お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第16話 ちょっとした感想


ダブルカイサツソード!!!!!






誰にでも弱点はあるんだ。無理せず助け合えばいいんだよ!今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、前回に引き続き北海道・函館を舞台にしたH5はやぶさ&ミクのお話。彼女の弱点が明かされたり、最終的にハヤトと彼女が協力して必殺技を繰り出したりという展開が観られました


ミクの音声合成は、事前に制作側が言っていた通りイマイチな面がありましたが、作画と展開はバッチリ。後半の展開はアツかったですね~!





ハヤトが風邪でダウンしてしまったことにより、E5はやぶさ抜きで出撃したミクたち。巨大怪物体の動きを読むために先行してE6こまちが攻撃を仕掛けますが、直後に敵に捕縛。それを救出しようとしたE7かがやきも、続いて捕縛されてしまいます。今回はきちんとフタバも作戦を立て、アキタたちがそれに従って行動していましたが、巨大怪物体の攻撃がその予想を上回ってきた形に。E6こまちのフミキリガンによる遠距離攻撃はいい作戦だったと思いますが、あんなに素早くワイヤーを吐き出してくるとはなぁ。続くE7かがやきもシャリンドリルで果敢に突撃しますが、攻撃を繰り出す直前に捕縛、拘束されてしまいます。最近、ピンチシーンの演出によく駆り出される感のあるE7かがやき。いい加減デビュー戦のようなカッコよさもまた見せてほしいなぁ…


残る機体は現状H5はやぶさのみ。ミクは2人を救出しに行こうとしますが、とある弱点により突然の体調不良に見舞われ、撤退を余儀なくされます。シンカリオンが一時的に全機行動不能状態になりますが、E3つばさやN700Aのぞみの応援も呼べず、超進化研究所はピンチに陥ります。前回もほのめかされていたミクの弱点。それはなんと、乗り物酔いしやすいということでした。前回はクモの巣に乗った時に体調不良を訴えていたので、彼女のバランス感覚に何かしらの弱点があるんだろうなとは思っていましたが、「乗り物酔い」というシンカリオンの運転士としては致命的な弱点を抱えていたとはなぁ。ミクがダウンしてしまったことにより、H5はやぶさは撤退。拘束状態にあるアキタとツラヌキは、巨大怪物体の冷却攻撃を受けてどんどん活動時間のタイムリミットが迫ってくることに。なんとか対策を考える超進化研究所でしたが…。本来ならE3つばさやN700Aのぞみの増援を呼びたいところですが、低気圧の影響に伴う強風により、東北新幹線が不通のため出動できない状態に。E6こまちとE7かがやきを救出できないため、超進化研究所は電源供給による暖房システムのフル稼働で何とか乗り切ろうとします。電源供給に関する発言が出たシーンでは、北海道電力の名称や電源車の情報も。「電源車」ということで、すでに玩具化されているウェポンコンテナが出てくるかと思いましたが…、そんなことはなかったですね


北海道支部に帰還し、病気のハヤトを見舞うミク。乗り物酔いのことが原因ですっかり自信喪失していた彼女でしたが、ハヤトはそんな彼女に対しても優しく接します。そして2人はともに出撃、再び巨大怪物体に立ち向かうのでした。ハヤトに卵酒を作り、自分の悩みを相談するミク。ハヤトはそんな彼女のことをちゃんと聞き、アドバイスしてみせます。前回彼女が言っていた「運転士失格」というセリフが、この場面で再登場。そういった発言を謝罪するミクに対し、ハヤトは「誰にでも弱点はあるんだ。無理せず助け合えばいいんだよ!」と言います。このセリフこそ、ハヤトらしい発言であると同時に『シンカリオン』という作品らしいといえるセリフではないでしょうか。通常のロボットアニメなら「何とか弱点を克服するよう頑張れ」みたいなことを言いそうですが、ハヤトの場合ミク自身の弱点を受け入れ、お互い弱点はあるのでカバーしあおうという流れで、共闘の展開にもっていっています。無理に強要せずに、本当の意味で共闘しあおうとするハヤト。これだから『シンカリオン』という作品は楽しくみられるんだよなぁ!


捕縛フィールド内に突入したE5はやぶさとH5はやぶさ。最初は乗り物酔いでダウンしE5はやぶさに助けてもらうことになりますが、自分を奮い立たせて復活。カイサツソードで巨大怪物体のワイヤーをほぼすべて切断してE6こまちを救出し、最後はE5はやぶさとのダブルカイサツソードで撃破するのでした。ミクが復活し巨大怪物体を撃破する一連の展開こそ、今回の激アツシーン。「このままではダメだ」と感じたミクは、ふと大沼指令長に昔言われた言葉を思い出して乗り物酔いを軽減。立ち上がった瞬間からOPである「進化理論」をBGMにワイヤーを一気に切断し、ハヤトとともに「ダブルカイサツソード!」と叫んで必殺技を繰り出してフィニッシュ!いやぁアツい、アツすぎるぜこれ!この一連のシーンは作画面でもかなり気合が入っており、特にワイヤーを切断した直後のミクのシーンが最高。振り返って「今よ、ハヤト君!」というだけのシーンなのですが、この時のミクの作画があまりにもよすぎて、思わずドキッとしてしまいました。土曜日朝の子供むけアニメにしては刺激が強すぎるぞ!(褒め言葉)





今度こそホクトがいる京都に行けることになったハヤト。京都・新大阪をめぐる中でハヤトたちが遭遇するのは、タコ焼き型巨大怪物体!?


次回は500系TYPE EVAとのコラボ回であると同時に、待ちに待った関西を舞台にしたお話か?奇遇だなぁ、私も次回の視聴時は関西にいる予定だぞ!(ただの里帰り)









 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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