祭だぜヒャッハー!(第23話より)
さて、話数的には折り返し地点に差し掛かり、ジャンボーグ9の登場直前となった『ジャンボーグA』です。
今回は、第21~26話の感想です。
第24話では静岡・熱海ロケが敢行され、モーターボートや小島を使った撮影など、大阪ロケ(第12・13話)よりも気合が入っています。
さて、次は各回に目を向けていきましょう。
第21話~26話のサブタイトル&登場怪獣は、次の通りです(マッドゴーネは全話登場)。
第21話「怪奇!恐怖の宇宙墓場」(霊媒怪獣ウータン・幽霊怪獣軍団)
第22話「パット全滅作戦!!」(凶悪破壊獣テロキング)
第23話「祭りだ!おみこし大変身」(神輿怪獣ストーンキング)
第24話「死闘!海底の秘密基地」(サイボーグ海獣ガメレオンキング)
第25話「-グロース第1号作戦- チビッコどもを改造せよ」(黄金サイボーグガイアグネス)
第26話「-グロース第2号作戦- 気ちがい星とノンビリゴン」(ノンビリ怪獣ノンビリゴン)
が、その分設定に興味深い点や特撮技術、そしてセリフがあるように感じましたね。
まずは興味深い設定から。
それは第23話で見られます。
この回ではグロース星人たちが小さくなって怪獣みこしに侵入し、ひそかにPAT基地を全滅させようとします。
この回でナオキはあるセリフを呟きます。
「でも、グロース星人にそんな気の利いた作戦がたてられるはずがないぜ(中略)グロース星人は…、まさか小さくなれるのか!?」
まあ、脚本家の方が何を狙ってこのセリフを入れたかはわかりませんが…(もしかしたら特に意図はないかも)。
次に、特撮技術面。
最後は、印象に残ったセリフ。
それはやはり第26話。序盤におけるマッドゴーネの発言です。
「地球人よ!この星は今、気ちがいじみた活気に満ち溢れている。そう、まさに気ちがい星だ!」
そもそも常軌を逸しているからというだけで「気ちがい」という単語を連発するとは…。
次回は、遂に第27話でジャンボーグ9が登場。そしてジャンボーグAの復活など、メインイベントが目白押し!
今度の感想記事の更新は、また数日後になりそうです。
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、1972年放送の『ウルトラマンA』挿入歌「TACのうた」です。
どことなく西洋チックなデザインを持つ、TACのメカの数々。
どの機体も、独特のカッコよさがあります。
しかし最後はいつも超獣に撃墜されて…「脱出!」