『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第38話　ちょっとした感想

ぶちかませ！サイレンルパンカイザー！！

当たり前だろ！？お前がどんなに胡散臭かろうが、任務で対立しようが、助けない選択肢はない！今回の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は、新ビークルであるビクトリーストライカーとサイレンストライカーの初登場回。戦闘面での出番はルパンレンジャーの方が多めでしたが、印象に残るシーンはパトレンジャーの方が多めでしたね

ビクトリーストライカーの活躍は次回以降にお預けとなり、今回はサイレンストライカーがクローズアップされることに。うーん、やっぱり本来の予定通り、パトレンジャーの強化アイテムにしてほしかったなぁ…

最近深まりつつある、圭一郎たちとノエルの溝。圭一郎たちはノエルに内緒で秘密の会議に出席することになっていましたが、その直前にギャングラー出現の報せを受け現場に急行。ジャネークとイセロブの2体と対峙しますが、ザミーゴの出現により事態は思わぬ方向へ向かいます。もともと両陣営に所属しているノエルですが、ここ最近のお話ではいささか快盗側に傾きすぎていた印象。そのせいもあってか圭一郎たちからは少し避けられてしまいます。まあ、ノエルの立ち位置からするとこういうのは仕方ないよねぇ。そんな彼をよそに圭一郎たちは会議に向かいますが、その直前にギャングラーが出現。すぐに変身して立ち向かうパトレンジャーでしたが、その場にザミーゴが乱入。イセロブを凍らせたまま倒してしまい、ジャネークをどこかへ連れ去ってしまいます。もう3か月近くぶりの登場なんじゃないかと思われるザミーゴ。出てきたときは「おお！」って思ったけど、最近登場しなさ過ぎてどんなキャラだったか忘れかけてたよ…

圭一郎たちの会議の議題となっていたのは、宇宙に存在する新ビークル：ビクトリーストライカーのこと。同じ頃魅利たちもその情報をつかんでおり、両者ほぼ同じタイミングでビクトリーストライカーの出現ポイントへと向かいます。先にビクトリーストライカーを発見したルパンレンジャーでしたが、ジャネークの力に操られたそれは暴走。ノエルもジャネークやデストラの攻撃を受けて大ピンチに陥りますが、それを救ったのは圭一郎たちでした。ビクトリーストライカーは、ジャンボジェット機型のメカ。デザイン的に『勇者指令ダグオン』のファイヤージャンボを想起しました。すぐにそれを発見した魅利たちでしたが、ジャネークのルパンコレクションの力でそれは暴走。地上に残ったノエルはジャネークからルパンコレクションを奪おうとしますが、デストラの介入により劣勢になってしまいます。ノエル＝ルパンエックスが盛大にやられるのは珍しい感じがしますね。これだけボロボロにされたのって、今回が初めてじゃないかな？このように追い詰められてしまった彼を救ったのが、圭一郎たち。彼らはノエルとともに変身し、デストラとジャネークに立ち向かっていきます。ここでの圭一郎のノエルに対するセリフが、まさに“圭一郎”って感じ。うーん、やっぱりいいキャラしてるなぁ！

ビクトリーストライカー内に乗り込んだルパンレンジャーたちは、何とか操作してサイレンストライカーを射出。それから発射される大火力の前に、デストラとジャネークもひるみ、そのスキを突かれてジャネークはパトレンジャーに倒されます。続いてジャネークは巨大化しますが、これはサイレンルパンカイザーによって倒され、併せて出現したゴーラムはスーパールパンエックスによって木っ端みじんに吹っ飛ばされるのでした。ここで登場、サイレンルパンカイザーとスーパールパンエックス。サイレンルパンカイザーは見た目的にも合体してるビークル的にもパトレンジャーっぽさを感じるため、当初はパトレンジャーのロボとしてデザインされたものなのかなぁと思いました。そのサイレンルパンカイザーの後に活躍したのが、スーパールパンエックス。その火力はゴーラムを一撃で吹き飛ばすほどでしたが、やっぱり「サイレンストライカー」によるパワーアップなんだから、パトレンジャーに装備してもらいたい感がありますね。まあ、誰かに撃ち出してもらうことでパワーアップできる仕組みだから、今後スーパーパトレン1号などが登場可能性もあるっちゃああるんだけど…

ついに、ビクトリーストライカーを入手したルパンレンジャーたち。そんな彼らに待ち受けているのは、ザミーゴとの直接対決だった…！

次回はスーパールパンレッドとザミーゴの一騎打ち！ザミーゴは次回で倒されて退場してしまう…のか？