お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』総括感想


今回は、ウルトラマンジード』の総括感想記事です


超全集やその他情報から察するに、『ジード』の展開は劇場版でいったん終わりという形になりそうなので、このタイミングでの記事作成となりました。
 
 
ニュージェネレーションヒーローズとしては5作目に当たる本作。半年放送の連続とはいえ、ウルトラシリーズ史上最長の連続制作年数である5年を達成した本作は、人々を引き付ける力強い何かを感じさせる作品でした
 
 
 
 
 

以前、どの記事でかは忘れましたが、「『オーブ』は初めてウルトラマン自身が主人公となった作品だった」という評価を書いた気がする私。このジード』では、さらにジード=リク自身が物語の中核であり、そして主人公であるという要素が強くなっていました
 
 
ベリアルの実験のために造られた一種の紛い物であるリクが、自分を取り戻し確立するために戦う物語―。それがこの『ジード』という物語だったといえるでしょうし、その物語における彼の成長が、多くの人を引き付ける最大の要因となっているように感じます
 
 
私は正直、『ジード』がウルトラシリーズの中でトップクラスに好き!…というワケではありません。しかし、それでもなぜか強くこの作品に引き付けられたのは、上述したその成長が要所要所で丁寧に描かれていたからでしょう。
 
 
何もかも未熟だったリクが、仲間たちの存在や彼らの支えにより、親交を深め立ち上がっていく。どんなに頑張っている時も、どんなに苦しい時でも、決して1人じゃない。この支えられているという構図こそ、『ジード』という作品の魅力ではないでしょうか
 
 
当初「ベリアルの息子」というキャッチフレーズに、かなり不安があった私。しかしフタを開けてみると、その物語は素晴らしく、そして長きにわたるベリアルとの因縁も一応の決着をつけるという、ウルトラシリーズにおいて欠かせない作品になったと思いましたね。事前評価と事後評価でこんなに作品に対する見方が変わったの、個人的には久しぶりだったなぁ
 
 
ウルトラマンジード』。それは、リクが自分自身であることを証明するために戦う、「GEEDの証」を掴むための物語―。
 
 
 
 
 
本日新たなウルトラマンと思われる商標が公開され、新作ウルトラマンが今夏より放送開始になることが濃厚になってきた円谷プロ。現在撮影中の作品とは、おそらくこの新作ウルトラマンであるという認識でほぼ間違いないでしょう。
 
 
さらに発展を続けていくウルトラシリーズ。一時期に比べればかなり復活してきましたが、それでも歩みを止めてはいけません。頑張れ、ウルトラシリーズ









◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2006年放送のウルトラマンメビウス』OPテーマ「ウルトラマンメビウスです。


ウルトラシリーズ生誕40周年として制作されたウルトラマン。そんなメビウスの物語も、『ジード』と少し似て未熟だった主人公が周りに助けられ支えられながら成長していく物語でした。


後輩ウルトラマンが続々登場しているのに、ルーキーっぽさが抜けないメビウス。今後彼が「先輩ウルトラマン」として堂々と活躍する機会が増えれば、そういった印象も薄れていくのかもしれませんね。










 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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