お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第8話 ちょっとした感想


僕には…2万年早すぎますか?






ウルフェスに行っていたことにより、今日はいつもより1日遅れの『ウルトラマンジード』の感想記事です。


第8話であった今回は、もはや主役がレイトとゼロだったといっても過言ではなかった、ゼロビヨンド初登場回。一部雑誌ではほのめかされていましたが、サプライズゲストとしてウルトラマンヒカリも登場していましたね





・ストーリー面

以前からゼロビヨンド初登場回として告知されていた今回。ですがその内容は、ゼロビヨンドよりも前回の展開を受けてのレイトの心情変化の方が中心に置かれていましたね



伏井出ケイの策略によりギャラクトロンは停止したものの、ほぼ完敗状態だったリクとレイト。若さもあって闘志を燃やすリクでしたが、レイトはすっかりおびえて星雲荘を飛び出してしまいます。声を荒げるリクやライハに対してすっかりおびえ気味のレイトが印象的。ですが、彼が星雲荘飛び出す直前に言っていた「家族を守らなければならない」ということ、そして一人公園でケイの『コスモクロニクル』を握りつぶしてたたきつけようとする行動から、彼が本当はどういったことを望んでいるのかがわかる深いシーンになっています。本をたたきつけず、途中でグッとこらえたのも、ある意味彼らしいといえるかな



レイトの心情を汲み、ゼロ復活まで自分1人で戦うことを誓うリク。そんな中再びギャラクトロンが起動し、リクはそれに向かっていきます。一方、ギャラクトロン出現の報せを聞いて避難準備するレイトたちは―。レイトが避難するシーンでルミナとマユが何気なく話す「ウルトラマンを信じている」こと。それがレイトの中に眠っていた闘志を奮い立たせます。このシーンはベタではありますが、いざまともにされるとやはり胸に来るものがありますね。ルミナたちを抱きしめた際に、レイトがあえて「ウルトラマンの復活」ではなく「ヒーローの復活」を祈っていてくれといったことは、とても興味深いですね。ウルトラマンゼロと自分自身をダブらせて、そのうえで復活を祈っていてほしいということだったのでしょうか



ジードがギャラクトロンと戦う中、戦場にたどり着くレイト。そこにライハも現れ、ウルトラゼロアイNEOを手渡します。ウルトラマンの力を手に入れたレイトが、改めてその力で何をしたいかを強く願うとき、ウルトラゼロアイNEOが輝きだす…!ゼロのセリフとしてはもっとも有名であろう「二万年早いぜ!」が、こんな形で使用されるとは思ってもみませんでした。いやあ、正直このシーンでは泣かされましたね。ライハは「リクもレイトもウルトラマンになったことは運命だ」といっていましたが、これが今回のサブタイトルの由来でしょう。つまりこの変身をもって、レイトも自分のウルトラマンとしての運命を乗り越えたということです。ところでゼロは割とアッサリ復活しましたが、先のVSギャラクトロン戦で死んだのではなく、レムの言っていたようにエネルギーを消耗しすぎていただけだったのでしょう

 
 
 
 
・特撮面

特撮&戦闘面では、ゼロビヨンドのビーム攻撃やギャラクトロン2体出現など、ハデな構図が大展開。その分、それらをやった予算の兼ね合いからか、一部爆発等がCG合成にされていました



ジード苦戦中に、復活し再登場を果たしたゼロ。これに対してケイはギャラクトロンをもう1体召喚し、これによりゼロも劣勢に追い込まれてしまいます。ギャラクトロンの攻撃に吹っ飛ばされたゼロは、立体駐車場のミニチュアをハデに破壊。ゼロが明確にビルを破壊してしまったのって、今回が史上初ではないでしょうか。ゼロはいつも宇宙で戦っていたイメージがあるので、この絵はなんだか異常に新鮮でした



ギャラクトロン2体の前には、さすがのゼロも苦戦。そこへ突然光の球体が出現。その中にいたのはウルトラマンヒカリであり、彼はジードライザーと新世代ヒーローズのカプセル4本を渡し、新たなるパワーアップを促します。ついに登場、ウルトラマンゼロビヨンド。新世代ヒーローズのカプセル4本からニュージェネレーションカプセルαとβを作り出し、そこから変身とかなり長い変身バンクシーンになりました。まあ、次回以降ではバンクシーンも多少短縮されるでしょう。一方ヒカリは強化アイテム一式を持ってきただけで、これを何で作ったかという解説は特にナシ。『ギンガS』のストリウムブレスと同じノリですね。ん?ヒカリがジードライザーを持ってこれるということは、ウルトラカプセルだけでなくジードライザーも彼によるものなのか…?



ゼロビヨンドになってからは、形勢が完全に逆転。ゼロビヨンドはクワトロスラッガーバルキーコーラスのコンボで、ジードはアクロスマッシャーになってジードクローでギャラクトロンを見事撃破しました。ゼロビヨンドの攻撃は全体的にハデ。新世代ヒーローズの力を受け継いでいるからなのか、バルキーコーラスはウルトラマンビクトリーのビクトリウムエスペシャリーのような感じになっていました。ジードたちの勝利の影で、また敗北してしまったケイ。ジードがギャラクトロンに勝つというのは彼の策略のようですが、ゼロの復活、そして彼によるギャラクトロンの撃破は、完全に誤算だったようですね






ウルトラカプセルになりうるリトルスター。今度の宿主は、レイトの娘のマユだった!?そしてライハとケイの因縁とは?


次回はタイラントの登場回!えっ、またスカルゴモラ出てくるのぉ!?








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2012年3月公開の映画『ウルトラマンサーガ』使用BGM「ウルトラマンゼロのテーマ」です。


『サーガ』でも主役級ウルトラマンであったゼロ。この時使用されたテーマソングのBGMはギターの音色が追加されていますが、以前からのものの流用ではなく新たにリミックスされたものなのでしょうか。


一方今回の『ジード』では、またもや新しいゼロのテーマソングのBGMが使用。音楽の管理の事情等もあって新たに作り直されたのでしょうが、いったいゼロのあのBGMはいくつ種類が増えるんだろうか…。






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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