映画の半券(画像は加工済み)
昨年12月にテレビ本編が終了した際に告知されていた劇場版が、ようやく公開!その内容は、『ドライブヘッド』を通しての宿敵とも言える邪悪AI=テラとの戦闘が中心になっていましたが、一方で『ドライブヘッド』の魅力である「レスキュー描写」もたっぷり挿入。公開時間中ほとんどのシーンでドライブヘッドたちが活躍しており、飽きない展開になっていましたね
映画の物語自体は、世界観や邪悪AIなどについての簡単な説明は挿入されているものの、視聴者がテレビ本編と『ドライブヘッド2018』を観ている前提で進行。テレビ本編で強烈なインパクトを残したあの刈狩博士も登場するので、DVDや公式配信などで簡単に今までの内容復習しておいた方が、より映画を楽しめる構成になっています
ストーリーは至ってシンプルで、邪悪AI=テラの引き起こした災害や悪事を止めるため、ドライブヘッドたちが活躍するというお話。“敵を倒す”という目的があるため必然的に(機動救急警察の本来の使命ではない)戦闘シーンがやや多めですが、そんな中でもレスキューシーンもしっかり描写。特に、終盤でテラを倒す際、「機動救急警察が使命とする「レスキュー」が彼を倒す足かせになってしまう」という展開は、上手いこと考えたなぁと感じましたね
機動救急警察はわりとテラに押され気味ですが、そんな彼らを救うのが、史上最大・空前絶後の天災科学者:刈狩博士。テレビ本編最終回に続き、機動救急警察に勝利をもたらしたのは実質的には彼でしたね。「刈狩博士のドライブバッジ」、これが勝利の鍵だ!
ドライブヘッドの活躍面では、各メンバーの最新機が全て登場。その他、機動強襲警察の新型機としてサイクロンインターセプターブラックマックスが登場したり、ホワイトパールホープは初の2機同時シンクロ合体を見せたりなど、映画でしか観れない形態も出て来ていましたね。後者はレスキューシーンで活躍してたけど、前者の活躍シーンは、個人的にちょっとだけ不満が残ったかなぁ
ちなみに、シンカリオンE5はやぶさの出番は序盤に存在。誤解が生まれても仕方がない展開からサイクロンインターセプターと戦闘になってしまいますが、最終的には共闘を果たします。ドライブヘッドたちの出番を食ってしまうこともなかったので、コラボとしてはちょうどいいくらいの出番だったように感じました
わずか60分の間に大量の要素を詰め込んだため、少々急展開も見られたものの、アツく素直な子供向けロボットアニメ映画となっていた、映画『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』。小ネタあり、アツい展開あり、そしてレスキュー描写ありと、素直に楽しめるロボットアニメ映画になっていました
ああ、これで『ドライブヘッド』の物語も完結かぁ。少し先になるでしょうが、次回以降では、この『ドライブヘッド』の物語を改めて振り返ってみることにしましょう。
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