「新垣結衣さんが出演していた!」という隠れた(?)事実ばかりが先行しているこの作品。はてさてその実態やいかに?
内容はwikipedia等も見ればわかるので詳しくは記述しませんが、要するに「バーチャルワールドで行われるストリート・ギャングの抗争&それに隠された真実を解き明かす」といった感じの内容。この時期にストリート・ギャングなんて流行ってたのかなぁ…?
第1話からとりあえず“謎”を詰め込めるだけ詰め込んでだんだんと解明していくそのスタイル、一通りの内容は完結してるけどきれいに終わった感じがしないモヤッとした最終回、何事も小難しく考えて妙に退廃的なその世界観…。初期平成ライダーシリーズに通じる点もいくつかあると思います(まあメイン脚本家が米村正二さんですからね)。
のちに有名女優になる新垣結衣さんが出演されていることばかりに注目して観ると、ちょっとガッカリするかもしれません。
『牙狼』シリーズでアクション監督を務める横山監督がアクション監督をされており、階段から回転しながら転落・石膏ボードをかました壁に激突・アスファルトの道路に思いっきりたたきつけられる・ワイヤーにつられまくって思いっきり空中で演技させらるなど…、かなりの過酷なアクションが繰り広げられています
しかもこれがスタントマンの方々だけでなく、その役を演じられている本人らも積極的に挑戦。顔が見えるorカメラ近くで演技している場合はほぼ本人が上記のようなアクションをされているので、まさに「体を張っているなぁ」のひとことに尽きます
その他、メイン出演者や単発ゲストでは平成仮面ライダーシリーズに関わった俳優陣が出演。なるほど、確かに出演者が豪華だといわれる所以がわかります。
そして最終回。ラストシーンで映る光景は、彼らの空想かそれとも現実か―。
今後気が向けば、こういった感想記事も時々書くかもしれませんね。
◎今日の特ソン◎
歌っているのは小枝さん。当時は実写版『美少女戦士セーラームーン』で主題歌を歌うなど、東映特撮と縁が深い時期でしたね。
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