お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンオーブ』第18話 ちょっとした感想


ナオミ「ウチで居候みたいなことをしているクレナイ・ガイさん」








オーブオリジン登場によりOPを一新して迎えた今回の『ウルトラマンオーブ』は、メインキャストの1人:渋川一徹にスポットを当てた回


やっぱり、こういった「ギャグテイストに見せかけたちょっぴりいい話回」は、ニヤリとさせてくれるよなぁ!














大都会の真ん中で、日夜地球防衛のために奔走する男:渋川一徹。彼の悩みの種は、中学生になった愛娘のテツコとの関係。そんな一徹はテツコの事情を知るためにナオミたちに協力を求めるのですが、当のテツコは「キャサリン」を自称し、父である一徹を煙たがってるのでした。


次回予告でも登場していたゼラン星人は、まさかの一徹の回想の1カットのみで登場。ゼラン星人よ、お前何したんだ…?


父娘関係がどうであろうとも、仕草が似るのはやはり血のつながった家族である証拠。お茶を熱がるシーンや興奮し立ち上がるシーンをわざと父娘ともに同じ演技にしてあるのは、なかなか細かい描写です


ノリノリで帽子を放り投げ、無邪気にたい焼きにパクつくなど、かなりフランクな行動をするようになったガイ。前回のオーブオリジン復活でいろんなことが吹っ切れたとはいえ、性格変わりすぎじゃないかな。










一徹への信頼を取り戻すために、キャサリンとともに一徹を尾行するSSP一行。しかしなぜか女性にばかり対面する父親にキャサリンは失望。そんな彼女に、「ヒーローとは何か」をガイが優しく語り掛けます。


2枚目の画像のところでは、Youtube配信版だと「君も『ウルトラマンG』DVD-BOXを調査だ!」というインフォメーションが出る仕様に。明らかに柳沢慎吾さんつながりで狙ったように挿入されていたので、ニヤニヤさせられます。


一徹が読んでいた新聞には、以前も登場した「眼兎龍(メトロン)茶」のほか、お酒メーカー「星乃勇(ホシノイサム)」の広告、そして記事ではマルス自動車」という名称登場のほか、『オーブ』第4話や第6話で起こった事件の記事が。笑っちゃうくらいに芸が細かいなぁ


ヒーローを太陽に例えて語るガイ。ガイが語るたとえ話は、妙に含蓄あるお話のように感じるよなぁ。










一徹の勇姿が観れると一縷の望みをかけてキャサリンが廃工場で観た父の姿は、自分が思いを寄せるタカヒロへ銃を向ける父。キャサリンは父を責めますが、タカヒロは本当にシャプレー星人カタロヒという宇宙人だった!ヤセルトニウムでキャサリンの生体エネルギーをも奪い、ベムラー(強化)を召喚します。


宇宙鉱石ヤセルトニウムは、相手の生体エネルギーと引き換えに相手を瘦せさせ、そのパワーは怪獣を生み出すほど。なんか、人間のストレス貯めこんで怪獣化した『ウルトラマンコスモス』のゲシュートを思い出すなぁ。


今回のサブタイトルクイズの答えは、ウルトラセブン』第22話「人間牧場」。同じ『セブン』発の星人にこれは言わせるとは、やはり粋な演出。でも、個人的には『メビウス』の「父の背中」がチョイスされると思ったんだけどなぁ。
















オーブはベムラー(強化)、一徹はシャプレー星人に戦いを挑みますが、2人とも予想だにしなかった大苦戦により劣勢。ボロボロになっての戦いとなります。


ジェッタの「ウルトラマンオーブの正体一徹説」は、一徹の目の前でオーブが登場したことによりあっさり崩壊。まあ、この展開は第3話あたりから1回くらい取り上げられるだろうなぁと思ったけどね。


今回の一徹の激闘により、ビートル隊の携帯拳銃の機構やその詳細が判明。これはまた、後日別の記事で取り上げることにしましょう


オーブがベムラー(強化)に投げ飛ばされたとき、その衝撃でひび割れる道路。うん、この描写好き。
















しかしそんな父親の奮闘っぷりを観て、キャサリン必死の声援。オーブも一徹も敵の一瞬を突き、ベムラー(強化)はオーブフレイムカリバーで、シャプレー星人は一徹の銃撃によるガソリンタンクの誘爆で倒されるのでした。


明らかに「太陽にほえろ!のテーマ」をモデルにして作られた「一徹のテーマ」をBGMに奮闘するオーブオリジンと一徹。まさかネタのようなBGMがこんなにスタイリッシュに使われるとはなぁ


オーブフレイムカリバーの合成は、前回のオーブスプリームカリバーとはまた違った美しい合成に。こっちの方がキレイかもなぁ。


ガソリンタンク誘爆という名のナパーム大爆発をバックに、堂々と「あばよ!」と言い放ちキメる一徹。ここまでカッコいい「あばよ!」がこれまでにあっただろうか!?












事件も解決し、娘との信頼関係も取り戻した一徹。一徹が女性ばかりにあっていたのは、ヤセルトニウムを回収するためだったのでした。


お話は一件落着。だが、キャサリンの本名を聴きそびれていたガイはボソッとつぶやく。


「テツコって、誰だ…?」






やはりどこかの没ウルトラマンデザインの宇宙人とは違ってあの程度では倒されなかったシャプレー星人。そこに刀の一振りが彼にとどめを刺す。


その犯人は…ジャグラス・ジャグラー!?






人は誰でも、友人との思い出がある。そして久しぶりに友人と会うと、友人と自分を比較し、時に羨望や嫉妬を抱くことがある。そんな思いが怪獣化したら…?


次回は紅蓮騎が登場!15年ぶりに、戀鬼が土曜日に帰ってきたぞ!








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2001年放送のウルトラマンコスモス』使用BGM「今日のため、明日のため」です。


以前ご紹介した「LUNA MODE -慈しみの青き巨人-」と似ていますが、こちらはテンポがよりスローになり、劇中でたびたび使用された方のBGM。


『コスモス』のBGMは穏やかになれるというか、ヒーリングのような要素も持ってるんじゃないかなぁと感じますね。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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