飛んでいるのではない、ジャンプしているのだ!(最終話より)
今回は最後の戦闘参謀:デモンゴーネとの対決編です。
侵略宇宙人(戦闘参謀):デモンゴーネ
グロース星の(地球に現れた)最後の戦闘参謀で、女性の顔と「醜悪な」男性の顔を持つ宇宙人。
第47話でヘッディングキラーを受けようが何しようが、なぜか復活する。
以前の3幹部に比べて戦闘能力も高く、第47~50話にわたってジャンボーグA&9を苦しめた。
さて、次は各回に目を向けていきましょう。
第47~50話(終)のサブタイトル&登場怪獣は、次の通りです(デモンゴーネは全話登場)。
第47話「死闘!エース対ナイン?」(エメラルド星人)
第48話「大逆襲!デモンゴーネ」
第49話「謎!デモンの呪いが時を裂く」
第50話(最終回)「トウキョウ最後の日」(グロース星人の声)
えーと、まず登場怪獣のカッコ書きがほとんど無いのは、別に私が記事を作るのをサボったわけではありません。
第47~50話に登場する敵怪獣は、全てデモンゴーネなのです。
予定としては第49話に「タイムコング」と呼ばれる、『ファイヤーマン』に登場した怪獣バランダーVの着ぐるみ改造怪獣が登場するはずでしたが、着ぐるみを改造する予算もなかったためお流れになったそうです
「ジャンボーグ9は空を飛ぶことができない」という設定が大きく活かされています。

「ジャンボーグ9は空を飛ぶことができない」という設定が大きく活かされています。
デモンゴーネを倒すには、ジャンボーグ9を使うしかない。しかしジャンボーグ9は空を飛ぶことはできないのだ…。
そこでナオキはある決断をします。
それはPATのロケットにしがみついて月面へ飛ぶという、地球には帰ることができないことを覚悟したうえでの作戦だった!
月面で戦うジャンボーグ9。
死闘の末9は巨大レンズを破壊し、その破片をデモンゴーネの腹部に突き刺すことで勝利をおさめます。
ラスボスなんだからもうちょっとハデに倒してほしかったですが、こういう物理的な攻撃による勝利もアリっちゃあアリですね。
そして結局、グロース星の戦闘参謀たちは一度もジャンボーグA&9の光線技で倒されないんですね(アンチゴーネはジャンサーベルによる刺殺、マッドゴーネはブーメランカッターによる首チョンパ、サタンゴーネは自爆)。
地球(東京)は救われた。しかしジャンボーグ9は、もう地球には帰れないのだ。
ナオキは地球での思い出を回想しながら、歌を歌います。
ジャンボーグ9に救いはないのか…(救いはないんですか!?)、と思われたその時。