お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

諸刃の第33話

おそらくこのブログを読む人の90%以上の人は、「『ウルトラセブン』第33話のサブタイトルと登場怪獣は?」という問いに、反射的に回答することができるでしょう


そう、答えは「侵略する死者たち」。登場怪獣(?)は「シャドウマン」です。






大人になった今では、「ここの特撮はこうやって撮ってるんだろうなぁ」なんてのんきに観れますが、私が初めてこれを観た幼稚園時代は、当然怖くて怖くて苦手な回でした。


とは言いながら、幼稚園時代の私は何回もこのお話を観ていました。それは別に私がドMだからというわけではなくて、後半でのウルトラホーク1号の活躍が大好きだったからです。






ウルトラホーク2号を撃墜され、変身後も宇宙船に囚われてしまうセブン。そこに颯爽登場ウルトラホーク1号。



敵の攻撃や演出用の電球炸裂の雨あられの中、ミサイルポッド大出力で円盤群に応戦。この時、一瞬コクピットでのレバー操作のシーンが入るのが何ともたまりません!



そして墜落スレスレの攻撃回避の連続の中、ビーム攻撃一閃!これが宇宙船の母艦に命中し、セブン救出に成功。以後、セブンとのタッグで円盤群の撃滅に成功しました





このくだりの何がいいのか?それは普段セブンに助けられているフシがあるウルトラ警備隊が、セブン救出のために、しかも墜落率が比較的高い(第2期ウルトラシリーズには遠く及びませんが)ウルトラホーク1号が単独で円盤群に奮戦していることです。


これが言葉では表現にしにくいのですが、「俺たちもやればできるし頑張っているんだぞ」という“ウルトラ警備隊魂”を感じられる気がするのです。


また、演出用の電球炸裂爆破が映像に光という花を添えているのも魅力的でしょう





そんなこんなで、このシーンが当時から好きだった私は、シャドウマンの恐怖に耐えながらこのシーンを観るということをしていたのでした。


つまりこの第33話は、幼稚園時代の私にとっては「ホーク1号の活躍が楽しめる分、シャドウマンが怖い」という、まさに“諸刃の剣”と言えるお話だったのです。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1966年放送のウルトラマン』使用BGM「勝利」です。


主に第2クール以降、ウルトラマンの戦闘シーンで多用されていたBGM。


これが導入されたことにより、ウルトラマンの戦闘が一層華やかになったと思います。それまでは怪獣出現と同じBGMを使っており、特にVSガボラ戦ではそれが延々と続く形になっていましたからね。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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