今回は、「フィギュア王 No.245」のご紹介です。
まずは『シンカリオン』の方から。こちらは現在発売中のDXSシンカリオンとかつての旧版シンカリオンの各商品展開の紹介、および玩具のディテール紹介からスタート。DXSが旧版に比べてかなり改修されているとは聞いていましたが、旧版にあった先頭車両と最後尾車両のドッキング機能をわざとオミットすることで、プロポーションを向上させているとは知りませんでしたね。そうか、旧版では変形バンクシーンと同じように連結ができたけど、その代わり不自然な隙間が空いちゃうという欠点があったのか…
上述の商品紹介の後は、マーケティングやデザインにかかわった関係者の対談インタビュー等が掲載。後者の方は他のネットメディアでも取り上げられていたところと重複する点も多かったですが、前者の方は制作裏話という面で新しい情報がいっぱい。「シャショットは当初商品化する予定はなかった」とか、「ブラックシンカリオンは敵ロボだが、JR各社の協力の都合上純粋な新幹線のニセモノにはできなかった」とかとか…。こういった情報が出たのは初めてじゃないかな?
大まかな構成は『シンカリオン』と似ており、初めに現在発売されているor発売予定のドライブヘッドの商品を紹介し、次に製作にかかわったタカラトミースタッフたちのインタビューが、豊富な設定画やデザイン案とともに掲載。最後に笹川アナへの単独インタビューが掲載されていました。
『ドライブヘッド』制作スタッフの話を目にする機会がほぼ皆無だったので、個人的に掲載されていた情報は何もかもが新鮮さと驚きに満ちていました。中でも特に驚いたのが、「トランスポーターガイアは当初商品化予定がなかった」ことですね。なんでも、後半戦で投入予定だったドライブヘッド新型の商品化がお蔵入りになり、その代わりとして、そのボツ案をベースにトランスポーターを再デザインしたものがトランスポーターガイアだったとのこと。うーむ、トランスポーターは登場当初からなかなかゴツいデザインしていたから、商品化は当初からの既定路線だったと思いこんでたなぁ。こんな裏話があったとは!
笹川アナのインタビューでは、自身が選ばれたとき等の思い出話が掲載。笹川アナのアニメでの服装が、「ドライブヘッドをイメージしたもの(ドライブヘッドのメイン機体のカラー3色がすべてチョイスされている)」だったとは気づかなかったなぁ
「フィギュア王 No.245」。興味を持ったら、ぜひ手に取ってみていただきたいですね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A