お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』シーズン1 ちょっとした感想


♪YOU CAN FIGHT TRANSFORMER!





今回は、1985年に本邦初放送された戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第1シーズン(第1~31話)の感想記事です


玩具発売に合わせて、6月初めから断続的にYoutubeにて公式配信されていた本作。無料ということもあり視聴してみましたが、想像以上にかなり楽しめました。いやぁ、面白かったなぁ。






物語の内容は詳しくは割愛しますが、一言でまとめれば、セイバートロン星から脱出してきたロボット生命体たち:「サイバトロン軍団」と「デストロン軍団」が戦いを繰り広げるお話。ただ、当時のスタッフが語っている通り大まかな流れは毎回似たようなエネルギーの争奪戦(エネルゴンキューブ)ばかりで、おまけに作画ミスや作画崩壊、そしてストーリー自体の展開など、ツッコミどころ満載な作品になっています


ネタにできそうなところを挙げれば、本当にキリがなさそうな本作。しかしそれを抜きにしても、この作品は観ていて楽しい作品に仕上がっていました。その理由として考えられるのが、「常にストーリーが展開している」という点です


通常、どんな作品でも要となる展開や要素がそのお話の中に挿入されていますが、それと同時に物語自体があまり動きを見せないパート(メインキャラたちの日常シーン等)も挿入されていることが多いです。


しかし、この『トランスフォーマー』は少し違います。1話当たりストーリーパートは約20分間ですが、常に敵味方どちらかが何かを達成するために行動を起こしており、それに対応する形でもう一方もどんどん行動し、さらには異常なほど多いナレーション(ほめてます)により物語がスピーディーに展開していきます。そう、この作品、通常の作品にあるような「視聴者が一息つけるパート」がほとんどなく、絶えず物語が進行している形になっているのです


それだけ展開を詰め込んでいるので、時には超展開も見られますが、それゆえに観ていて飽きが来ない。1日に大体2~3話連続で観ていましたが、「物語の動きが少なくてつまらないなぁ」と感じる話は1つもありませんでしたね。


そして何より、日本語吹替の台本を担当したのが平田勝茂さん(『コマンドー』でおなじみ)なので、登場キャラたちのセリフもテンポが良くて面白い。時には「そんなセリフ言うのか?」って思うところもありますが、まあそういうところも平田翻訳の魅力と言えるでしょう


私が幼い頃は『ビーストウォーズ』がちょうど放送されていましたが、当時の私は「テレビマガジン」に掲載されていたマンガは読んでいたものの、アニメは観ていませんでした。「ああ、なんであの時「トランスフォーマーシリーズ」に触れなかったんだろう」―。ほんのちょっぴり後悔しちゃうくらいは、この『トランスフォーマー』という作品、楽しんで観ることができましたね





さて、この『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』はバンダイチャンネルでは月額観放題で全話配信中。Youtubeでは第1シーズンまでの配信にとどまりましたが、バンダイチャンネルの方ではそれ以降の第2シーズンや未放映話の配信もなされているようです。


なんてこった!私はバンダイチャンネルの会員になってるから観れるじゃないか!…と思ったけど、まずは勇者シリーズの作品を観てからの視聴になるでしょうね










 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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