その出自はホラーじみていますが、赤い甲冑が目を引くデザイン：紅蓮騎。スーツはメカザムの改造というのがもっぱらのウワサですが、500サイズの怪獣ソフビとしては『X』のホオリンガ以来の完全新規造形になっています。
やはりその赤い甲冑が目を引くからか、全体はレッドの成型色で造形。ボディや背面は最低限の塗装―と言ってもブラックとゴールドが使われていますが―にとどめられている分、顔は細かく塗装されています
もう少し細かい部分まで塗装してくれれば、かなり雰囲気の良いソフビになっていたのではないでしょうか。
造形面では問題ありませんが、できれば刀をつけてほしかったのが正直なところ。でも、最近のソフビはウルトラマンに限らず武器が付属しないのが主流らしいので、仕方ないっちゃあ仕方ないか…。
不気味ながらも、その不思議な魅力で多くの人を惹きつけたであろう紅蓮騎。
「武士×甲冑モチーフの怪獣」というのはウルトラシリーズではまだ少ない部類ですが、やり方によってはまだまだ魅力的な怪獣を生み出せるジャンルではないかと感じますね。
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、1974年8月公開の映画『ノストラダムスの大予言』メインテーマです。
当時のいわゆる「終末ブーム」を受けて制作された、『日本沈没』に次ぐパニック映画第2作。
DVD化等はなされていないので封印作品扱いされている感がありますが、いくつかの公式書籍等にも記述が出てきたり、サウンドトラックが発売されていたりするので、存在自体が封印扱いになっているわけではないようです。
それではまた次回、お会いしましょう！
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