『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

堂々とスケバンのスカートの中を覗く宇宙刑事の鑑

今回は、先日セル&レンタルが解禁された『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』の感想記事です。

実質的には『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』の続編という形になっていましたが、その内容は前作に比べてかなり薄くなってしまっていたような感じがしました。

シャイダーとタミーの仲はこれでもかというほど濃密に描写されていました~~(もはやバカップル)~~が、その分不思議獣の着ぐるみがたった1体しか出てきませんでした。もう少し後者にも時間とお金を割いてくれてもよかったのになぁ…。

終盤では『シャリバン』から続くこの一連の事件の犯人が明らかになりますが、このオチも個人的には不満の残るものになっていました。

犯人自体は意外なあの人でしたが、今回の犯罪に至った経緯が「またこれか！」という感じです。

『スーパーヒーロー大戦Z』といいこれといい、東映の脚本家陣はこんなオチしか書けないのだろうか？

『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』に比べて、かなりコミカルな作風になった『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』。

まあ、事件解決編として観るには良い作品でしょう。

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、1984年放送の『宇宙刑事シャイダー』EDテーマ「ハロー！シャイダー」です。

前2作のEDとはまた違った、軽快なテンポのEDテーマソング。

「面白いことが大好きで、悪いことは許せない」―。これは『NEXT GENERATION』でのシャイダーのセリフでも使われていますが、この一節は意外に『NEXT GENERATION』において重要な意味を持っています。