お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』ちょっとした感想


今回は、『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』の感想記事です


昨年の『オーブ』同様、特急列車で遠征してまで公開当日に観に行ったウルトラシリーズの映画。その価値は間違いなくあったと確信できる、素晴らしい内容の映画でした。ちょうど家族連れに挟まれた席だったのですが、感動して心打たれて1人でボロボロ泣いて、ザ・キモオタクしてしまいました…





ここ数年の劇場版作品がお祭り要素を含んだ作品になっていたのに対し、本作は純粋に「『ウルトラマンジード』最終回後の正当な続編」といった、本編からの延長という要素が強くなっていました。


ストーリーはほぼ公式パンフレットに掲載されている通り。リク=ジードがギガファイナライザーを入手するまでの過程、そして彼自身の成長が物語の肝になっています。その一方で既に彼らがベリアルの件等をテレビ本編段階で一応の決着をつけているので、テレビ本編の内容をほとんど知らない人でも楽しめます。「この作品で初めて『ウルトラマンジード』を観る」という人でも、十分楽しめます


今回リクがこの一件を踏まえて成長するワケですが、その内容は私の心にも深く刺さる内容でした。「人間誰しも、完璧じゃない」、「人は常に誰かに支えられて生きている」―。実はここ最近自分が原因で自分自身の心が折られることがプライベートで何度かあったのですが、この映画はまさにそんな自分に対する答えのような内容でした。私ももっと肩の力を抜いて、意地を張らずに素直に生きないとなぁ


もちろん、予告編段階で『オーブ』のキャラたちが出てきた通り、クレナイ・ガイとジャグラス・ジャグラーも大活躍。活躍時間としてはジャグラーの方が多めですが、両者ともにリクに対して先輩戦士の立ち位置になっており、あのキャラクター性のまま活躍してくれました


そしてこの映画のミソは、随所に散りばめられた過去作とのリンク要素。今回の映画で、ベリアルが持っていた例のアレの出所、オーブとジードを苦しめてきたギャラクトロンの秘密、『オーブ』本編で重要な役割を果たしたあるアイテムの出自がほのめかされるなど、該当作品を知っていれば「そうか!」と思えるような要素もたくさん仕込まれています


特に最後、エンディングクレジット後にモアとゼナの1分にも満たないシーンが挿入されますが、あのシーンだけであのアイテムの出自をほのめかしているのは秀逸だと感じましたね





同時上映館も増え、宣伝もパワーアップした『劇場版ウルトラマンジード』。ぜひ多くの人に観てもらいたい作品ですね


私も、4月にもう1回観に行きたいなぁ。そして今宵は、主題歌をiTunesで買うことにしよう。





※今回は記事内容の変更により、『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』の感想記事は月曜日に振り替えとなります。ご了承ください。

 
 
 
 
 
 
 
 
◎今日の特ソン◎
 
 
今日ご紹介するのは、2004年放送のウルトラマンネクサス』使用BGM「ネクサス - voice to call -」です。


「Fighting the Future」のアレンジBGMの1つ。劇中ではネクサスだけにとどまらず、ナイトレイダーの反撃・作戦実行シーンでも使われていた印象があります。この曲がかかると、「さあ反撃開始だ!」って感じがするんだよなぁ。


今回の『劇場版ウルトラマンジード』でも、サブタイトルや主題歌でアピールされていたのが「つながり」と「絆」。人はだれしも1人では生きていけないし、お互い支えあって生きている。そういったことを、あらためて気づかせてくれた作品だったように感じます。ああ、もう1回観に行きたい…(2回目)










 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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