「…ない!」 「…ある!」
今回は、東映特撮では時々見られる東映撮影所自体を舞台にしたパトレンジャー側のお話に。完全にギャグ回のノリで、おまけに女装まで披露。一番おかしな登場人物である映画監督が、実は全くの無関係でしたというオチも面白かったですね。ハンマーダイヤルファイターの登場も、あそこまで斜め上の展開なら逆に納得させられました
次回はルパンレンジャー側のお話。提供バックでの煽り文句から察するに、少し切ないお話になるのでしょうか。

昨今のルパンレンジャーへの注目の高まりに、危機感を覚える国際警察。広報の一環として映画を撮影することになりますが、監督が個性的すぎておかしな撮影に。おまけにギャングラー:ピッチ・コックの能力で咲也が女性化し、物語は変な方向へ進んでいきます。自分の性別が変わってしまった際に、胸と股間を触って確認する咲也。マンガなどではよくみられる描写ですが、今どきの作品でこれ話やるなんて逆に珍しく感じました。映画の撮影シーンではモブの怪人キャラが登場。映像を見る限りだと、『トッキュウジャー』に出てきたクローズのリペイントっぽいですね

ピッチ・コックとの戦闘中に彼の攻撃を受けた圭一郎とつかさは、咲也と同じく性別が反転。しかし、監督はそれでも撮影を続行し、圭一郎たちはだんだん監督こそピッチ・コックではないかと疑うようになります。ピッチ・コックの攻撃を受けた圭一郎とつかさ。普段はマジメな彼らも、この時ばかりは自分の身体の異常を確認して取り乱します。男性である圭一郎ならまだしも、女性であるつかさにまでこんなことさせるなんて、今回の脚本はタダ者じゃねぇな…!異常事態のさなかでも続行される撮影。ギャングラーの捜査を優先しようとする圭一郎たちに対し、咲也だけは映画撮影に乗り気になります。彼がここまで映画にこだわり、そしてかつて国際警察入りを志望したのは、訓練生時代から圭一郎やつかさの姿を見てきていたから。かなりいいことを言っていて咲也の新たな一面を感じることができましたが、そのあとに素直に「モテるためでもありました」と白状しちゃうあたり、彼らしいですね

再び始まる本番撮影。ところがそこでボーダマンたちが出現し、圭一郎たちは変身して戦います。ルパンレンジャーを含めその多くが監督に疑いの目を向ける中、パトレン2号はピッチ・コックの真の正体を見破ることに成功。等身大戦ではパトレンジャーのトリガーマシンバイカーによって、巨大戦ではルパンカイザーのハンマーダイヤルファイターによってピッチ・コックは倒されるのでした。誰もが疑った監督の正体。しかし監督は無関係な本当にただの変わった人で、ピッチ・コックの正体はその隣にいたカメラマンでした。パトレン2号曰く、見破れた理由は「女の勘」。この直前のシーンではおっぱい攻撃とかしてるし、もうノリノリだな…。ピッチ・コックはルパンレンジャーの性別も変えてやろうとしますが、その攻撃をパトレンジャーが受けたため、彼らが元通りになる形に。ピッチ・コックはその後巨大化しますが、今度はルパンレンジャーの前に敗れるのでした。今回の巨大ロボ戦では、キャンペーン商品であるハンマーダイヤルファイターが登場。どういう風に出てくるのかと思ったら、シザーダイヤルファイターが性転換させれて変形するという展開でした。えっ、武器にも性別があるの?そうなの!?

次なるルパンコレクションを求め、奔走するルパンレンジャー。透真はある少年と出会いますが、珍しく同情するようで…?
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