お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンR/B(ルーブ)』第16話 ちょっとした感想


ツルちゃん、アイスで完堕ちする






今、アサヒが目の前にいる。この瞬間があればそれでいい!今回の『ウルトラマンルーブ』は、マコトが一時的に退場し、アイゼンテックそして綾香市の中でサキが力を増していく形に。敵怪獣としてはネロンガが登場し、初代マンと戦った時からは見違えるような強さを見せてくれていました


ストーリー面もかなり力が入れられており、カツミたちがアサヒとの家族との絆を取り戻す展開に。「この瞬間こそが…、この瞬間こそが、絆だ!」―。このセリフには思わずウルっとしちゃったなぁ





・ストーリー面

アサヒが家出したことをきっかけに、彼女の存在について少しずつ疑問を持ち始めるカツミたち。彼女の正体は結局今回明かされることはありませんでしたが、この家出という出来事を通じて、カツミたちが湊家としてのつながりをより強固にしたのが印象深く、そして感動させられましたね。一方、サキはマコト(チェレーザ)を追い出して実質的にアイゼンテックを乗っ取ることに。彼女は一体、何を考えているんだろう…?


前回、ルーブに敗北したマコト。彼は命からがら社長室に戻ってきますが、サキの手によりチェレーザは強制分離させられ、そしてどこかへ追い出されてしまいます。一方、アサヒが家出したことを知ったカツミとイサミは、ウシオの行動に激怒。急ごしらえのGPS探知機でアサヒの位置を特定しようとしますが、そんな時ネロンガが出現します。ハナからマコトを利用する気満々だったサキは、ルーブに敗れた彼を用済みとばかりに排除。チェレーザはマコトから強制的に分離させられ、チェレーザは空気清浄機に吸い込まれて消えてしまいます。チェレーザの消え方がコメディタッチで、いかにも『ルーブ』らしい感じに。今回の終わりに元に戻ったマコトは世界一周の旅に出てしまいますが、チェレーザが何やら気になる言葉を残しており、今後も出番があるだろうということが予想されます。彼が語った「AZ計画」、あれは一体何なんだ…?同じ頃カツミとイサミは、ウシオの言葉が原因でアサヒが家出したことを知り激怒。彼女の居場所を探し始めますが、ウシオの話を聞いているうちに、彼らの中でもアサヒに対する疑問がわいていきます。ウシオの発言はどれも一理あるものばかり。でも悲しいよね。確かにそこにいたという“記憶”があるのに、まるでそれが嘘だというかのように、それを示す“証拠”がないんだから―


1人で公園にやってきたアサヒは、サキに電話して彼女を呼び出すことに。渋々やってきた彼女はアサヒに冷たく接しますが、結局アイスも食べながら一緒に過ごしてくれます。やがて、GPS探知機でアサヒの居場所を特定したカツミとイサミは、現地でサキにも遭遇。彼女は彼らの目の前でネロンガを出現させるのでした。基本的にはクールキャラですが、時々おかしな行動を見せるサキ。今回もあれだけクールにふるまっていた割には、アサヒの呼び出しにはきちんと応じ、「絶対にノーだ」と断言していた癖にアサヒの自分の足跡たどりに付き合ったりと、意外にノリがよい一面も見せてくれます。うーむ、これが本当のサキの性格なのか、それともこの行動自体が彼女に与えられた役割なのか?そんな彼女は、アサヒの悩みに対して彼女を突き放すような回答を連発。「ハッピーになるにはアンハッピーを味わえ」だとか、「自分が本当は何者か誰も知る者はいない」など言ってみせます。結局、サキと相談しても心は晴れなかったアサヒ。彼女が自分の正体に気づくのは、いつになるのかなぁ


アサヒの声援によりネロンガへの逆転勝利をおさめたカツミとイサミ。戦闘終了後、再び彼女と会った彼らは、アサヒに彼女からもらった飴玉を見せます。そしてクワトロMに戻ってきた彼らは、ウシオとともに改めて家族のきずなを深めるのでした。このラストの展開こそ、「家族」をテーマにした『ルーブ』らしい展開。写真などなくても、カツミたちの心、そして記憶の中に、アサヒは確かにいる。今こうして家族としているということが“絆”だ―。いやぁ、『ルーブ』でこれだけ感動させられるとは思わなかったぞ。本当にこの締めくくり方はよかったなぁ。その一方でアイゼンテックでは不穏な動きが。会社を乗っ取ったサキがもくろんでいることは、一体…!?





・特撮面

3回目の辻本監督登板回となる今回は、当然ながら特撮も迫力満点のものに。ストーリー面に力が入れられたお話は、どうしても戦闘面がライトになりがちですが、今回はまるでそんなことはなく、むしろネロンガの迫力をこれまでにないくらい感じられる特撮になっていました。やっぱり、1シリーズくらい辻本監督にメインやってもらいたいなぁ。





ストーリー前半、アサヒの行方を心配するカツミたちの前にネロンガが出現!電気を吸いながら市街地を蹂躙し、立ち向かったロッソとブルは、その電撃攻撃としっぽ攻撃に圧倒させられてしまいます。ネロンガ出現シーンの迫力はやっぱり素晴らしい。歩くたびに揺れる市街地のごみ袋、ロッソたちの前を横切る電車など、ミニチュアにリアリティを与えてくれています。でも、なんでネロンガに電気吸われてるのに電車が動くんだ?さて、そんなネロンガも、『ウルトラマン』に登場した時と比べてかなりの強敵に。透明になれる能力と電撃能力で、ロッソたちを苦しめます。いやぁ、ネロンガがこんな強敵として再登場するなんてなぁ





サキの手により、再びネロンガが出現!一度は劣勢になるロッソとブルでしたが、アサヒの応援により再び立ち上がり、逆にネロンガを押し返して見せます。2回目のネロンガ出現シーンこそ、今回の特撮パートの中で最大の注目ポイント。駐車場の監視カメラの映像が一瞬ぶれた後、駐車場が地割れを起こし、爆発に車が飲み込まれていきます。いやあ、このシーンを見たときにどれだけ興奮させられたことか!これぞ“““特撮”””だよ!一方、ネロンガに再び立ち向かうロッソとブルも奮闘を見せることに。彼らに押し返されたネロンガは、吹っ飛ばされて公園付近に倒れこみます。グラリと揺れて、バサバサと倒れる自転車たち。すげぇ、スティンガー被害者の会を思い出すような特撮だ!



ネロンガを圧倒したロッソとブルは、最後の攻勢をかけるかのようにルーブに強化変身。最後はルーブコウリンブルの力でネロンガを真っ二つにして勝利するのでした。前回ロッソが必殺技を決めたため、今回はブルが必殺技を披露。流れるような演舞のような動き、そしてそれから放たれた七色の光輪が美しかったですね。こりゃあ、ウルトラアクションフィギュアのウルトラマンルーブも、ちゃんと買わないとな!






ハッピーハロウィン!街はすっかりハロウィン気分で、仮装を楽しむアサヒたち。そんな中、本物の宇宙人も紛れ込んで…!?


次回は『ウルトラマンティガ』以来20年超ぶりのハロウィン回。トリで出てくる衝撃の怪獣とは…、アイツだ!!






















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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