『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』第5話ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

ぼ　く　ら　の　土　木　王

「俺の好きな四文字熟語は、突貫工事だ！」今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、個人的に待ちに待ったシンカリオンE7かがやきの初登場回となりました

ツラヌキの強烈なキャラクターが印象に残った一方で、シンカリオンE7かがやきの戦闘は次回にお預け。やはり、『シンカリオン』は2話1部構成という形で今後もお話が進んでいくのでしょうか。

ハヤトの通う大宮小学校に転校してきたアキタ。その日の帰宅時、彼らはシャショットの連絡によりシンカリオンの新たな適合者が発見されたことを知ります。土曜日に迎えに行くことになりますが―。地味に気になっていた、シンカリオンの運転士になった後のアキタの所在。秋田に住んだまま出動命令が下るたびに出撃してくるのかと思ったら、ハヤトの小学校に転向してくることになりました。ビームライフル競技のためっていう理由もあるし、なによりいちいち秋田から出撃するのはしんどいだろうからね…。シャショットは今回変装を初披露。明らかに目立つ変装でしたが、こういったのは笑いを誘います。今後毎回、こんな感じで変装はするのかな？

金沢市からやってくるという適合者：大門山ツラヌキを迎えに行ったハヤトたち。残念ながら本人はシンカリオンの運転士になる気はないうえにハヤトの期待するような鉄道ファンではありませんでしたが、東京観光をするうちに彼の“好きなもの”が見えてきます。シンカリオンE7かがやきの運転士となるツラヌキが初登場。思った以上に豪快なキャラクターで、今後ストーリーを盛り上げてくれそうです。その分1人だけ雰囲気の違うアキタが苦労しそうだけど…。ツラヌキの家は土木会社を営んでおり、その影響からかツラヌキはかなりの土木王もとい土木マニア。江戸城の堀の跡を見て興奮したりするなど、豪快な性格・見た目の割には結構細かいところまで観察したり豊富な知識を持っていたりします。ハヤトがツラヌキのために用意した旅行プランの中では、田端の車両所なども登場。ツラヌキの代わりに私が参加したいぞ

ハヤトに山手線に乗せられ、そして歓迎パーティーの中で、徐々に鉄道についても興味を示したり自分のことを話し出すツラヌキ。そんな中、タイミング悪くハヤトたちに出動命令が下ります。山手線に乗り、鉄道の構築物についても興味を示しだすツラヌキ。ここで彼は、北陸の鉄道に関して少し語り始めます。私は縁あって昔から北陸に時々行くことがあるのですが、確かにツラヌキの言う通り北陸本線等はトンネルもそこそこ多い路線。この知識、そしてツラヌキの土木マニアという要素が、次回以降でどう新幹線と結びつくのかが注目ですね。今回は超進化研究所内で出動命令が下ったため、ハヤトたちは所内から直接シンカリオンに乗り込んで出撃。あちこちのモニターで様子が中継されているのが興味深かったです

蒸気機関車が変化させられた巨大怪物体：アイアンスチーマー。E5はやぶさとE6こまちがそれぞれ激突しますが、両者の必殺技が全く通じないため大苦戦。そこへ現れたのは、意を決してツラヌキが搭乗したシンカリオンE7かがやきでした。シンカリオンE7かがやき、ついに本格的に登場！しかし戦闘は次回にお預けとなり、今回はそれよりもツラヌキがE7かがやきに乗るまでの苦悩がよく描かれていました。新たなシンカリオンを登場させるために先代機がピンチに陥るのは仕方ないことですが、前回デビューしたばかりの必殺技がもう通じないってのはなんだかなぁ。巨大怪物体に特殊属性などを持たせたら、もっと多様なピンチシーンを生み出せるかもしれませんね