お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

ホームタウンまで、切符をちょうだい

 
1979年放送。新幹線大爆破』と違って当時の国鉄の全面バックアップによって製作されたドラマ『鉄道公安官』
 
東映チャンネルでHDリマスター版が放送され始めて、「これは何かあるんじゃないか…?」と思ってたら、何とついにソフト化されてしまいましたよ!
 
 
 
発売元は最近何かと話題のベストフィールド。販売は東映ビデオが行うとのこと。
 
BOX-1と2が2か月連続リリースになっており、画質はDVDへの収録のためにHDリマスターした原版をSDに変換するという、ちょっとだけ残念なことをしてしまっています(どうせHDリマスターしたのならBlu-rayにしちゃえばよかったのに)

 
 
このドラマは、現在の鉄道警察隊の前身である「鉄道公安職員」の活躍を描いたものであり、ほかの刑事ドラマとは一線を画すドラマ
 
テイストとしては西村京太郎トラベルミステリー等でもよく見られる“鉄道を使ったストーリー”に似ていますが、明らかに違うのはこのドラマにとって“鉄道”こそが彼らのテリトリーであり(鉄道公安職員は国鉄の私設警備隊のようなもので、国鉄内で発生した事件しか捜査できない)、毎回お話の本筋には必ず国鉄の列車や駅が絡むということです
 
製作元が東映ですから、近くの撮影所や新幹線の車内セットを何度も使いまわす回や「もうほとんど鉄道関係ないじゃん」という回もありますが、一方で頻繁に全国ロケも敢行
 
東京・大阪・福岡・仙台といった主要都市はもちろん、盛岡などの地方中枢都市や、島根県山口県など当時はテレ朝系がなかった地域にまで足を延ばしてロケを行っています(島根県は現在もナシ、山口県は90年代に開設)。
 
特撮ファン的には、のちに『大戦隊ゴーグルファイブ』で赤間健一・ゴーグルレッドを演じる赤木良次さんがレギュラー出演されているのが見どころと言えるでしょうか
 
70年代後半と言えば、度重なるスト権ストが暗い影を落としていた一方で、特急大増発などのダイヤ改正により日本各地で国鉄の列車たちが元気に活躍していた時代
 
放送当時、全国の鉄道ファンも釘付けになって観ていたというこのドラマ。国鉄の列車が急速に数を減らしている今日、彼らがバリバリ活躍していたあの頃に思いを馳せてみるのも一興でしょう
 
 
 
 
 

今日の動画紹介◎

今月に入ってもう2回目ですが、今日はいつもの特ソンの代わりに動画のご紹介です。
 
今回は↓コチラ
1979年放送のテレビ朝日系ドラマ『鉄道公安官』EDテーマ&前期OPテーマ「ホームタウン急行(エクスプレス)」です。
 
「♪ホームタウンまで 切符をちょうだい―。」
 
当時の刑事ドラマのテーマソングとしては珍しく、スローテンポでしんみりとしたバラード調の曲。
 
私がトップクラスで好きな曲の1つですが、特に実家に帰省するときにこれを聴いていると、何とも言えない感情が胸にこみあげてきます。
 
誰もがふるさと(ホームタウン)を持っている。だからこそこの曲は心に響くのでしょう。
 
ちなみにiTunesストアでは250円で販売中。私も買って聴きまくってるぞ、皆も買えっ!

 

 

 

 

それではまた次回、お会いしましょう!

 

 

 

 

 

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