お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『銀河烈風バクシンガー』ちょっとした感想 巻之十一(第31~33話)


久々に毎週放送の放送スタイルに戻ってきた、TOKYO MXの『銀河烈風バクシンガー』再放送。一方当ブログの感想記事も特に休止せずに更新を続け、とうとう銀河烈風バクシンガー』の感想記事も第11回目になりました


前回のトーバ・ミフーシの戦いでバクーフ軍が実質的に敗北したことにより、どんどん悪化する戦局に突入することになってしまう銀河烈風。決して良いとは言えない状況の中、ディーゴたちは変わらず自分たちの「烈の意地」を貫き続けますが、その姿にはどことなく悲しさも漂うようになっていきます





31話「ドーエ星ふたたび」
198321日放送

「僕はもう子供じゃない!銀河烈風の男です!」
 
 
STORY:俺たち銀河烈風は、故郷ともいえる星:ドーエ星へ戻ってきた。俺たちはまだまだやれるはずだ!そんな中、太陽系最大の警備企業:ビクトール社がここに駐留していることが分かった。社長はかなりのやり手のべっぴんさんだが、どうやら悲しい過去があるらしい。そして、その過去とジャッキー・ファンファンを結ぶ線は何か?銀河烈風バクシンガー、参るッ!
 
 
バクーフの決定をよしとしない“正義派”の軍がいるというドーエ星にやってきた、ユーリと銀河烈風。だがドーエ星にはビクトール社がおり、これがどちらの側につくかで戦局が大きく変わる―。前回までが戦闘の連続だったからか、今回は戦闘がほとんどない回に。孤児であったジャッキー・ファンファン兄妹の出生の秘密がわかる展開にも、注目です
 
 
バクーフ正義派の兵士たちが集結していると聞いて、ドーエ星へ戻ってきたユーリと銀河烈風。しかし集結していた兵士は、決して少なくはないものの想像ほど多くはなく、おまけにドーエ星ではビクトール社が不穏な動きを見せていたのでした。バクーフ正義派の兵士たちが集まっていたのは、ドーエ星のツーデンの谷。奇しくも第2話で銀河烈風が初めて駐留した場所と全く同じでした。バクーフ正義派の兵士たちは戦車なども用意して立ち上がっていますが、やはりその数は多いとは言えません。ですが彼らの意志は固く、その現状を見たユーリは自分の考え方を変えます。総将軍職に担がれて以降、過去の恨みを力にして戦い続けてきたユーリ。しかしこのバクーフ正義派の心意気を見て、心を打たれたようです。今や総将軍職も解任されただの男になってしまったのに、時代の流れで担ぎ上げられた自分を支持してくれる人々がまだいる―。ユーリはこの感想として、「戦いとは、個人の想いを超えて、ひとつの清らかな正義に殉ずる精神の発露だということをな。」と述べています。文語調の言い方も相まって、ユーリがどれだけこの事象に心を打たれたかが窺えますね
 
 
ビクトール社の調査にあたっていた士郎・ジャッキー・ファンファンは、ひょんなことからビクトール社社長:ナターシャ・ビクトールと知り合いに。彼女の別荘に招かれますが、ジャッキーとファンファンの会話を聞くたびに激しく動揺する彼女の様子から、士郎は何かを感じ取ります。一方ディーゴとシュテッケンは、ガオーカ星やアエイズ星のバクーフ派の動きを知り、彼らと合流することで戦力を蓄え、時代の流れをひっくり返す作戦を立てます。ビクトール社社長:ナターシャは確かに美人ですが、裏切り者は絶対に許さないという非情な一面も持つ女性。武器の横流しをしていた身内の裏切り者を、道の真ん中で堂々とミサイル爆撃で殲滅するくらいのムチャっぷりです。もう少し隠密にはできないのかなぁ…。この攻撃であおりを食らったジャッキーは負傷。ナターシャの別荘で治療してもらいます。会社を離れればナターシャは優しい女性ですが、ジャッキーとナターシャの母親の回想の度に動揺するナターシャ。彼女は彼らと何かしらの関係がありそうです。同じ頃ガオーカ星やアエイズ星の動きを知ったディーゴとシュテッケン、特にシュテッケンは、この動きをチャンスと考えたようで、新太陽系連合はまた違った新たな歴史の流れを作り出そうと画策します。この時のディーゴやシュテッケンは、やはり強気な感じに。この状況を本当にチャンスととらえていたのでしょう
 
 
ビクトール社にケイ・マローン率いるロングー星艦隊が近づいていることを知ったディーゴたちは、先にビクトール社を叩くことを決断。しかしジャッキーとファンファンの強い反対により、この決定は一時保留とされ彼らは士郎とともにナターシャのもとへ向かいます。そこでナターシャが話した過去とは―。第12話あたりからすっかり銀河烈風にビビり気味のケイ・マローン。他の新惑星系の連中にも銀河烈風討伐の構想を話しますが相手にしてもらえず、ビクトール社を頼ってきたのでした。そして、ナターシャが抱えていた過去とは、やはりジャッキーとファンファンは彼女の子供であったということ。ナターシャは若い頃貧乏人の男性と駆け落ちしましたが、父親によってその仲を引き裂かれ、既に生まれていた2人の子供とは離れ離れに。その2人こそジャッキーとファンファンでした。その後、ジャッキーとファンファンを引き取ってくれたリーという男性は、不慮の交通事故で急死。その際に彼は、2人に母親であるナターシャのヒントを残していました。なるほど、ここでジャッキーとファンファンが孤児になり、少し間をおいて第1話の士郎との出会いにつながるんですね。今回の序盤から伏線が張られているので、ナターシャ=ジャッキーとファンファンの母親という事実には特に驚きませんが、彼らの涙や表情のおかげで、このシーンはやはり感動的なものになっています
 
 
ナターシャは自分と一緒に暮らそうと提案するも、それを拒否して銀河烈風の一員として残ることを選択したジャッキーとファンファン。このことがあったからか、ドーエ星を脱出するユーリと銀河烈風をビクトール社は追撃せず、これにより彼らはガオーカ星へ向かいます。このナターシャとジャッキー・ファンファンの別れのシーンでは、2人の強い決意を感じられるシーンになっています。特にジャッキーはファンファンをナターシャのもとにおいてでも銀河烈風に戻ると言い張り、自分の選択した道を貫き通します。それに心打たれたからか、ロングー星艦隊との協定を破棄し、ユーリと銀河烈風の脱出を静観するビクトール社。ラストシーンで、ナターシャに対して敬礼するバクシンガーが微笑ましいです
 
 
「よかった。親子の衝突は、避けられましたね。」
「うむ。我々はこれで、ガオーカ星の同盟軍と合流して、起死回生の力を蓄えられる。」
「ああ、これからだ―。」
 
 
 
 
 
32話「ガオーカに吼える」
198328日放送

「祖国ガオーカの…、明日を頼む!」
 
 
STORY:ガオーカ星に降り立った俺たち銀河烈風を待っていたのは、ツルグ・カーイという男だった。かつてディーゴとは剣術を争った仲でもある、なかなかの切れ者だ。だが、こんな辺境の星ガオーカにも、新太陽系連合の魔の手が迫る!ツルグの持つ新しいガオーカの創造構想とユーリ公の命は、何としてでも守らねぇといけねぇな!銀河烈風バクシンガー、参るッ!
 
 
レッド惑星海の境界付近にあるガオーカ星。こんな辺境の星にも、自分たちの夢のために立ち上がる、ツルグ・カーイという男がいた!今回は、前回ユーリと銀河烈風が向かうと言っていたガオーカ星をめぐるお話。死闘に続く死闘の連続、その果てにあるものは―。
 
 
ガオーカ星に降り立ったディーゴたちを待っていたのは、ツルグ・カーイというガオーカ星軍の参謀。彼はかつてハイスクール時代にディーゴと優勝を争った仲であり、ディーゴを自分たちの基地へ招くのでした。ツルグ・カーイはかなりの切れ者で、まさに“祖国ガオーカの勇士”とも言うべき男。不意討ちをして部隊を全滅させたゴワハンド星工作隊を1人で逆に殲滅し、おまけに部下からはかなり慕われているなど人望も厚い男として描かれています。そんな彼はハイスクール時代はフェンシングで名を馳せており、ディーゴとインターハイの決勝で勝負。判定はドローでしたが、自身のフェンシングの剣が折れてしまったことから、自らの敗北を認めるという過去がありました。「折れた剣では、相手を突くことはできない。」それゆえにツルグは敗北を認めたんですね。しかしシュテッケンがこのハイスクールのインターハイに来ていたということは、ディーゴとは学校どころか部活も一緒だったのか?
 
 
新太陽系連合の不審な動きからシュテッケンが察知した通り、ケイ・マローンの尖兵とも言うべき大艦隊がガオーカ星を襲撃。ツルグ率いるガオーカ軍は上空で総力戦となり、銀河烈風やユーリ軍もこれに加勢します。ツルグは相手の出方を読んでいたのか、上空と地上からの見事な連係プレーで敵を撃破。しかし敵の数が増えてくるとそれらに対処しきれなくなり、劣勢を強いられるハメになります。上空のツルグがいる旗艦付近は、ビーム砲の雨あられとも言うべき激しい戦闘に。ガオーカ軍の奮闘が窺えます。一方地上でガオーカ軍の部隊を次々と殲滅していったのは、既に死んだシンザーク・ハイムが結成した民兵隊。彼が死んだ後も隊自体は残り続け、戦闘部隊として組織され続けていたようですね。ディーゴたち銀河烈風もこれに挑みますが、徒党を組んで挑んでくる民兵隊にはほんの少し苦戦。ケイ・マローンは民兵隊結成当初はバカにしてたけど、やっぱりこいつらなかなかやるじゃないか…
 
 
地上戦の最中、ゴーショ家親衛隊に囲まれるライラ。これを仕組んだのはバトル・ワトキンズであり、彼女にユーリを説得し降伏するよう迫ります。しかし彼女はこれを拒否。ゴーショ家親衛隊はライラへの宣言通りユーリの暗殺を謀りますが、これも銀河烈風によって阻止。周囲にいた「ニオーム」型ロボも、バクシンガーの前にあっという間に散っていくのでした。バトル・ワトキンズとは、かつてエリカ・テーナからオズマ・ドラーゴ暗殺の密命を受けるなどしていた、ゴーショ家の重臣。今回は「太陽系の平和のため」の名のもとに、ライラを利用しようとします。これも戦争のやり方と言えばそうですが、この男のやり方はやはり汚いですね。ライラの拒否後のユーリの暗殺未遂シーンでは、ディーゴたちが見事な剣捌きを披露、続く「ニオーム」型ロボも、バクシンガーのバクソードによって全滅させられます。ユーリを警護する際の各員の剣捌き(ライラだけ電磁ムチ)は、相変わらず素晴らしいものに。でもそれ以上に気になるのが、ユーリのいた城塞の警備体制です。わずか10名にも満たないゴーショ家親衛隊に最深部まで侵入されるなんて、ちょっとなぁ
 
 
敵艦隊の大半を倒したものの、業火に包まれるツルグの旗艦。乗組員を全員脱出させたツルグは、敵旗艦をひきつけ、自分の艦とともに誘爆。自分の命と引き換えに敵にも大打撃を与え、かくしてガオーカ星は何とか死守されました。ツルグはその気になれば脱出する余裕もあり、敵に自分が旗艦にいると思わせて誘爆というのも可能だったはず。しかし彼がそれをしなかったのは、祖国ガオーカのために殉じる精神があったからでしょうか?ともかく、最後まで隊員たちに慕われ続け、散っていったツルグの姿は涙無くしては見れません。ラストシーンではユーリたちが集まり、「ツルグの死は無駄にしない」と誓うシーンが。この際ディーゴは、兵士がツルグから託されたという短剣を受け取りますが、彼は逆にこれをその兵士に託します。祖国ガオーカを死守するために散っていったツルグ。彼の思いが込められている短剣は、自分ではなく、実際にその思いを託されたガオーカの兵士が持つのがふさわしい―。ディーゴはそう考えたのでしょう
 
 
(エンディングモノローグなし)
 
 
 
 
 
33話「壮烈・アエイズ魂」
1983215日放送

「ヤツらに、アエイズ魂を見せてやるのだ!」
 
 
STORY:俺たち銀河烈風がやってきたアエイズ星は、アエイズ軍の尽力むなしく、既に新太陽系連合軍に押されている状態だった!一般の女子供にまで武器を取らせるとは、この戦い悲惨な泥沼になりそうだぜ。それでもユーリ公の協力を拒むモーリ公。だが、この現状を俺たちが黙って見過ごせるわけがねぇ。助太刀するぜ!銀河烈風バクシンガー、参るッ!
 
 
かつて銀河烈風がお世話になったものの、ユーリ公の件で決別してしまっていたモーリ公。今回は彼の治める星であるアエイズ星を舞台にしたお話です。星の独立をかけて戦うというのは前回とコンセプトが似ていますが、前回とは違い悲惨な戦いが繰り広げられることになります
 
 
スリーJの案内ルートにより、敵艦に遭遇することなく航行を続けていたバクシンバード。しかし、そこへ突然「タイガー旗」を掲げたバイク部隊が激突。その直後ゴワハンド星部隊を退けたディーゴたちは、激突したバイク部隊の中の青年:トーニ・アーウィンと出会います。トーニはモーリの弟で、アエイズ星軍「少年決死隊」のリーダー。アエイズ星の惑星間通信はゴワハンド星軍により攪乱状態にあったため、それの原因である妨害衛星を破壊するために出撃したのでした。トーニはモーリとはあまり似ていない爽やかな青年。モーリから銀河烈風の武勇伝もいろいろ聞いているようです。なんだ、モーリ公は別に銀河烈風を嫌いになったわけじゃなくて、純粋にバクーフ600年の伝統に固執するがゆえに銀河烈風と決別してたのか…
 
 
ユーリやディーゴの協力の申し出を拒否し、列星同盟の援軍をあてにしながら攻撃に出るモーリ。しかしアエイズ軍の兵力と新太陽系連合軍の兵力には圧倒的な差があり、あっという間に劣勢に。苦しい戦いを強いられることになったモーリは、本拠地ルガーツ城に立てこもり、悲惨な総力戦にうって出ます。やはりバクーフ600年の伝統にこだわり続けるモーリ。彼は列星同盟の援軍をあてにしながら作戦を立て攻撃を仕掛けますが、いくら待っても列星同盟の援軍は来ないので作戦は次々に失敗します。それもそのはず、列星同盟のうちセーダイ星はイーゴ・モッコスの交渉によりこの戦いの静観を決め、他の星も動きをどうとるか考えているからでした。今回の戦いでも戦局を決定的なものにしたのは、トーバ・ミフーシの戦いの時と同じくイーゴの交渉力。戦いを避けるためにこういった根回しをしていくのは、彼の得意技ですね。こういった戦法こそが、やはり戦争のやり方なのでしょう。兵力にすら窮することになったモーリは、トーニら少年決死隊、一般の女性や子供にまで武器を取らせ、戦闘にあたらせるようになります。新太陽系連合軍がビーム砲などで攻撃する一方、アエイズ星地上部隊の戦法は、岩落としや小銃などの攻撃力の弱いものばかり。これでは勝ち目がないというのが火を見るよりも明らか。モーリの意地が招いた悲劇ともいえるでしょう
 
 
明らかに悪化する戦局に見かねたユーリと銀河烈風は、自らこの戦いに加勢。ユーリ軍はルガーツ城後方を守り、銀河烈風は少年決死隊がいるイモーリ山で攻撃を行います。イモーリ山の少年決死隊は、既に新太陽系連合軍に包囲されておりあわや玉砕というところまで追いつめられていましたが、ジャッキーとファンファンを先陣に、士郎・佐馬・ライラが応援に駆け付け、盛り返します。ジャッキーやファンファンが戦闘に出るのはかなり久しぶりですが、特技のクンフーで敵を蹴散らしていきます。ファンファンの「乱暴な女の子、嫌い?」という問いかけに対してトーニが返答に困るシーンが、戦闘の真っただ中だというのになんだか和ませるシーンになっているのが、微笑ましいですね。続いて迫ってくるゴワハンド星艦隊も、バクシンガーのニューバクソードの前にほぼ全滅。一方ルガーツ城もユーリ軍の奮闘により何とか持ちこたえている状況でした。ユーリ軍と銀河烈風の強さがうかがえる描写。イーゴの「(彼らがまともに加勢すれば)落とせる星も落とせん!」と考えるのがよくわかります。
 
 
敵の攻撃によりどんどんボロボロになっていくルガーツ城。中央モニターも破壊される中、横のモニターに映し出されるのは、ユーリ軍と銀河烈風の活躍。彼らの活躍で何とか持ちこたえ続けていたことを知ったモーリは、自分の考えが間違っていたことを自覚。ルガーツ城に白旗をあげさせ、責任を取る形で自らの命を絶つのでした。「戦闘では終始劣勢に追い込まれ、リーダー格が戦闘の中で死亡」というのは、前回のガオーカ星のお話と似ていますが、ツルグと違ってモーリは、己の判断の過ちを悔やむ形で自殺という終わりを迎えています。バクーフ600年の伝統にこだわり続けることは問題なかったのでしょうが、それをかたくなに貫徹しようとしてしまったことが、今回のアエイズ星の悲劇を招いたといえるでしょう。白旗上がるルガーツ城を見ながら、生き残ったトーニたちとともにアエイズ星を脱出するユーリ軍と銀河烈風。彼らの求める“星”はいずこに―
 
 
(エンディングモノローグなし)





今回はここまで。次回は第34話から第36話をご紹介予定です。銀河烈風バクシンガー、参るッ!!








◎今日のJ9ソング


今回ご紹介するのは、1982年放送の銀河烈風バクシンガー』使用BGM「LETSU」です。


劇中第1話から何度も使用され、バクシンガーへの合体バンクシーンがリニューアルされてからはそのテーマソングともなった、『バクシンガー』で最もポピュラーと言えるであろうBGM。「烈」と「Let's」をかけた歌詞やタイトルが、センスを感じますね。


「♪LETSULETSUOh, Oh, Baxingar」―。後期合体バンクシーンは確かにかっこいいのですが、いかんせんメンバーのコスチュームが変わっちゃったのがね…。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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