お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』ちょっとした感想 Part.3


今回は、トミカハイパーレスキュードライブヘッド』の感想記事第3回目(3クールまとめ感想)です
 
 
37話でTVシリーズ完結となった『ドライブヘッド』。そんな最終(3)クールは、ドライブヘッドの戦力面ではトランスポーターガイアの登場などの新要素がありましたが、どちらかといえば邪悪AI=アークとのバトルに時間が割かれていたように感じました。
 
 
ニセドライブヘッドの登場などで戦闘シーンが増えたものの、その一方でゴウたちのドライブヘッドに武装面でのパーツ追加がされることは最後までありませんでした。その理由はこの作品、そして機動救急警察があくまでもレスキューを最大の目的としていたからゆえでしょう。この点は高く評価したいですね
 
 
 
 
 



最終クールで注目させられたのは、やはり邪悪AIと機動救急警察との決着。かつての「トミカヒーローシリーズ」のように、明確な敵組織もなければこちら側が武装面を追加していたわけでもなかったので、単なる戦闘では決着しないだろうとは思っていましたが、あんな結末になるとはちょっと予想できませんでしたね
 
 
邪悪AIの正体は、30年前に開発途中で放棄されたスーパーコンピューター・アーク。スパコンとしての機能が残されたまま凍結されたアークは、いつしかネット上で人間の負の感情をもとに成長し、それがああいった形で発現した―。ドライブヘッドのラスボスとしてこのような敵はちょっとミスマッチな感じがしないでもないですが、2クール序盤からポツポツと伏線が張られていたので、総合的に観ると違和感はそこまでありませんでした。ただ、「バベルの塔プロジェクトに隠されたアーク幽閉の歴史」をもっと早い段階でにおわせておけば、さらに面白い展開になっていたのではないかとも思いました
 
 
そして、伝説ともいうべき最終回。アークとの決着はゴウ、そして車田博士のAIによる話し合いによって解決。ドライブギアの秘密発覚もそうですが、いささか車田博士のAIが万能すぎるようにも感じましたが…、そんなことが霞んでしまうくらい圧倒的に印象に残ってしまったのは、刈狩博士の目覚ましい活躍でしょう
 
 
2クール中盤時点で、犯罪者のわりになかなか憎めない悪役キャラになっていた彼でしたが、邪悪AIとの戦いが激化する中でその傾向は顕著に。邪悪AIへの対抗コンピューターウイルスを開発し、アジトを何度破壊されても不屈の意思で開発を続行。そして最終回では、回収したニセドライブヘッドに自分のロボットシステムを組み込み、ソニックインターセプターメガマックスと共闘したうえ、前期OPBGMに地球の危機を救うというとんでもないことをやってのけてくれました
 
 
もはや扱いが主役級。最終回のサブタイトルは「チーム刈狩博士 ゴーレスキュー!」に改題すべきじゃないかというほどの活躍。『ドライブヘッド』において最も興味深く、そして面白いキャラとなった彼ですが、やっぱりいつか彼との決着をキッチリ描いてほしいですね。いやあ、彼がこんな魅力的なキャラになるとは、初登場時は想像もしなかったぞ…
 
 

ドライブヘッドのメカニック面では、トランスポーターガイアの変形がついに実現。「トランスポーターは、いつかロボット形態に変形して玩具が出るんだろうなぁ」とは第1話の時点から予想していましたが、ようやくそれが実現した形になりました。私は玩具を購入していませんが、あれだけ活躍してくれたことだし、そこそこ売れたんじゃないかな?
 
 
 
 
 

アークは浄化され、刈狩博士の決死の活躍により、地軸が傾くという影響は残ったものの地球の危機は救われた。しかし、「邪悪なる意思」は人知れずそこから脱出し、謎のドクロのようなものに吸い込まれて…?
 
 
ストーリーとしては完結したものの、同時に大きな謎を残した『ドライブヘッド』のTVシリーズ。そう、皆さんはもうご存知ですよね。
 
 
来年(2018)1月より、Youtube公式チャンネルなどで『ドライブヘッド』の新作エピソードが毎月第3土曜日・トミカの日に配信!そして、同年8月には『ドライブヘッド』の映画が全国ロードショー決定!!
 
 
諸般の事情により、当初から放送期間が全37話と決まっていたらしい『ドライブヘッド』。しかし、こうした続編や映画作品までもが制作されることになったのは、当初からの予定ではなく、放送につれてこの作品が高い人気を獲得したからに他ならないでしょう。
 
 
 
 
 

『ドライブヘッド』、そして後番組としてバトンタッチされた『シンカリオン』。子供向けロボットアニメの歴史は、もしかすると現在進行形で新たなる1ページが作られているのかもしれません。
 
 
もちろん、年明けからは両作品ともに追っかける気マンマンな私。2018年も、私は色んな作品にワクワクさせられそうです。
 
 
さあ叫べ、「チェンジ!シンカリオンッ!」







◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2002年放送の『忍風戦隊ハリケンジャー』EDテーマ「いま風の中で(別バージョン)」です。


以前も紹介したことがあるような「いま風の中で」。通常の音源等で収録されているのは終盤がフェードアウトしていく形で終わるものですが、こちらはライブ等のようにフェードアウトがなく終わる別バージョンになっています。


ウソかマコトか、『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』ではEDテーマがなくなるかもしれないとのこと。うーん、もしこれが本当なら、その分本編時間が長くなるんでしょうか。まあ、これらのことは来年明かされるのでしょうね。






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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