今回は、7月18日にCD発売&ダウンロード販売開始された、『ウルトラマンR/B(ルーブ)』OPテーマ「Hands」のレビューです。
ここ2年、OPテーマのタイトルの名称は「○○(ウルトラマンの名前)の××」という形式が続いていたウルトラシリーズ。今回もその流れに乗って「「ルーブの結束」ってタイトルになるんじゃないか?」と予想していた私ですが、フタを開けてみると全然違うものになりました。まさか「Hands」なんてシンプルな形で来るとは…!
音楽面において子供が歌いにくそうな点はいくつかありますが、基本的にその歌詞は、多くのウルトラシリーズのOPと同じ「わかりやすい歌詞」と言った感じ。歌詞に難しいフレーズはほとんどなく、わりと希望や元気にあふれたものになっているように感じます
『ルーブ』は兄弟の絆、そして家族のつながりについて深く描くことが公言されている作品ですが、この「Hands」においても、そういった“絆”や“家族”に関するフレーズが多く存在。「♪決して絆をあきらめない」という歌詞はその代表的なものになる他、まだ劇中等では披露されていない2番の歌詞でも、そういったのが出てきています
そしてその2番の歌詞は、いろいろと意味深なフレーズが頻出。おそらく、物語が後半戦に突入してからOPの歌詞が2番に切り替わるのでしょうが、この2番の歌詞は湊兄弟が直面する今後の展開を暗示しているような気がしますね。湊家に何かが起こる、カツミとイサミが何か大きなものにぶつかる―、ということなのかなぁ
ちなみに私が好きな歌詞は、2番のサビである 「♪決して誰にも壊されない いつだって誰もが誰かに愛されてる ♪決して 心を揺るがせない まだ見ぬ奇跡を叫ぼう ウルトラマンルーブ」 という部分。個人的にこの歌詞は、ロッソとブルの強化形態であるルーブの誕生、そしてカツミとイサミが直面した困難・逆境を乗り越えるさまを指しているんじゃないかなぁと考えています。何か根拠があるわけでもないけど、こうした予想をしてるので、早くも10月頃のルーブ登場が楽しみになってきたぞ!
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