『仮面ライダージオウ』EP12　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

細切れにしてやる！（輪切り）

花道で、オンパレードだぁ～！！今回の『仮面ライダージオウ』は、鎧武編後編ということで、前編でいくつか提示されていた謎が一気に解決。特に、ソウゴが2人いる理由は割と早い段階で明かされ、そこからどうやって鎧武ライドウォッチを入手しゲイツを救出するかが中心のお話になっていましたね

ジオウが鎧武の力を手に入れたことにより、神となった紘汰も消滅。そうかぁ、歴史がまるっきり変わっちゃったもんねぇ。

前回、ソウゴの前に現れたもう1人のソウゴ。アナザー鎧武を取り逃がした後、変身を解除した彼は、自分がどこからやってきたのか、そしてその理由は何なのかを明かします。その後クジゴジ堂に戻ったソウゴは、もう1人のソウゴから鎧武ライドウォッチの入手先を教えてもらうのでした。もう1人のソウゴは、3日後の未来から来たとのこと。既に未来で鎧武ライドウォッチを入手していますが、ゲイツをヘルヘイムの森から救うため、タイムジャッカーまがいのことをしていました。当然そんなことをツクヨミたちが許すはずもなく、ボロカスに批判されることに。ウォズは途中からもう1人のソウゴを擁護するようなことも言い出しますが、「魔王のお考えは凡人に理解できない」ってセリフ、ちょっとソウゴのことバカにしてな～い？そうしたゴタゴタの後、クジゴジ堂に戻ったソウゴたちは、もう1人のソウゴから鎧武ライドウォッチのありかを訊きだすことに。しかしその裏では、ウォズが不穏な動きをしていました。自分が既に持っているのにもかかわらず、鎧武ライドウォッチをあえて取りに行かせるもう1人のソウゴ。彼は未来から来ていますから、ウォズの裏での動きなどを既に知っていたため、わざとこうしたことをさせたのでしょうね

もう1人のソウゴに言われた場所に向かったソウゴは、そこで葛葉紘汰という青年と遭遇。そして、彼が鎧武ライドウォッチを持っているのを目撃します。そんな時にアナザー鎧武からの襲撃を受けたため、ソウゴはジオウに変身。紘汰から鎧武ライドウォッチ等をもらうもすぐ奪われてしまいますが、実はそれすらも、もう1人のソウゴのゲイツ救出作戦の一環でした。前回チラッとだけ登場した紘汰が、今回はガッツリ登場。鎧武だったことを思い出す描写等がなかったのは残念でしたが、その分神としての登場もあったので、これはこれでいいでしょう。そして、彼からジオウが譲り受けたのが、鎧武ライドウォッチとコダマスイカアームズ。鎧武ライドウォッチは使う寸前にウォズの手引きにより動いたシュウォルツによってヘルヘイムの森に投げ飛ばされ、コダマスイカアームズもそれを追いかけてヘルヘイムの森に閉じ込められてしまいますが、もう1人のソウゴはそうなることまで既にお見通しでした。コダマスイカアームズは、マスコットロボットみたいな感じでなかなかかわいらしい。今回はドジっ子みたいな活躍しかなかったけど、次回以降では見せ場があるのかな？さて、ヘルヘイムの森に飛ばされた鎧武ライドウォッチは、コダマスイカアームズによってゲイツの手元へ。ゲイツはこの力を応用し、ヘルヘイムの森からの脱出を試みます。ライドストライカーによる跳躍で、脱出しようとするゲイツ。「鎧武ライドウォッチいらないじゃん」と思ったけど、最後の一押しの時に使っていましたね

自らアナザー鎧武のもとを訪れたソウゴは、ゲイツが脱出したのを確認し、もう1人のソウゴとともにジオウに変身。現代と2013年の世界でそれぞれ鎧武ライドウォッチを使って鎧武アーマーへと強化変身し、アナザー鎧武を打ち破ります。アナザー鎧武が倒されたことにより、戒斗たちはヘルヘイムの森から帰還しますが、神となった紘汰は消滅。その後、ゲイツは再びクジゴジ堂に戻ってきたのでした。今回はソウゴが2人いることを活用し、現代と2013年の世界それぞれでの鎧武アーマーの活躍を同時並行で描写。アナザー鎧武の剣先をすれすれで同じタイミングでよけるアクション、カッコよかったなぁ。そして2人の鎧武アーマーは、同じタイミングでアナザー鎧武を撃破。ヘルヘイムの森に捕らわれていた人も戻ってきます。アナザー鎧武を「細切れにしてやる！」と言いつつも、実際は輪切りにして勝利をおさめた鎧武アーマー。ツクヨミもそのことを突っ込んでいましたが、個人的にはこのシーンでミッキーマウスを思い出しちゃいました。だって、「細切れにしてやる！」ってセリフ…