お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第22話 ちょっとした感想


隠しきれないウルトラゼロキック






12月に入り、最終回まであと1か月を切った『ウルトラマンジード』。今回はその前哨戦ともいうべき内容であり、伏井出ケイにエンペラ星人カプセルとダークルギエルカプセルを「奪還」されてしまいました。


石刈アリエがこのタイミングで退場するとは予想外。何かの形でTVシリーズ中に退場するだろうとは予想していましたが、こんな形になるとはなぁ

 
 
 
  
・ストーリー面

エンペラ星人カプセルとダークルギエルカプセルをめぐる、リクたちとケイのバトル!一方でアリエの退場や2つのカプセルをケイが奪うなど、あらゆる面でお話が動いた回でした。でも、今回のサブタイトルは誰にとっての「奪還」だったんだろう?



大胆にもAIB本部に脅迫メッセージをたたきつけるケイ。アリエがケイ側についていることを知らないリクたちは、ケイの要求通り指定された廃工場へと向かいます。冒頭からいきなり行動を起こすケイ。ビデオメッセージの背景がベリアル融合獣の内部と同じでしたが、どこで撮影したんだろう?ケイの要求に対してリクたちがそこへ向かいますが、そこには当然レイトも駆り出されるハメに。せっかく営業先で新規案件を取り付け、ゼロに褒められるくらいだったのに、無慈悲にもモアたちに連行されてしまいます。ああ、サラリーマンヒーローはつらいよ…



廃工場へ向かってみると、そこには鉄塔に括りつけられたアリエが。状況的にはリクたち側が不利でしたが、一瞬のスキをついて形勢逆転。アリエを救出し、ゼナなどはその身体能力でケイを追い詰めます。鉄塔に括りつけられていたアリエはホログラム映像か何かかと思ったら、なんと本当にそこに括りつけられていた(もちろん実際はCG合成で表現)。いくら協力しているとはいえここまでの仕打ちをされているんだから、アリエもこのあたりでケイに見切りをつけておけばよかったのになぁ。一瞬のスキをついてからリクたちのケイに対する反撃が始まりますが、ここで必見なのがレイトとゼナのアクション。レイトはケイをひるませた後に大きくジャンプして間一髪のところでアリエを救出、ゼナもガンアクションをしたりウルトラゼロキックをほうふつさせるドロップキックをを食らわせたりと、見所満点です



キングギャラクトロンにフュージョンライズしたケイの攻撃が、モアの乗る車に迫る!ジードとゼロの活躍で窮地は脱したものの、カプセルの入ったケースはアリエに奪われてしまいます。戦闘終了後系のもとに現れるアリエでしたが、彼女はケイの手で始末されてしまうのでした。カプセルをAIBから奪ってくるという功績を残したのにもかかわらず、ケイに始末され退場してしまったアリエ。ケイの凶悪性を表現した描写であり、彼にとってアリエが使い勝手のいい駒でしかなかったということの表れでしょう。アリエが現状よりもさらケイに心酔していれば、彼女にとってより悲劇的なシーンになっていたでしょうが、次回から最終章が始まるみたいだし、このタイミングでの退場は仕方ないかな



アリエを救えなかったことを悔やむモア、ケイの言い残した言葉について考えるリク…。今回の一件は、リクたちの心に大きなものを残す結果になりました。今回はところどころにモア単独の活躍や心理描写のシーンが多かったので、ある意味モアメイン回とも言える内容でしたね

 
 
 
 
・特撮面

ウルトラマンフェスティバル2017」のライブステージ以来、私を含め映像への登場を熱望するファンが多かったキングギャラクトロンが登場した今回。ストーリーの都合上あまり大暴れはしてくれませんでしたが、強敵キャラとしてふさわしいハデなやられ方をしてくれました



一転して劣勢になったことで、キングギャラクトロンへとフュージョンライズするケイ。その圧倒的な火力により、ジードとゼロを追い込みます。キングギャラクトロンの登場とほぼ同時にジードたちも登場しますが、一番最初はジード側が優勢。ゼロスラッガーで切り付けられた際にキングギャラクトロンの体表が爆発炎上しており、攻撃の臨場感を演出しています。一方でその後は調子を取り戻したのか、キングギャラクトロンが優勢に。ビームでゼロを吹っ飛ばす荒業を見せてくれます



モアとジードのピンチを見たゼロは、大ぶりなドロップキックをしてキングギャラクトロンを蹴り倒し、ゼロビヨンドに強化変身。ジードもロイヤルメガマスターにフュージョンライズし、2人の反撃が始まります。ゼロのドロップキックは、キングギャラクトロンの顔が大きくゆがむくらいの威力のキックに。中のアクターさん大丈夫かなぁ





キングギャラクトロンは並々ならぬパワーを見せてきますが、2人はパンチによってキングギャラクトロンとの距離をとることに成功。最後はロイヤルメガマスターによるエイティセブンスラッシャー、ゼロビヨンドによるツインギガブレイクによって倒されるのでした。ゼロビヨンドがゼロツインソードを使うという珍しい戦い方が披露された今回。どうやら、今日発売された「ウルトラマンゼロなりきりセット」の販促の関係もあって、こうなったようですね。BGMはゼロのテーマ、とどめの一発もゼロ…。まさに主役を食う形になっていましたが、とにかくゼロビヨンドがカッコよかったですね






伏井出ケイの言い残した言葉の意味とは何か?そして、ストルムの光が降り注ぐ決戦場とは―!


次回からは沖縄ロケ!劇場版でも沖縄が舞台になりますが、何かそれをほのめかす描写等は出てくるのでしょうか。










◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1993年放送の電光超人グリッドマン』OPテーマ「夢のヒーロー(パチソンバージョン)」です。


おそらく、本来の版権元であるビクターとは別の会社から発売されたカセットテープに収録されていたであろう、「夢のヒーロー」のカヴァーバージョン。ボーカルは頑張っていますが女性コーラスが残念な感じで、もったいない気がします。


いよいよアニメ化が発表された『電光超人グリッドマン』。OPはもちろん「夢のヒーロー」になる…のかなぁ?





(ニコニコ動画非会員でも視聴できるニコビューアへのリンクです)



 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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