神戸でウルトラセブンダークのソフビを買った後、新快速に飛び乗って一路大阪梅田へ。
このサンダーバード博は夏に東京の日本科学館で開催されたものと同じもので、第2弾として関西に上陸したものです。
まず会場に入って目に飛び込んでくるのが、『サンダーバード』の世界観に関する説明パネルとこのアラン・トレーシー&レディ・ペネロープの人形。
アランの方は実際に当時の撮影に使われたもの、ペネロープの方は90年代のドキュメンタリー用に作られた人形だそうです。
わざわざこの展示会のためにイギリス本国から持ってきたのか…。気合いが入ってるなぁ。
奥に進むと、今度はサンダーバード1号の紹介。
この企画のために作り起こされたであろうミニチュアとともに、機体の概要及び当時の撮影秘話が語られていました。
1号の飛行シーンは、ミニチュアではなく背景を動かすという逆転の発想で撮影されていたんですね。
『仮面ライダー』でケガが完治してない藤岡さんのバイクシーンを撮る際にもこの“背景を動かす”という手法が使われていましたが、こちらはかなり安っぽく感じる出来栄えでしたね。やっぱり時間と労力の差なのかな…。
続いてはサンダーバード2号の紹介。
作品内でも特に人気を誇るメカだからか、ミニチュアも多用してパネルで詳細に解説。
さらに劇中で2号のコンテナによって空輸されたメカニックも、全て新規造形のミニチュアを使って展示。
画像ではジェットモグラと他2機しか写っていませんが、残りはこの向かい側のショーケース内に展示されていました。
3号と5号の展示は割とコンパクトにまとめられていましたね。他の期待に比べて、劇中でのハデな活躍が少なかったからでしょうか?
レディ・ペネロープの愛車:ペネロープ号(FAB1)。
前輪が2×2の4輪の車は、今ではほとんど見かけなくなりましたね。
ペネロープ号のショーケースの向かい側には、サンダーバード4号の展示が。
撮影当時は水中の雰囲気を出すために、水槽を隔ててでの操演撮影を行ったとのこと。
なるほど、これは迫力が出るなぁ。
トレーシー・アイランドのミニチュア(手ぶれがひどくてすみません)。
この構図は、今井化学(イマイ)が放送当時に発売したプラモデル:サンダーバード秘密基地をほうふつさせますね。
見てるだけでワクワクしてきます。
今回の展示の大トリは、3D映像シアター。
OPと第1話終盤のファイヤーフラッシュ号救出シーン&ペネロープ号銃撃シーンが3D映像化され、最後は「サンダーバード博をお楽しみください」と言う新規アテレコのセリフが挿入されるなど、なかなか粋な演出がなされていました。
3D映像は確かに迫力あるものでしたが、1号の飛行シーンは目がチカチカして少し気持ち悪くなりましたね。
何でも3D化するのは考え物だな…。
最後は公式ショップ。
ここでしか販売されてないものも多く、いくつか買い込んできました。
これはまた後日レビューしたいと思います。
ちょっと今回は文章を打ち疲れたので「今日の特ソン」コーナーは休止。
次回はギンガの指人形について記事にしたいと思います。