お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』ちょっとした感想 第三楽章


今回は、『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』の感想記事第3回目(3クールまとめ感想)です。
 
 
作品も後半戦に入ったことで、ストーリーも急転。毒毒団の一時退場、スーパーネガティブジュエラーの登場によるミラクルちゅーんず!たちの苦戦の連続、そしてファイナルモード登場と、2クールまでのほんわかしたノリから一気にバトルヒロインもの方向へとシフトしたため、毎週ちょっぴりハラハラさせられました
 
 
当時は私もプライベートで重要な資格試験などが控えていたのですが、それと同じくらい『ミラクルちゅーんず!』の展開にも気をもんでいました。まあ、私も資格試験に受かり『ミラクルちゅーんず!』もファイナルモード登場後は平常運転に戻ってよかったですけどね。
 
 

 
 

3クールで最も注目すべき展開だったのが、上述したようなファイナルモード登場編。27話~第32話までの実に6週間にわたって、ファイナルモードの登場へのストーリーが描かれていました。
 
 
「悪の組織の首領の意向による突然のメンバー入れ替え」、「奪われた強化アイテムの回収→回収に何話もかけて苦労する」と、やっていること自体は他の特撮作品等でもありがちな内容。しかし『ミラクルちゅーんず!』は、第2クールまではなんだかんだで平和に味方も敵も活動していたため、この第26話のウノー・サノー登場によるストーリーの急転には正直今年の特撮作品の中で最大の衝撃を受けましたね(大げさ)
 
 
そして第28話~第31話までが、クリスタルジュエルの回収編。回収する各クリスタルジュエルとそのメンバーのメイン回を対応させ、さらには戦闘シーンもファイナルモード登場後だとそれ一強になってしまうことを予測したからなのか、各スペシャルジュエルが連続して登場。ベタな構成ながら、ストーリーも戦闘もキッチリ盛り上げてくれました。最後の回がカノンとフウカのクリスタルジュエルを一気に集める形になりましたが、これは放送期間や販促の都合だったのでしょうか?まあ、2人は今までも比較的単独メイン回があったので、こうした扱いになるのもわからなくもないですけどね
 
 
この期間の敵としては、クリスタルジュエルをネガティブ化したスーパーネガティブジュエラー、さらにはそれらが合体したハイパーネガティブジュエラーも登場。敵側もその強大な力でメンバーたちを苦しめましたが、その分スーパーネガティブジュエラーたちが単なる「クリスタルジュエルを集めるための敵」に成り下がっており、『ミラクルちゅーんず!』では一般的な「ゲストキャラクターがしっかりストーリーに絡む」という要素がほぼ皆無だったのが非常に残念でした。特にヒカリメイン回での波岡一喜さん、せっかく彼を起用したのにもかかわらず、ポッと出の遭難者の役ですぐスーパーネガティブジュエラー化させてしまうなんて、「もったいない、とてももったいない!」と感じました
 
 
そして、第32話。全『ミラクルちゅーんず!』ファンが1か月半以上待ち望んだであろう、ファイナルモード初登場回。このお話は演出的にも、そしてラストシーン的にも『ミラクルちゅーんず!』最終回としても通用しそうな出来になっていました。いやあ、ファイナルモードが出て来るのは分かってましたが、いざ出てくると安心感がありました。ラストシーンの全国ライブツアー1回目のステージに立つカノンたち、これはこの作品の名シーンの1つだといっても過言ではないですね。それにしても、中ボスの正体がウサギとカメで、それの名前のモチーフが人間の臓器って、どんな脳みそしてたら思いつくんだろ…?
 
 
サノーとの対決回である第33話、第26話とは違い戦闘面での総集編となった第34話を挟んで、第35話以降は通常どおりの内容に。ファイナルモード登場後はストーリーはどうなるんだろうとこれまた気になっていましたが、第25話以前のような普通に芸能活動しながらネガティブジュエラーを倒すという構成になっており、また毒毒団も「デラックス毒毒団」となって復帰したので安心しました。そうそうこれだよね!このノリが『ミラクルちゅーんず!』という作品の魅力だよ!
 
 
ゲスト出演陣も相変わらず豪華。第3クールでは特に、波岡一喜さん・四方堂亘さん・渡辺哲さんの起用が印象的だったなぁ。
 
 
 
 
 

年末年始を挟んでから始まる、第4クール。すでに関係者のツイート等で番組の終了時期が来年(2018)34月であることがほぼ確定しているので、彼女たちの活躍も残すところあと12話程度となりました
 
 
ついに始まる魔王の現実世界への侵攻にどう立ち向かうのか?そして、後枠に始まるであろう新番組『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』の詳細とは!?来年もこの放送枠は、いろいろと特撮ファンを楽しませてくれそうですね
 
 
個人的に『ミラクルちゅーんず!』のラストは、「チューンアップされた魔王様と毒毒団たちが、ミラクルちゅーんず!と一緒に「Catch me!」を踊っておしまい」でいいと思うんだけど…、ダメかな?








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2000年放送の未来戦隊タイムレンジャー』挿入歌「ミラクル☆Xmas」です。


タイムレンジャー』のクリスマス回のEDとして使用された、メインメンバーらによるクリスマスソング。「♪20世紀最後のクリスマス」という歌詞が、当時ミレニアムだの世紀末だの散々騒いでいて当時を思い出させてくれるフレーズですね。


戦隊でも恒例となったクリスマス回。以前は2話3話連続回の後編という形で盛り上げてくれましたが、近年ではそれよりもクリスマスの雰囲気を重視することで盛り上げるというクリスマス回が増えているような気がします。さあて、気は早いけど、来年始まるあの新戦隊のクリスマス回はどうなるのかな。




(ニコニコ動画非会員でも視聴できるニコビューアへのリンクです)


 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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