超全集やその他情報から察するに、『ジード』の展開は劇場版でいったん終わりという形になりそうなので、このタイミングでの記事作成となりました。
以前、どの記事でかは忘れましたが、「『オーブ』は初めてウルトラマン自身が主人公となった作品だった」という評価を書いた気がする私。この『ジード』では、さらにジード=リク自身が物語の中核であり、そして主人公であるという要素が強くなっていました
ベリアルの実験のために造られた一種の紛い物であるリクが、自分を取り戻し確立するために戦う物語―。それがこの『ジード』という物語だったといえるでしょうし、その物語における彼の成長が、多くの人を引き付ける最大の要因となっているように感じます
私は正直、『ジード』がウルトラシリーズの中でトップクラスに好き!…というワケではありません。しかし、それでもなぜか強くこの作品に引き付けられたのは、上述したその成長が要所要所で丁寧に描かれていたからでしょう。
何もかも未熟だったリクが、仲間たちの存在や彼らの支えにより、親交を深め立ち上がっていく。どんなに頑張っている時も、どんなに苦しい時でも、決して1人じゃない。この支えられているという構図こそ、『ジード』という作品の魅力ではないでしょうか
当初「ベリアルの息子」というキャッチフレーズに、かなり不安があった私。しかしフタを開けてみると、その物語は素晴らしく、そして長きにわたるベリアルとの因縁も一応の決着をつけるという、ウルトラシリーズにおいて欠かせない作品になったと思いましたね。事前評価と事後評価でこんなに作品に対する見方が変わったの、個人的には久しぶりだったなぁ
本日新たなウルトラマンと思われる商標が公開され、新作ウルトラマンが今夏より放送開始になることが濃厚になってきた円谷プロ。現在撮影中の作品とは、おそらくこの新作ウルトラマンであるという認識でほぼ間違いないでしょう。
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、2006年放送の『ウルトラマンメビウス』OPテーマ「ウルトラマンメビウス」です。
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