Q V I D E O S
今回の『ウルトラマンX』は、以前から放送が告知されていた前後編の前編。
物語は、記憶喪失の青年テルの登場からスタート。序盤はテルを中心とした映像構成になっており、Xioのメンバーは出てきません。
テルを演じてるのは黄川田将也さん。この時点ではセリフはほとんどありませんが、回想シーン含め彼の表情の演技が光ります。
動画投稿サイトにテルのことが投稿されたことをきっかけに、Xioが調査を開始。彼がゴールド星人であることが判明します。
ここで注目すべきは、やはりグルマン博士の存在でしょう。
でも、警官の発砲シーンはちょっとなぁ…。
テルは本能的にルディアンを復活させ、搭乗。途中でテル自身が気を失ってしまうので、コントロールを失ったルディアンが暴れだします。
わずかなシーンですが、ここでゴールド星人が「もしかしたら悪いヤツじゃないかもしれない」という描写とアクション描写が詰め込まれています。
テルが治療光線(?)を発射する際の合成もなかなかの出来。アスナの髪に動きをつけることで、光線の衝撃波を表現しています。
コントロールを失い、暴走するルディアン。途中からエックスも登場して戦闘になりますが、最終的にはテルが気を取り戻したのでルディアンは動きを止めます。
前半がストーリーに重き多いていたためか、ここからは特撮がかなりハデに。
ビル破壊自体は少なかったもののその破片を池に飛び散らせたり、吹っ飛ばされた車はきちんと防犯装置が作動していたり、砂塵を大量に使用して重量感を出したりなど、様々な表現を使ってルディアンとエックスの闘いを盛り上げています。
意識不明のままXioのメディカルセンターに搬送されたテル。UNVERの上層部とXioがもめている中、“ガーゴルゴン”の存在が明らかになります。
ガーゴルゴンの由来はやっぱりギリシャ神話のゴーゴンに由来しているらしい。
とうとう地球にガーゴルゴンが襲来!テルと大地は協力し、ルディアンとエックスがガーゴルゴンに立ち向かう!…というところで今回は終わります。
次回は後編。石化されてしまったエックスの運命は?そして新たな力:ベムスターアーマーの実力とは?
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、2005年11月公開の映画『仮面ライダー THE FIRST』EDテーマ「Bright! our Future」です。
黄川田さんが主演されている、完全大人向けの仮面ライダー第1作。
公開以降、東映ではほとんど触れられることはありませんが、何がダメだったんだろうか…。
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