カリカリのメンバー2人:アカリ&ヒカリを追加戦士に迎え、さらにパワーアップしたミラクルちゅーんず!。毎回似たようなお話をやっているように見えて、実は確実にお話が展開していっているというのが、本作の魅力でもありますね
また、ゲスト出演者面では1クール目以上に豪華に。諏訪太朗さんや津田寛治さんといった特撮出演経験者から、温水洋一さんや手塚とおるさんといった有名どころまで起用。しかもその使い方がかなり贅沢で、「これが三池監督のツテなのか?」とさえ思ってしまいました
ブログの記事の都合上1クールごと(3か月に1回)の感想記事となっていますが、今回取り上げる2クール目(第14~26話)では、様々な新しい展開が見られました。
・新スペシャルジュエル「演歌ジュエル」の他、ヒップホップ・テクノ・ロックの5人バージョン披露。
・柚原さん、元ミラクルちゅーんず!だった。
・確実に迫る毒毒団の魔の手!miracle²の知人たちまでもがネガティブジュエラーに。
この中で最も驚かされたのは、やはりアカリとヒカリのmiracle²への合流。彼女たちが追加戦士となるというのは事前情報がありましたが、設定面でも実際のユニットとしてもカノンたちと合流するとは想定外でしたね
まあ「カリカリ」ってユニット名もとってつけたような感じだし、ただでさえ初期メンバー3人を実際のアイドルユニットとして売り出しているので、アイドルとしても追加メンバーになるのではないか―。ということは、よく考えれば予想がつくことだったかもしれませんね。でも個人的予想では、戦士としては仲間になるけどユニットとしては別個で活動していくと考えていたからなぁ。いやあ驚かされた。
続いてはスペシャルジュエルたちの新たなる活躍。2クール目では、なんだかんだで各スペシャルジュエル(初登場の演歌ジュエル含む)が1回は登場し、演歌ジュエルを除く他のスペシャルジュエルは、劇中2回登場したことになりました。
スペシャルジュエル変身時の「Catch Me!」のアレンジBGMがなかなか凝っているので、個人的には販促も兼ねてもっと劇中で使ってほしいところ。なかなか登場しないのは、ネガティブジュエラーの形態に合わせて使うという設定がネックだからでしょうか?
劇中で頻繁に使えないのなら、OP映像やED映像に挿入する方法もありますが―、どちらもダンス主体だから難しいのかなぁ。
カノンたちは今魔王に奪われたサウンドジュエルを回収している形ですが、本来のミラクルちゅーんず!の目的は、美しい音楽を守ることらしい。そして柚原さんが持っていたアイドルジュエルはすでに力を失っていた―。ある程度成長したりアイドルを引退すると、アイドルジュエルはその効力を失うということなのでしょうか?この辺りは、今後も掘り下げてほしいですね
最後は、毒毒団の魔の手。彼らはいつも魔王に怒られている印象がありますが、1クール目の段階から敵(ミラクルちゅーんず!)のアジトと正体の特定や、それと並行してネガティブオーラを集めていたり(ネガティブオーラを集めるだけで、魔王復活に近づくことになる)と、ああ見えて実はキッチリ仕事をやっているのが興味深いです
2クール目に入ってからは、夏合宿先を特定してお化けに扮して精神攻撃したり、コジローをネガティブ化したり、さらに誘拐して人質作戦を行ったりなど、立派に悪の組織として活動しています。しかしその一方で、ほとんどの作戦やアイテムは空回り。ここら辺が彼らの憎めないところです。
最終形態であろうファイナルモードの登場、そして毒毒団の行く末…。クリスマス回の後に待ち構えているであろう、4クール目の展開はどうなるか?『ミラクルちゅーんず!』の今後の展開に、ますます目が離せなくなってしまうぞ!!!!!
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、2003年放送の実写版『美少女戦士セーラームーン』挿入歌「Mi Amor」です。
実写版のセーラーマーキュリーは、中盤数話にわたって展開されるダークマーキュリー編が印象的。『キュウレンジャー』のナーガ闇堕ち編とは比べ物にならないくらいえげつないことをやってくるのが印象的でしたね…。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A