お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

新ウルトラマン列伝第74話(ウルトラマンギンガS第12話) ちょっとした感想


ズ バ ッ と 参 上





今回の『ウルトラマンギンガS』は、前回に続いてかなり異質な回。


しかし特撮技術など見せ場もしっかりしており、お話共々かなり見ごたえのある回でしたね!






アイドルになる夢を実現し、自身のファンクラブを持つまでに成長した千草。


ゴウキの熱望によりパトロール中にライブ会場に立ち寄ったヒカルたちは、そこで通称「タンバリンおじさん」と呼ばれる丹葉という男性の存在を知るのだった。


冒頭の描写において、シュナウザーマラミュートには独自のメンテナンス場があること、ゴウキが千草の大ファンであることなどが発覚。


ゴウキの千草に対する熱意は異常で、「先輩としての威厳が丸つぶれ」しています








千草のライブ会場付近にインペライザーが出現。偶然居合わせたショウがビクトリーに変身して挑みます。


ビルのミニチュアを密集させることによるインペライザーとビクトリーの巨大感の表現ビルのガラスに反射した両者の戦闘を映し続けるなど、今回の戦闘ではかなり挑戦的な構図が多く見られました。


ミニチュア破壊ももちろんありまっせ~






UPGがビクトリーの援護に回ろうとした瞬間、ガッツ星人ボルストが千草を人質にとって出現。


窮地に陥ったUPGを救ってくれたのは、あの丹葉さん=メトロン星人でした。


ボルストとメトロン星人は仲が悪く、インペライザーはボルストがメトロン星人を探すために送り込んだという設定。


丹葉さんの登場シーンには、『快傑ズバット』のオマージュがありましたね。






メトロン星人が地球に来た本当の目的。それは昨今のアイドルブームを利用して、宇宙ケミカルライトで人間同士を自滅させるためだった。


―しかしなぜかドルヲタたちには宇宙ケミカルライトの効果はほとんどなく、いつの間にか自分がドルヲタになっていたのだった…。


宇宙ケミカルライト発動の音声は、『セブン』本編で使用された音源をリマスターしたものでしょうか?








メトロン星人と決着をつけられなかったボルストは、ゾアムルチにライブして再び登場。


シュナウザーで護送中だったメトロン星人は巨大化して対抗、さらに途中からギンガとビクトリーも参戦して、その戦いはかなり混乱を極めたものになります。


田口監督が事前に告知していた「オリジナルリスペクトな描写」。それは戦闘シーンの長回しカットでした。


このシーンはかなり長く、しかもゾアムルチに投げ飛ばされたり光線を食らったりと動きも豊富だったので、スーアクの皆さんもかなり苦労されたことでしょうなぁ…








劣勢になるメトロン星人でしたが、千草の歌声を聴いたことで復活。


さらにヲタ芸をすることでボルストを幻覚状態に陥らせると言うアシストを見せ、最終的にゾアムルチはギンガストリウムのウルトラショットとビクトリーのビクトリウムシュートで木っ端微塵に吹っ飛びました。






怪獣の脅威も去ったことから、千草のライブは無事開催。


メトロン星人も陣野隊長の計らいによってその存在は伏せられることになり、彼は今後も丹葉として地球に滞在し続けることになりました。


実は1カットだけ陣野隊長に関する非常に意味深なシーンがあるのですが、アレをどう解釈するかでこのお話の結末のとらえ方が変わるのは面白いですね






次回はアリサ隊員メイン回であり、ストリー内容も一気に最終回の方へと進んでいきます。


巨大化するボルスト、そして遂に完成するビクトリウムキャノン…。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1977年放送の快傑ズバット』EDテーマ「男はひとり道を行く」です。


今回の『ギンガS』の丹葉の格好を見て、ズバットを連想された方は非常に多いことでしょう。


しかもメトロン星人の人間態である「丹葉」は、宮内洋さんの師匠である丹波哲郎さんからとったものらしい…。






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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