメラス(メカ獣)

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「汚名を晴らすために、私たちを助けてくれたのね。」


STORY:バミューダ海域で、船が襲われる事件が頻発。救助された船員たちの話から、幽霊船の仕業と噂されていた。調査に向かった勇太郎たちは、その海域で実際に幽霊船と思しき沈没船を発見。それと同じ頃、天野博士たちが幽霊船に襲われた!メカ獣に拘束されてしまうバロンチーム、何とか脱出しようとする博士たち。ピンチの彼らを救ったのは…、なんと幽霊船だった!?果たして、この幽霊船騒動の秘密とは?


幽霊船騒動に見せかけた、ドライアスたちのある作戦に関するお話。第33話をベースにしたストーリー展開がなされており、その話で登場したメカや要素などが再登場しています。なんか第33話以降オカルトっぽかったりホラー系だったりという話が続くけど、偶然なのかなぁ?


バミューダ海域で、航行する船舶が沈没する事件が頻発。救助された船員たちはみな「幽霊船を見た」と証言しており、これが一躍世間の話題となります。モモコたち取材班が調査隊に同行する一方、勇太郎たちは博士と二手に分かれ、独自ルートでその幽霊船の捜索を開始します。飛行機や船が消えることで有名な、バミューダ海域=バミューダ・トライアングル。私が子供の頃だった1990年代では、オカルト番組などで頻繁に聞く名称でしたが、今ではすっかり聞かなくなりましたね。今回その名前が登場して、なんだかとても懐かしい気分になりました。そこで起こった幽霊船騒動を本気で幽霊の仕業ではないかと感じていた博士は、サンダージェットに乗り勇太郎たちとともに出動。途中勇太郎たちはバロンチームとともに海底に潜り、博士たちは海上からイタコメカを使って幽霊船捜索を始めます。偶然、昔買った古本に挟まっていたというバミューダ海域の宝の地図を持っていた博士。でたらめだと思っていたその地図の指し示す位置が、今回の騒動の位置と似ていたため、彼は幽霊船の調査捜索に乗り出します。ここで面白いのが、博士の使っているメカニック。第33話でも登場したイタコメカが再登場した他、博士が常用しているクラシックカーがボート型に変形し、海上をすべるように航行します。普段使いの車にも、こんな改造施してたのか…。


博士たちがモモコたち調査団と合流していた頃、勇太郎とケンタはバロンチームとともにバミューダ海域の海底へ。そこで本物の沈没船を発見します。沈没船内の人骨や深海魚にケンタがビビりまくる一方で、勇太郎は沈没船の船長と思しき人物の幽霊と会話。そこで彼は、ある真実を知ることになります。海のど真ん中で漂流していると勘違いされ、救助されてしまう博士たち。そりゃあ、車が海に浮かんでたらおかしいと思われるに決まってるよなぁ…。一方、アクアバロンで海中を航行していた勇太郎とケンタは、ロードバロンが立ち往生してしまった付近で本物の沈没船を発見。勇気を出して潜入します。沈没船は長い間海の中に沈んでいたようで、既に深海魚のねぐらに。チョウチンアンコウなど見慣れない深海魚や、驚いた拍子で壁にぶつかったとたん大量の頭蓋骨が落ちてきたことなどで、すっかりケンタはビビり気味になってしまいます。そんなケンタとは反対に、生き生きしているのが勇太郎。ウキウキで船内を探索し、沈没船の船長と思しき骸骨も発見。しかもそれには船長の魂が取り付いていたようで、彼と話したことで勇太郎はこの幽霊船騒動の真実を知ります。この沈没船の船長の名は、キャプテン・モーガン。彼は昨今の幽霊船騒動は何者かによるでっち上げであり、自分たちの無実を証明してほしいと主張していました。とうとうイタコメカを使わなくても幽霊と交信してしまった勇太郎。エネルギー生命体って、やっぱり幽霊と似たような存在なのか?


博士やモモコたちが乗る調査船が、突然濃霧に遭遇。その中から現れたのは、噂の幽霊船でした。船が沈み始める中、博士たちは幽霊船の正体を突き止めるべく車で幽霊船に飛び乗って突入。そこで彼らが目にしたのは、幽霊船騒動の犯人たちでした。彼らを追い詰めたかに見えた博士たちでしたが、逆に音信不通だったバロンチームを人質に取られて窮地に立たされます。博士たちが見た幽霊船騒動の犯人。それはゾルとその配下のテシターたちでした。いつもは人間たちを恐怖に陥れたり、地球を支配してやろうと考えてたりしているドライアスたちですが、今回の目的はメカ獣の材料集め。どうやら度重なる作戦の失敗により資金難に陥り、ついにはメカ獣製作のための材料にも窮するようになり、船をその材料にしようと企んでいました。材料に窮している割には、今回登場のメカ獣は歴代メカ獣の中でもトップクラスの大きさ。うーん、その材料を別のメカ獣に回した方が良かったのでは?メカ獣はその巨体を生かし、タコのような足を延ばしてバロンチームを拘束。救出に駆け付けた勇太郎たちの乗るアクアバロンまでをも拘束してしまいます。これだけ強いのに、やってることがメカ獣の材料集めって…なんだかなぁ。


勇太郎はグランバードに合体してバロンチームを救出しますが、メカ獣により跳ね飛ばされた博士たちを救うのに苦戦。大ピンチの博士たちを救ったのは、キャプテン・モーガンの沈没船でした。沈没船のおかげでメカ獣を倒すチャンスができたグランバードは、グレートファイバードに合体してメカ獣を撃破。しかし沈没船はメカ獣の攻撃を受け真っ二つになり、沈没船は大量の財宝とともに沈んでいくのでした。博士たちのピンチを救ったのは、中盤登場したあの沈没船。なぜこの沈没船が急に浮上してきたのかはわかりませんが、沈没船自体がキャプテン・モーガンの骸骨にもあったようなオーラに包まれていたことから、おそらく勇太郎たちの危機を知って彼らを救うためだったのでしょう。メカ獣はグレートファイバードによってわりとすんなり倒されますが、沈没船は博士たちをかばったような形になって大破。中にあった財宝を散らばらせながら沈んでいくのでした。結局、博士が持っていた宝の地図は本当だったというオチ。あの宝の地図を残したのは、いったい誰だったんだろう?

 

 

 

第38話「チャンプと巨大ゴリラ」

1991年10月26日放送
登場した敵他:巨大ゴリラ

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「我々はドライアスの手から、この地球の命を守りに来たんじゃないか!」


STORY:東京湾から浮上してきた巨大な影。それは何と、Dr.ジャンゴの手によって異常なまでに巨大化させられたゴリラだった。警察とともに出動したガードチームは、勇太郎とともに何とか巨大ゴリラを鎮めることに成功。チャンプもその巨大ゴリラと仲良くなるが、そこに再びジャンゴの魔の手が迫る!再び暴走を始める巨大ゴリラ。ゴリラの命を取るか?それとも町の平和を取るか?ファイバードの決断とは―!


突然海から上陸してきた巨大ゴリラをめぐるお話。ケンタたち登場人物と巨大ゴリラのふれあいの時間がとられる一方で、考え方によっては今までで一番狡猾なやり方でファイバードたちを攻めようとするジャンゴの姿も描写されます。それにしても、全体的な内容としては「勇太郎と巨大ゴリラ」って感じの内容だったなぁ。


勇太郎に興味を持つ国枝美子は、日々彼のことを研究。その中で、彼が動物たちと会話する能力があることを知ります。そんな勇太郎が夕方時代劇の再放送に熱中していると、突然「東京湾から巨大ゴリラが上陸した」というニュース速報が。先行して、佐津田刑事とともにガードスターが現場に駆け付けますが…。前回の勇太郎が幽霊と会話したという事象から、ますます勇太郎のことについて興味を持った美子。彼女は勇太郎が当然のように動物と会話していることに驚きますが、天野博士の助言から、それが勇太郎から発せられているプラスエネルギーの影響だと知ります。ドライアスたちがマイナスエネルギーを持っているのに対し、勇太郎たちが持っているのがプラスエネルギー。これこそが、勇太郎を幽霊や動物たちと会話できるようにしている要因のようです。でも、あとの描写を見るに、同じエネルギー生命体でもガードチームの一部は動物と会話できてないんだよなぁ。全エネルギー生命体がプラスorマイナスエネルギーを持っているわけではないということなのでしょうか。その後の同じ日の夕方、時代劇の再放送に熱中する勇太郎のもとに飛び込んできたのが、東京湾から巨大ゴリラが上陸したというニュース。この巨大ゴリラを生み出した犯人は、やはりドライアスたちでした。今回の計画の首謀者はジャンゴ。今までメカ獣の開発に注力してきた彼ですが、とうとう生体実験にまで手を出し始めたようです。そう、あえて生物を使ったのも、彼の作戦で…。


巨大ゴリラに立ち向かうガードチームでしたが、そのゴリラが実際の生物だとわかって対応を変更。遅れて駆け付けた勇太郎の指示のもと、巨大ゴリラを落ち着かせようとします。何とか落ち着かせることに成功した勇太郎たちは、じょじょにこの巨大ゴリラと仲良くなっていきます。ドライアスの作ったメカ獣だと思い込み、発砲してしまったガードスター。巨大ゴリラから鮮血が流れ出したことで、巨大ゴリラが本当に生物であると認識します。ガードレスキューはガードスターが発砲する直前に巨大ゴリラが生物であると気づいたようですが、残念ながら間に合わず。ガードスターも思い込まずにちゃんと感知していれば…。巨大ゴリラは痛みのせいで暴れ始めるも、ガードチームの頑張りと勇太郎のオカリナの音色により鎮静化。落ち着きを取り戻し、勇太郎やチャンプと仲良くなっていきます。もともとこのゴリラも穏やかな性格のようで、勇太郎やチャンプとはすぐ友だちに。それどころか、自分に銃を向けた佐津田刑事にすら好意を示します。勇太郎曰くこのゴリラは「ジャングルのお口から無理やり連れてこられて、故郷に帰りたがっている」らしいですが、その割にはえらく人懐っこいなぁ。ほほえましくていいシーンですけどね。


巨大ゴリラが沈静化したことに怒ったジャンゴは、コントロール装置を上空から投下して巨大ゴリラに装着。すると巨大ゴリラはさらに巨大化し、勇太郎の言うことも聞かなくなり暴れ出してしまいます。ガードチームはスーパーガーディオンに、勇太郎は武装合体ファイバードになって食い止めにかかり、ジャンゴの乗っていたメカは破壊しますが…。宇宙警備隊が地球の生物を殺せないことに目をつけたジャンゴは、ゴリラを利用して暴れさせて、宇宙警備隊が手出しできない状態で街を破壊することを画策。今までの作戦の中では規模はそれほど大きくないですが(それでも甚大な被害は出ていますが)、そうやって宇宙警備隊の弱みに着目し生態兵器を差し向けてくるとは、今までの中で最も狡猾なやり方であるといえるでしょう。ジャンゴの思惑通り、勇太郎たちはなかなか手が出せず、武装合体ファイバードやスーパーガーディオンになってもただ押さえつけるだけ。コントロール装置のコントロール元であるジャンゴの乗るメカを叩こうとするスーパーガーディオンでしたが、たとえジャンゴのメカを破壊してもコントロール装置は解除されない仕組みになっていました。うーん、今回のジャンゴのやり方はいつもより狡猾なうえに上手いなぁ。ちなみに、この巨大ゴリラの暴れるシーンで、勇太郎のオカリナは破壊されてしまいます。


やむを得ず倒そうとはやるスーパーガーディオンに対し、それを制止する武装合体ファイバード。彼はフレイムソードを引き抜き、コントロール装置だけを切断する作戦を敢行。なんとかそれは成功し、巨大ゴリラは正気を取り戻します。その後、巨大ゴリラは天野博士の手で順次元の姿へと大きさが近づけられていくのでした。巨大ゴリラを倒そうとするスーパーガーディオンに対し、「彼を倒したら我々の負けだ」と語る武装合体ファイバード。もともとドライアスの手から地球を守りに来た彼らにとって、やむを得ない事情があったとしても、その巨大ゴリラを倒すこと=地球の命を殺すこと。それは使命を破ること≒ドライアスたちへの敗北を意味することであり、彼らにとっては絶対にできないことだったんですね。こういったお話でファイバードたちの使命について考えさせられることになろうとは、思っても見ませんでしたね。結果、武装合体ファイバードがとった行動は、フレイムソードによるコントロール装置の破壊。いつものBGMが途中で止まって無音の時間ができるなど、ドキドキさせられるシーンもありましたが、結果としては武装合体ファイバードの作戦は成功。巨大ゴリラはジャンゴから解放されるのでした。ジャンゴから解放された巨大ゴリラは、天野博士の手により順次小さくされることに。一気に元のサイズに戻さないのは「サイズが急激に変わるとゴリラが苦しむ」から。なるほど、一理ありますね。

 

 

 

第39話「勇太郎の授業参観」

1991年11月16日放送
登場した敵他:インペアラー(メカ獣)

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「親子は離れていても、心はつながっているんですね。」


STORY:明日に迫ったケンタたちの授業参観日。ところが、ハルカの親代わりである天野博士はなぜか行きたくなさげで、代わりに勇太郎が授業参観に出席することに。張り切って学校に向かう勇太郎だったが、教室を間違えるわ授業に入り込むわで迷惑をかけてしまう。そんな時に、Dr.ジャンゴによる恐怖の作戦が始まった!ケンタたちの命と引き換えに、金塊を要求するジャンゴ。この横暴を絶対に許すな!そして、勇太郎の授業参観の結末は?


勇太郎がケンタたちの小学校を訪れ、そこで珍騒動を巻き起こす…なんてギャグ回ノリのお話かと思ったら、ジャンゴが子供たちを人質に取るという卑劣な作戦と、そのタイムリミットまでに事件を解決できるかという緊迫感が主になっていたお話。ジャンゴもこの時期になると焦ってきたのか、ズルい作戦が増えてきたような気がしますね。


明日はケンタの小学校の授業参観日。ケンタの家は母親が行き、ハルカには天野博士がついてくる予定でしたが、当の博士はなんだか気乗りしない様子。代わりに行くと言い出した勇太郎は張り切り、やがて参観日当日の朝を迎えます。その頃、Dr.ジャンゴはメカ獣を作るための資金作りの作戦を考案していました。孫娘の授業参観だというのに、なぜか行きたがらない博士。どうやら小学校という場所にトラウマかよくない思い出があるようです。彼の話ぶりから察するに、小学校の頃は成績もあまりよくなくて、皆からバカにされてたってことかなぁ。そんな博士の代わりに授業参観に行くことになった勇太郎は、授業参観ということそのものに興味を持って大張り切り。翌朝、ハルカの学校に向かうべく身支度を始めますが…。授業参観に行くことに積極的なのはいいのですが、勇太郎が用意し始めたのはランドセル。いやいや、保護者としていくんだからランドセル背負う必要はないよ…。勇太郎たちが大盛り上がりしている頃、度重なる計画の失敗により資金難に直面していたのはDr.ジャンゴ。彼はこの状況を打開する作戦を思いついたと言い出しますが、シュラとゾルは興味なさそうに彼の前から離れていってしまいます。ジャンゴの発言によると、どうやらドライアス側は今深刻な資金不足に陥っているとのこと。逆に今まで、どこから資金を捻出してたんだろう?あっ、もしかして…。


ニコニコ笑顔でケンタたちの小学校にやってきた勇太郎。算数の授業や体育の授業を見学しますが、クラスを間違えていたのでハルカの姿を見つけられずじまい。校長先生に連れられてようやくケンタたちのクラスにたどり着きますが、そこではテレビから発せられた謎の超音波によりケンタたち生徒が硬直してしまっていました。そして、ジャンゴから発せられる要求とは…。算数の授業では「2+3=?」を元気よく答え、体育の授業では生徒たちに交じって跳び箱をとんでみせる勇太郎。ヒーロー番組でヒーローが授業参観に来て変わったことをしてしまうというのは、のちの『星獣戦隊ギンガマン』などでもみられる光景ですが、今回の場合は「そもそも見にきてる授業が違う」という形になっており、これが余計に笑いを誘います。勇太郎、授業参観に来る前にハルカとかから教室の位置を教えてもらわなかったのか…。校長先生からハルカの話を聞きつつようやく教室にたどり着いた勇太郎でしたが、そこで彼が目にしたのは、テレビから発せられた謎の超音波により、身体が硬直してしまったケンタたちの姿でした。これこそジャンゴの今回の作戦。彼は小学生たちを自身の発明を利用して硬直させ、実質的な人質として利用し、政府から金塊を奪おうとしていました。ここ最近卑劣さを増すジャンゴの作戦。でも、言うほど「金塊を手に入れる素晴らしい作戦」か?


ジャンゴの発言通り、どんどん脈拍が落ち危険な状態になっていくケンタたち。博士と国枝美子も駆け付けますが、事態を打開することができません。一方の勇太郎は、ジャンゴが指定した政府との取引場所に先回り。ところがジャンゴは約束を守らず、金塊輸送に当たっていた佐津田刑事を道中で襲い、その金塊を強奪しようとします。これに対し、勇太郎はファイバードとなってガードスターとともにジャンゴとそのメカ獣に立ち向かいますが、攻撃を食らって身動きが取れない状態に…。ジャンゴの超音波により全国の小学生を人質に取られた格好になった政府は、ジャンゴの要求をのむことに決定。しかし彼の要求の20分の1しか用意できず、その護衛と輸送に佐津田刑事が当たることになります。後半のシーンでは佐津田刑事の活躍シーンが増えますが、そこからわかるのが彼の警察官としての新たな一面。いつもは敵に対しては強気に出る彼ですが、今回は自分の命と引き換えにしてもいいから子供たちを助けてほしいと懇願。さらにはファイバードたちがメカ獣を攻撃しようとするのもやめるように言い、何とかジャンゴに子供たちを解放してもらおうと模索します。イヤミったらしい面もある佐津田刑事ですが、やっぱり彼のベースとなっているのはその職務に対するマジメさ。佐津田刑事がジャンゴ相手にここまでするとはなぁ。すぐ拳銃ぶっ放すのかと思っちゃったよ!


攻撃を食らって動けないうえに、超音波により佐津田刑事までをも硬直させられてしまったファイバードたち。もはやここまでかと思われましたが、ファイバードはファイヤーシャトルとブレスタージェットを召喚。ブレスタージェットの力でジャンゴの攻撃を打ち破り、ジェット合体グランバード→グレートファイバードへと合体してメカ獣に勝利します。戦い終わって、急いで小学校に戻る勇太郎。果たして彼は授業参観に間に合うのか!?ジャンゴから食らったコーティング剤攻撃を振り払うために、ファイヤーシャトルとブレスタージェットを召喚するファイバード。ここまではいいのですが、その後なぜかいったんジェット合体グランバードに合体してメカ獣から金塊を吐き出させ、グレートファイバードへと合体して撃破するという、ちょいと回りくどいことをやっています。ファイバードからそのまんまグレートファイバードに合体したほうが効率的じゃん…と思いましたが、ここはグランバードの活躍も見せておこうという大人の事情ですかね。メカ獣を倒して学校に戻った勇太郎でしたが、結局授業参観には間に合わず。その代わり、元気になったハルカたちの姿を目にするのでした。これにて事件は一件落着。でも、次回以降の授業参観でハルカが来てほしいと頼んだ人物は、勇太郎じゃなくて…?

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第40話から第42話をご紹介予定です。来週も、世界平和だ!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1991年放送の太陽の勇者ファイバード』使用曲「激突」です。

 

勇太郎たちがDr.ジャンゴの悪だくみに気づく、あるいはそれにより窮地に陥る際に使用されていたBGM。劇中での使用頻度もそこそこ多かったような気がしますが、実際どうなんでしょうか。

 

少し上でも触れましたが、この第3クール終盤頃から、一気にジャンゴの立てる作戦が、なかなかあくどかったり卑怯だったりするものが増えてきた印象を受けますね。やっぱり、あと十数話で最終決戦だから、彼の悪役っぷりを引き立てるためにわざとそうしたのでしょうか。それとも…たまたま?

 

 

 

 


【BGM】 激突 ★ 太陽の勇者ファイバード

 

 

 

 

 

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