平日昼間~夕方にかけての上映だったにも関わらず座席はスクリーンの6~7割ほど埋まっており、「初動興行収入の良さのおかげで日本でも興行収入No.1になれそう」という見立ては間違ってないのだなと確信しました。
物語の内容的には『アメリカ軍VSムートー feat.ゴジラ』という内容でしたが、CG特撮面ではムートーの奇怪さや巨大感もよく表現されており、終盤で見せるサンフランシスコでのゴジラとの市街地戦はまさに圧巻でしたね。
ムートーのデザイン自体は虫っぽく(劇中でも成長体を“成虫”と呼んでいた)、「こんな生物がいるわけないだろ!」と思いましたが、劇中ではムートーが違和感なくハワイのホノルルやラスベガス、サンフランシスコを元気に闊歩してくれていましたね。
ストーリーの内容面は序盤~中盤にかけてはかなり容赦ない絶望的な展開が続き、「ただ怪獣が大暴れするだけの映画ではない」と言うことを実感させてくれます。
日本の雀路羅(ジャンジラ)市原子力発電所(なぜかデザインはアメリカのスリーマイル原発仕様)のメルトダウンや核融合炉の崩壊、ハワイのホノルルを襲う巨大高波、大勢の人がいる中で崩落していく建物など…、かなりの絶望感を味あわせてくれます
直接描写はされていませんが、ムートーの足で兵士が潰されるシーンもあり、「なかなかやりますなぁ」と感じましたね。
不満点は特にありませんが気になった点と言えば…、主人公があまりにもたまたま怪獣に遭遇しすぎだということと、ムートーを倒した後ゴジラさんがあっさり海に帰って行ってしまうことくらいでしょうか。
まあ、後者の方は芹沢博士の言う「調和を保」った結果としての行動とも言えるかもしれませんが…。
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