お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第32話 ちょっとした感想

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共闘はクロトーの心を変えることは出来たのか?

 

 

 

私は、私が思うままに戦う。それが私の戦いだ!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、レジェンド客演回の前編。と言っても、肝心の鳳桜は今回登場はせず、敵組織であるハンドレッドの登場のみに留められ、異空間に転送されてしまった(これもオーロラカーテンシステムかと思いきや違う)宝太郎とクロトーのやり取りに重きが置かれていました。

 

坂本監督初登板ということで、彼らしいアクションの撮り方が如実に表れていた今回。クロトーといっそう動きやすそうな格好になったし、今後は彼女の素面アクションがさらに増えそうです。でもこのドラマ展開だと、最終的には、クロトーもラケシスと同じく宝太郎たちの仲間になりそうな雰囲気も十分ありますね。

 

なお、前回(第31話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、今回と関わりの深い『仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド』の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

アノマロカリスマルガムを打ち破り、今日もケミー回収に成功した宝太郎たち。そんな彼らを、怒りに燃えるクロトーが襲います。宝太郎と彼女はぶつかり合いますが、直後ハンドレッド大隊長を名乗るアルファが彼らを襲撃。三つ巴の戦いになりますが、蓮華と錆丸を除く全員が、異空間へと転送されてしまい…?レジェンドの世界が出てくるのは、アバンタイトルにおける一瞬のみ。その後OPを挟んで宝太郎たちの世界へと移行し、序盤では彼らのハンドレッドとの接触までが描かれます。この序盤のドラマ構成がとてもテンポ良く、アノマロカリスマルガム撃破→クロトー襲撃→ハンドレッドのアルファ登場がスムーズでGood。また、今回は中盤以降も戦闘シーンが多めであることから、ここではガッチャードも力を抑えめであり、第1クールのときのようなドラマ展開がなされていたのも、懐かしく感じられました。そうそう、最初の頃って、マルガムの素体にされるのはガチの犯罪者ばかりだったよね。グリオン登場あたりから、人形を使うようになって、その描写は無くなっちゃったけど。

 

鏡花がラケシスの身体に興味を持っていた頃、宝太郎とクロトーは偶然再会し、異空間の中をさまようことに。その中で、頑ななクロトーに対し、宝太郎は必死に働きかけを行います。最初はバカにしていた彼女も、宝太郎の本気度をじょじょに感じて行きますが、そこへ再びアルファたちが襲撃。宝太郎はガッチャードに変身して戦う一方、クロトーはアトロポスの言葉が引っかかり続けていたせいで、ドレッドに変身出来ずにいました。中盤では、異空間へ転送されてしまった宝太郎とクロトーの、逃避行が描写。合間合間のわずかな時間で、宝太郎からクロトーへと話しかけさせることによって、2人の関わりあいを深めてドラマを進めていました。宝太郎としては、やはりクロトーを説得して仲間にしたい様子。主人公ムーブとしてはありがちなものですが、その理由を、なんのわだかまりもなくスパッと、そしてサラッと言えるのが、宝太郎の魅力と言えるでしょう。綺麗事と言えばそうですが、彼自身それをしたいと本気で考え、今まで実行してきていることから、何の厭味ったらしさもないんですよね。素晴らしいよなぁ。そして、そんな彼らを再び襲撃してきたのが、アルファ。大量のカッシーンを引き連れてきますが、宝太郎たちも全力で応戦します。生身アクション多めなのは、坂本監督らしい演出といったところ。2人ともよく動くなぁ!

 

カッシーンをあらかた倒し、もう一息というところまで来たガッチャードたち。しかし、アルファの猛攻の前になかなか戦局が動きません。しかしここで、アルファの言葉に怒りを覚えたクロトーが、気合いでドレッド参式へと変身。ガッチャードもプラチナガッチャードへと強化変身し、ともにアルファを打ち破ります。こうして敵を排除し、異空間から脱出した宝太郎たちでしたが、あらゆる面でこの事件はまだ終わってはいませんでした。終盤では、吹っ切れたクロトーがドレッド参式に変身し、プラチナガッチャードとともにアルファを倒すさまが描写。挿入歌をBGMに戦うさまは、もう宝太郎たちの仲間同然の扱いという感じもあり、アツかったですね。しかし、これでこのまま宝太郎たちに寝返るかと思いきや、冥黒の王:ギギストの介入もあり、それは叶わずじまい。また、ハンドレッドの三幹部が宝太郎たちの世界にやってきており、事件は新たなステージに移行しようとしていました。パワーアップしたことにより、クロトー2回目の衣替え。アクション重視の舞台で出てきそうな衣装に仕上がっていました。来るところまで来た感じになっちゃったけど、このパターンだと、逆に仲間入りor倒して決着のドラマ展開も、そう遠くないうちに来そうな気がするんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現れたハンドレッドの三幹部は、この世界にある超兵器を狙って、執拗に宝太郎たちを攻撃する。超兵器とは何なのか?宝太郎たちがピンチに陥るとき、時空を超えて、あのゴージャスなヤツが現れた!

 

次回は、レジェンド客演回の後編にして、とうとうレジェンド/鳳桜が登場!1話で収まるのか不安になるくらいのボリュームだけど、どうなるんだろう?次回と次々回がともにGW期間中だから、3話完結にするのも十分アリなんだよね…。

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ8 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド』EPISODE 1&2 ちょっとした感想

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ゴージャスへの価値観が個性的すぎる鳳桜

 

 

 

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今回は、昨年(2023年)11月より、東映特撮YouTube Officialにて配信されている、『仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド』EPISODE 1&2の感想記事です。

 

さあ、ゴージャスタイムだ!現行作品のスピンオフが配信作品として登場することは、「平成仮面ライダーシリーズ」の歴史では過去何回かありましたが、『ガッチャード』の場合は久しぶり東映特撮YouTube Officialにて公式無料配信!こうした形での配信は、『ドライブ』のズンボガンボロイミュードのお話以来ではないでしょうか(記憶違いだったらすみません)。

 

冒頭述べたとおり、本作は昨年11月から配信されていますが、いつも観ようと思って後手後手になり、今日まで来てしまった形に。しかし、本作に登場する仮面ライダーレジェンドが、近日中に『ガッチャード』TV本編にも登場することを知り、ようやく観ることができました。レジェンド、思ったよりイイヤツだったな…。

 

なお、当ブログは『仮面ライダーガッチャード』のTVシリーズ等の感想記事も投稿しています。↓コチラからどうぞ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

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STORY:

<EPISODE 1>キッチンいちのせで、加治木に料理を振る舞っていた宝太郎は、気がつくと別世界へと転送されていた。それは、並行世界でオーロラカーテンシステムという転送システムを開発し、敵組織ハンドレッドと戦う鳳桜・カグヤ・クォーツの仕業だった。彼の執事で加治木そっくりのバトラーから説明を受けても、何が何だかわからない宝太郎だったが、直後ハンドレットの襲撃を受けてしまう。そのとき、鳳桜は仮面ライダーレジェンドへと変身した!

<EPISODE 2>レジェンドとともに、ハンドレッドを一度撤退に追い込んだガッチャード/宝太郎。しかし、レジェンドはあくまでも自分のゴージャスの価値観に基づいて動いており、そのせいで一時的に関係性にヒビが入ってしまう。しかし、再びハンドレッドの襲撃があり、宝太郎が進んで立ち向かったとき、鳳桜もまた立ち上がった!ガッチャードとレジェンドのコンビは、ハンドレッドのボスを倒し、組織を壊滅に追い込むことが出来るのか!?

 

『ドライブ』のズンボガンボロイミュードの話と同じく、1話あたり14分程度で構成。EPISODE 1&2で1つの物語となっていますが、登場人物を通常よりもかなり絞り、ドラマをテンポよく進めることでどちらか一方のみでも十分楽しめる(お話がある程度完結している)形になっているのがGoodです。

 

タイトルにこそ「VS」が入っていますが、実際に両者が対決する描写は皆無。これは東映特撮、いや東映作品の伝統と言えますね。鳳桜は確かにクセのあるヤツですが、やたらとゴージャスにこだわっていることを除けば十分受け入れやすいキャラクターであり、『ガッチャード』の登場人物らしいキャラづくりになっていて、なかなか好感触。短いドラマの中で、ディケイドとの関わりあいもキチンと描くことで、間接的に「なぜレジェンドは見た目も能力もディケイドに酷似しているのか」を端的に説明されていたのも良かったですね。思ったより彼、努力の人なんだなぁ。

 

そして、そんな鳳桜が変身するのが、仮面ライダーレジェンド。能力や戦闘スタイルは、やはりディケイドと酷似していますが、別のライダーに変身してもレジェンドの意匠がかなり残ること、また別のライダーの能力の召喚の仕方に様々な方法があり、ディケイドのカメンライドをより発展させた形になっていたのが面白かったです。かと言って、彼自身別に歴代ライダーをバカにしているワケでもないので、そこはいい塩梅でしたね。

 

また、ガッチャードも負けじと、本作限定のフォームにフォームチェンジ。14分間×2の作品の中で、3種類も限定フォームが出てくるなんて、なかなか太っ腹と言えるでしょう。繰り出す必殺技も、元となった歴代ライダーをしっかりとオマージュしていて、芸が細かかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EPISODE 1&2のみでお話自体は完結しているものの、ハンドレッドのボスは消滅したものの打倒レジェンドをあきらめておらず、また鳳桜自身もガッチャードの力を入手出来ていない等、まだまだ話を広げられそうな『仮面ライダーガッチャード VS 仮面ライダーレジェンド』。このあたりの、一連の解決していない要素が、今後のTV本編に関わってくるのでしょう。

 

やっぱり、明日放送のお話がレジェンド登場編の前編になるのかな。異空間へ飛ばされる宝太郎とクロトー、ハンドレッドの一般兵(カッシーン?)に似たデザインの敵の登場等、フラグがプンプン立ってるんだよね…!

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーガッチャード』第31話 ちょっとした感想

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信頼の積み重ねが生む最高のコンビネーション!

 

 

 

仲間と力を合わせて、同じ夢を見たいんだよ!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、りんねと前回の後編にして完結編にあたるお話。りんねが自力で困難と逆境を乗り越え、静奈とも和解し、無事ロミオとジュリエットの演劇も成功するという、なかなかのハッピーエンドになりました。

 

ドラマ上こなすことが非常に多かったですが、テンポよくこなし、そのうえでりんねの成長や静奈の心情変化もキチンと描かれていてGood。終盤の戦闘シーンにおけるマジェードの活躍も、目を瞠るものがありました。でもこれ、尺の関係で色々とカットされたシーンとか描写がありそうだったなぁ。ディレクターズカット版とかもしあれば、ぜひ観てみたいぞ!

 

なお、前回(第30話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、マンモスマルガムの攻撃の前に、窮地に立たされたりんねたち。プラチナガッチャード/宝太郎は必死に呼びかけるも、アトロポスの精神攻撃を前に、りんねの心は折れそうになっていました。しかし、ここでミナトが颯爽と駆けつけ、状況を的確に伝えつつりんねを激励。これにより、立ち上がる力を取り戻したりんねは、マジェード ムーンケルベロスへと変身し、ザ・サンのカードの力でプラチナガッチャードを救出し、ともにマンモスマルガムを撃破するのでした。前回は気になるところで終わった、マンモスマルガムとの戦闘。今回も序盤は、アトロポスの精神攻撃に苦しむりんねの姿が描かれましたが、それを救ったのはミナトでした。ここでは、りんねの立ち上がりはもちろんのこと、素晴らしいアシストを見せそれに貢献したミナトの活躍も、絶対に見逃せないポイント。「本当に静奈は死んだかもしれない」という絶望的な状況下で颯爽と登場し、すぐに静奈の無事を伝えたうえで、りんねに大切なことを思い出させるそのさまは、本当に宝太郎たちの先生という感じでGoodでした。ミナトもカッコよかったし、その後のマジェード ムーンケルベロスの吹っ切れた戦いっぷりも見応えがあって、もう序盤だけで大満足の出来でしたね。いや〜、本当に素晴らしかったよ。このAパートだけでお腹いっぱいって感じでした。

 

翌日、静奈が学校を休んだことから、マンモスマルガムとの一件も踏まえ、ジュリエットとしてその代役を買って出たりんね。ところが、稽古中無理を押して静奈が現れ、彼女の嫉妬から状況がこじれてしまいます。しかし、宝太郎の説得により静奈も心を開き、彼女とりんねは和解。これで再び稽古に戻れるかと思いきや、アトロポスがクラーケンマルガムを率いて襲撃してきます。中盤では、一時的にこじれていくも、その後和解するりんねと静奈の人間関係が描写。最初、あまりにも静奈が極端な反応を見せるため、「もしかしてクラーケンマルガムの変装か何かか?」と錯覚しましたが、実際はそんなことはありませんでした。おそらく、このあたりは本来であればもっとドラマがあって、それを尺に合わせて圧縮したため、こんな感じになっちゃったんでしょうね。そんな静奈でしたが、宝太郎の説得で気を持ち直し、自分の過去を告白。りんねもそのことを素直に聞いたことで、2人の関係は復調します。静奈の家は、両親の離婚等何かしらの様々なゴタゴタがあったようですが、それを「色々あった」の一言でざっくりまとめつつも、視聴者に「複雑な事情があったんだろうなぁ」と感じさせているのが見事。また、描写は前後しますが、宝太郎が自分の夢(ガッチャ)として、「静奈含めた仲間全員で演劇を成功させたい」と語っているのもグッときました。宝太郎のこの感じは、一歩間違えると「ガッチャガッチャ言うだけのうるさいヤツ」になりかねないのですが、そうしたしつこさや厭味ったらしさを感じないのが、宝太郎のいいところ。今まで、そのセリフだけでなく、行動でその思いを実現してきたことの賜物と言えるでしょう。

 

スパナがヴァルバラドに変身して応戦するも、幻影攻撃に翻弄されてダウン。バトンタッチされる形で、宝太郎とりんねが変身し挑みますが、やはり幻影攻撃に悩まされます。ここでマジェード/りんねは、ガッチャード/宝太郎に自らを攻撃させる荒業を提案。必殺技を真っ向から食らったマジェードはダウンしてしまいますが、それはケミーカードの能力で生み出された複製であり、最後はプラチナガッチャードとマジェードのダブルライダーキックが、クラーケンマルガムを打ち破るのでした。終盤では、クラーケンマルガムと激戦を繰り広げる、ガッチャードとマジェードの姿が描写。幻影攻撃を打ち破るキッカケになったのは、マジェードの捨て身の戦法でした。マジェードは、ガッチャードに自分を攻撃させて、相手に同士討ちしたと思い込ませて自分たちを解放させるという荒業を披露。前回の次回予告で挿入されていた、マジェードの倒れるシーンは、ここのものでした。ここでは、マジェードの大胆さと同時に、彼女のガッチャードに対する厚い信頼が感じられてGood。吹っ切れつつも自分の信念をしっかりと押し通しており、彼女のさらなる成長を感じました。誰もがマジェードは再起不能になったと思った直後に、ガッチャードの背後に颯爽と駆けつける彼女の姿は、素晴らしかったですね。そしてトドメは、ダブルライダーキック!もうマジェードも、十分な強さを誇る仮面ライダーですね。

 

懸案事項だったロミオとジュリエットは、結局りんねがそのまま代役を務めることで本番は終了。無事演劇部も廃部を乗り越えて万々歳でしたが、宝太郎を取り巻く環境は、少しずつ変化が起き始めていました。今回のラストでは、駆け足気味に、ロミオとジュリエットの演劇の様子、ラケシスに渡される量産型ヴァルバラッシャー、冥黒の王らしき新たな敵の姿が、それぞれ立て続けに描写。もう尺がないのでナレーションだけに留められるのかと思いきや、キッチリ挿入してきたのには、ビックリさせられると同時に嬉しく感じましたね。演劇部も部員が集まって良かったですよね。宝太郎は入らないんかい!って、ちょっと思っちゃったけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらゆる怒りと憎しみに駆られ、宝太郎に襲いかかってくるクロトー。しかしそこに、新たなる敵が現れ、2人は異空間へ転送されてしまった!この空間を抜け出すため、宝太郎とクロトーは手を取り合う…のか?

 

次回は、宝太郎とクロトーという意外な組み合わせで展開されるお話になりそう。“異空間”という設定も気になるところです。仮面ライダーレジェンドをそのまま出しちゃうと、かなり本編のドラマに干渉しちゃうから、この異空間設定を活用してポッと出すつもりなのかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ7 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーガッチャード』第30話 ちょっとした感想

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りんねの心をこれでもかとへし折ってくる長谷川脚本

 

 

 

君の心は弱い。強いと思い込もうとしていただけなんだ。だから、大切な仲間が…死ぬ。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、新学年・新学期をむかえた富良洲高校の3年A組(宝太郎のクラス)と演劇部を舞台にしたお話。次回予告の時点では、転入生である九十九静奈も加わり、宝太郎が主役となってお話が進むのかなと思われましたが、宝太郎はお話を進める役割を担い、ストーリーの主役はりんねという、面白い構成が撮られていました。

 

静奈の一方的な嫉妬からりんねの心を揺らがせ、そこにアトロポスを介入させてさらに話をひねり、結果的にりんねの心をへし折ろうとする展開は見事。精神的に追い詰められていく様には、お話が面白いという意味でゾクゾクしました。これをりんねがどう乗り越えるのか?そして次週の後編でどんなカタルシスが待っているのか?もう今の段階から楽しみで仕方ありませんね。

 

なお、前回(第29話)の記事は↓コチラです。

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新学期。3年生に進級し、りんねや加治木とまたも同じクラスになった宝太郎の前に、転入生として現れたのは、幼馴染の静奈。彼女はいきなり宝太郎とべったりで、りんねは複雑な思いを抱えながらも、その様子を見ていることしかできませんでした。そんな中、新歓オリエンテーリングで、同じクラスの御厨が部長を務める演劇部がピンチであることを知り、進んで協力すると申し出た宝太郎。彼に御厨は『ロミオとジュリエット』のロミオ役を頼み、ジュリエットを演じることになったのは…。今回は、宝太郎たちが新年新学期を迎えた教室からスタート。直後登場する静奈のインパクトに目が行きがちですが、ここでりんねが宝太郎と一緒のクラスになったことを喜んだり、静奈と親しげに話す彼を遠目に見つめて複雑な表情を見せるところに注目したいところ。今でこそこうした彼女の行動は何の不思議にも感じませんが、宝太郎がガッチャードに変身する前は、同じクラスなのに名前すら知らないというくらいドライな感じだったんですよね。そんな彼女がここまで変わったのだなと考えると、とても感慨深いものがあります。そしてお話の方向は、段々と演劇部にかかわることへ。ジュリエットを演じることに抵抗を感じているうちに、りんねは静奈にその役を取られ、だんだんとイニシアチブも取られてしまいます。『ドンブラザーズ』のつよしとソノザもとい鈴木さんとタカハシさんが突然ゲスト出演したのには笑わされましたが、ここでりんねと話す宝太郎のさまを見て、嫉妬の思いを抱えより強烈に介入してくる静奈のさまが、ドラマをさらに面白くしていてGood。このとき見せる表情が、宝太郎と静奈のさまを遠目で見ていたりんねと対比になっているのも素晴らしいです。

 

鏡花の計らいで、彼女の助手として新たな道を進み始めたラケシス。しかし、彼女を取り返さんと、クロトーが襲撃してきます。ラケシスがミナトたち側についたことを逆恨みしたクロトーは、ドレッド参式に変身し襲い掛かってきますが、これをスパナがヴァルバラドに変身して応戦。最初こそ押されていたものの、クロトー自身がドレッド参式の負荷に耐えられなくなったことから、じょじょに盛り返していきます。そして、あと一歩のところで倒せそうというところまで来たときに、ヴァルバラドの前にラケシスが立ちはだかります。中盤では、いったん宝太郎たちの話から離れて、錬金アカデミーでのヴァルバラドとドレッド参式の戦闘シーンが主に。ラケシスがちゃっかり鏡花の助手になっていたことも驚きですが、それを深く考えている間もなくヴァルバラドたちの戦闘に移行。展開が目まぐるしくて面白く感じられたほか、錬金アカデミーから舞台を移したいつもの地下駐車場の戦闘シーンでも、変化をつけるためワイヤーアクション等を多用していたのが、アクションの新たな魅力を引き出してくれていたように感じました。そして最後、「これでクロトーを倒せるか?」というときにラケシスが介入し、そのせいでミナトの手でヴァルバラド側が撤収せざるを得ないという流れにしているのもこれまたGood。ラケシスは確かに邪魔をしたと言えますが、彼女が持つ怒りもよくわかりますし、こうした撤収のさせ方をすることで、クロトーはラケシスに助けられたという構図を生み出し、さらにミナトたちとの因縁を作り出すことに成功しているんですよね。これを観させられたときは、キャラの使い方が非常にうまいなと唸らされました。

 

蓮華や錆丸も巻き込んで、着実に準備が進む『ロミオとジュリエット』。キッチンいちのせにも静奈が出入りするようになり、りんねはそこを飛び出してしまいます。そんな彼女を追いかけてきた静奈は、宝太郎に対する思いをはっきりさせようとし、りんねは回答しますが、そのときアトロポスとマンモスマルガムが出現。アトロポスのウソによりりんねと静奈の関係は最悪となり、さらにはその静奈が凍り漬けにされ、加勢に来た宝太郎/プラチナガッチャードも大ピンチ。りんね自身もマジェードに変身しましたが、ほとんど太刀打ちできず―!終盤では、アトロポスがお話に介入してきて、りんねの心をこれでもかというほど揺さぶり、さらにはマンモスマルガムにより、静奈やプラチナガッチャードを窮地に追い込むさまが描写。アトロポスりんねに執着しているのは以前からのことですが、今回はマジェード誕生回以上に壮絶で、そしていやらしいやり口であり、敵として申し分のない素晴らしい悪役ムーブをしてくれたなと感じました。もう今回時点で、心身ともにかなりダメージを受けているりんね。ここから彼女がどう立ち上がっていくのか?次回以降のドラマがとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝太郎とりんねのは、ミナトの加勢によりなんとか窮地を脱したが、『ロミオとジュリエット』の上演は不透明になってしまった。りんねの心もズタボロになる中、アトロポスがまた強力なマルガムを引っ提げてやってくる。戦いの最中、マジェードは強烈な一撃を食らってしまい―!

 

次回は、今回の続編にあたるお話。次回予告等に使われている映像やスチールを見ると、今回の終盤から続く戦闘は、ミナトの加勢とりんねのマジェード ムーンケルベロスへの変身で解決しそうだけど、その後の戦闘シーンがマジェードがやられて終わりという感じになってるのが気になるなぁ。次回だけでそこからさらに巻き返す可能性も考えられるし、逆にもう1話続くとも出来そうなんですよね。あ~、気になる!

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…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ6 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーガッチャード』第29話 ちょっとした感想

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見た!妖怪騒ぎの正体

 

 

 

そうか。それが蓮華先輩の…ガッチャか。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、九ツ村を舞台にした妖怪回の後編。前回と同じくコメディ調でお話が進むも、最後はちょっぴり優しさが感じられる、いい意味で本筋のストーリーから外れた箸休め回になっていました。

 

妖怪騒動の真の引き金となっていたのは、やはり前回より要所要所においてクローズアップされていたお稲荷さま。以前のTV本編でのマジェード初登場回でもそうでしたが、井上亜樹子脚本の場合、お話の核となる要素をちゃんと最初からにおわせする傾向があるように感じられます。これは本当に丁寧でGoodだと感じますが、現状どれもわかりやすかった(少なくとも、「なんかこれ今後のお話に絡むんだろうな」と予想しやすかった)ので、これがさらに自然な形で挿入されるようになると、より見ごたえのある作品になることでしょう。

 

なお、前回(第28話)の記事は↓コチラです。

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逆立ちで地中に埋められた村長!磔にされたり、石の上で硬直したりする地上げ屋!2体のマルガムを倒して事件は解決したかに思われたが、実際はそうではありませんでした。加治木の勝手な推理により、スターシャイン星野そして加治木自身までもが村民たちに疑いの目を向けられてしまう中、宝太郎たちは独自の調査に乗り出します。そして、とうとう加治木たちまでもが犠牲に…!序盤では、前回の次回予告でもピックアップされていた金田一耕助パロディが連発。それだけでも笑えるのですが、お話の流れ的に、加治木がさんざん引っ掻き回した挙句、最終的には自爆しているのがこれまた笑えます。まあ「名探偵にあこがれている」という気持ちは、百歩譲って理解できるとして、なんでついさっきまで師匠と慕っていた星野をいきなり犯人だって名指しするのよ!しかも、村民たちがそれを信じたら、必然的に彼についていた自分自身だってとばっちりがくるってわかるだろうに…。あと、村長が死んでるのではなく気を失っているだけというのは、放送コードの関係もあるのでしょうが、逆立ちで地中に埋められててよく生きてたよな…。そんな星野と加治木は、村民たちにより倉庫に閉じ込められてしまいますが、彼ら自身も被害者になってしまうことで、自分たちが犯人ではないと証明する結果に。あの組み体操みたいな固まりっぷりの態勢維持するの、大変そうだったなぁ。

 

何者かの気配を感じ取り、その正体がアトロポスであると突き止めたりんね。しかし、アトロポス自身も今回の事件については良く知らなそうであること、またキュウビマルガムが出現し襲い掛かってきたことから、宝太郎たちは今回の事件の犯人がそのキュウビマルガムであると確信します。しかし、キュウビマルガムはどこか様子が違い、一度取り逃がしてしまうハメに。その後、蓮華の機転でお稲荷さまに向かった宝太郎は、再びそのキュウビマルガムと対峙します。前回に続きアトロポスが登場しますが、今回は一瞬のみ。登場しなくても十分成立するお話の構成でしたが、次回につなげる意図もあっての登場シーン挿入だったのでしょう。そんなシーンを挟んで登場したのが、今回の敵であるキュウビマルガム。その名の通り、九尾の狐らしく、妖怪的な動きや能力を使って、完全にガッチャードを翻弄します。九尾の狐なんて言われると、前作の『ギーツ』を否が応でも連想しますが、キュウビマルガムのスーツは別にギーツキラーの改造ではなさそうな感じ。ということは、モチーフかぶりは偶然…ってことなのか!?そしてこのあと、キュウビマルガムからお稲荷様を連想した蓮華の先導で、宝太郎とりんねもそこへ向かうことに。階段を上るシーンの会話がやたらフワフワしてたけど、あれ脚本に元から書かれてたセリフじゃなくて、アドリブでやったセリフだろうなぁ。

 

きキュウビマルガムに対し、プラチナガッチャードで挑む宝太郎ですが、決め手がなく苦戦。そんな中、蓮華たちがキュウビマルガムの作った空間の中に閉じ込められてしまいます。しかし、ここは蓮華の強い意思と、彼女が星野から奪還したケミーたちの力で自力で脱出。すると、キュウビマルガムは様子ががらりと変わり、そのままプラチナガッチャードに倒されます。背後にあった岩をも砕いた先から出てきたものは…!終盤では、プラチナガッチャードによる戦闘と、蓮華の奮闘が描写。前者がCG合成を積極的に使用してダイナミックに見せていたのに対し、後者は蓮華の表情や声でその頑張りを表現していました。かつて祖母に守られていた蓮華が、今度は守る番になるという構図はGoodでしたが、これでキュウビマルガム(=お稲荷様)が満足するというのは、ちょっとつながりにくいかなぁという印象。その後登場する、「お稲荷様は温泉を掘り当てさせるために事件を起こしていたのだ」という帰結も、お稲荷様自身の思いはわからないでもないですが、完全に村長がとばっちりじゃんって感じでしたよね(地上げ屋の2人と違って、村に対してマイナスのことをしていた感じが見受けられない)。そしてラスト、ミナトとも合流した宝太郎たちは帰京。その直前、蓮華は祖母といくつかやり取りして別れを告げます。ラストシーンでは、明言はされていないものの、ミナトがやってきたということや、蓮華の様子から、「村民たちはミナトによりケミーにかかる記憶を消されたのだろう」と視聴者に推測させる形になっているのはGood。そしてそのうえで、祖母に蓮華をほめさせることで、「…もしかして!?」と思わせる描写を入れていることも、これまた秀逸でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新学期、それは始まりと出会いの季節。宝太郎のクラスに転入生がやってきて沸き立つ中、宝太郎自身は、演劇部からの頼みを受けて、ロミオとジュリエットの舞台を手伝うことになる。そうした中で、りんねを執拗に付け狙うアトロポスがまた現れて…?

 

次回は、再び富良洲高校を舞台にしたお話になりそう。ここでも再びりんねアトロポスの因縁を描くということは、アトロポスの退場も近いということでしょうか。仮面ライダーレジェンドの本編登場も発表されたし、どう介入してくるのかも気になるなぁ。

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ5 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーガッチャード』第28話 ちょっとした感想

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厳しい修行(煩悩まみれ)

 

 

 

私今、霊験あらたかだったか?あらたか〜!あらたか〜!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、プラチナガッチャードのデビュー回を終えての、オカルトチックなギャグ回。基本的に振り切った描写が多いのですが、そうした中にもドラマをある程度詰め込んでおり、そして次回に続くという構成にしていたのが、抜かり無いなと感じました。

 

ゲストに青柳尊哉さん、そして監督に田口清隆さんということで、「ウルトラシリーズ」みを感じる描写が散見。でも、思ったほど、「他の監督とは撮り方が違うな!」と感じさせる描写は少なめだったように思えました。あれ?もしかして、ギャグ描写に気を取られ過ぎて気づいていないだけか?

 

なお、前回(第27話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

グリオンとの戦いにピリオドを打ち、自分たちも錬金アカデミーに戻れて、ひと段落の宝太郎たち。そんな彼らに飛び込んで来たのは、九ツ村に帰省中の蓮華からの、奇妙なエマージェンシーでした。現地に向かった宝太郎とりんねは、からかさお化けと人魂に翻弄された挙げ句、スターシャイン星野という胡散臭い霊媒師と、その弟子になった加治木と遭遇して…。蓮華が帰郷するさまは、アバンタイトルでサクッと描写。いきなりからかさお化け(ケミーのベロソル)に顔を舐められて絶叫するのは、災難だなと感じました。今回は後半でマルガムたちの襲撃も突然食らってるし、散々だな…。そんな蓮華の連絡を受け、現地に向かった宝太郎たちは、同じようなからかさお化けに、さらには人魂とも遭遇。りんねがゲラゲラ笑っているのに対し、宝太郎はムリヤリガッチャードに変身させられ立ち向かいますが、ほぼ翻弄されっぱなし。そんな彼を救ったのは、自称霊媒師のスターシャイン星野という男でした。お化けを前にして、異常なほどハイテンションなりんね。色々と振り切り過ぎだろ…って思ったけど、以前お化け屋敷に入るシーンで、1人だけやたら楽しんでる描写かまありましたね。そんなガッチャードらを救ったのが、青柳さん演じる星野。胡散臭い霊媒師ですが、ケミーの力を借りているため、ケミーに対する攻撃能力は本物。さらには、宝太郎の持っていたファイヤマルスまで引き寄せてしまいます。このあとも、クセ者に見えて意外にプラスの活躍シーンが多い星野。キャラ自体のインパクトが強すぎて、注意がそっちに持っていかれてしまいますが、もしかしたら案外根は普通の人間なの…かも?

 

地上げ屋の2人組が、アトロポスによってマルガム化されていた頃。星野の能力で実際にお化けを追い払えたことから、彼は村の人々の信頼を集めることに。一方で宝太郎たちは、その能力がケミーによるものだと確信しており、そのとき星野自身の口から、その力を得た際の話を聞かされます。ケミーが星野の思いに応えたのだと微笑む宝太郎のもとに、今度はマルガムとなった地上げ屋2人組が襲撃してきて…。中盤では、村民たちの信頼を集める星野と、彼と加治木による星野が能力を得た過程にかかる回想シーンが挿入。星野本人はやたら壮大に語っていましたが、実際は棚ぼたでケミーの能力を入手しただけでした。修行シーンの回想はネタのオンパレードで、「厳しい修行に行き詰まっていた」という割には、スキがあれば修行をサボるわ、皆精進料理食べてるのに1人だけカップラーメンを食べるわの自由奔放っぷり。そしてケミーと出会った日の崖からの滑落のさまは、わざとあからさまな人形を用いて表現していました。でも一方で、川に転落するシーンは吹替えなしで青柳さんが本当に突っ込んでるし、なかなか大変そうなこともしてるんですよね。そんな、修行シーンだけ見るといいことなしの星野ですが、ケミーたちが力を貸してくれているということは、自分の力で人を救いたいという思いは本物なのでしょうね。

 

出現したカラカサオバケマルガムとフェアリーマルガムは、コンビネーション攻撃で襲いかかってきますが、プラチナガッチャード/宝太郎の前にはほぼ無力で、割とストレートにプラチナガッチャードが勝利。これで事件は解決したかに思われましたが、星野が自身も意図しない言葉を発した他、村長が何者かに襲撃されてしまいます。そう、この事件はまだ終わっていない―!終盤では、プラチナガッチャードとマルガム2体との戦闘が描写。序盤こそ散々だったガッチャードですが、ここではデビューしたてのプラチナガッチャードが大活躍。通常のマルガム2体程度に負けるはずがなく、機転を利かせた攻撃の連続で、相手を打ち破っていました。最後回転を駆使した攻撃でフィニッシュしてたけど、これやっぱり「ウルトラシリーズ」を意識してたりするのかな…?こうして、村の今後の問題は残ったものの、マルガムのことについては解決。これで宝太郎たちの役目も終わりかと思われましたが、何者かに遭遇し悲鳴をあげる村長、そして謎の言葉を発する星野と、不可解な事象がいくつも起こり、お話は次回へ続くとなります。地上げ屋以外に、この村のことをよく思わない村民がいるのか、それとも―?箸休めのギャグ回だと思ってたのに、こんなに次回が気になるとは思わなかったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村長が、変わり果てた姿で発見された。星野や加治木の仕業だと決めつける村民たちだが、宝太郎たちは加治木らがそんなことをするはずがないと確信していた。真犯人は一体誰なのか?そしてこの村に隠された真実とは?

 

次回は、今回の後編にあたるお話。どうしても金田一耕助犬神家の一族のパロディーに目が行きがちですが、今回時点で要所要所で映されていた祠も気になりますね。あそこに、今回の事件のカギがありそうです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ4 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーガッチャード』第27話 ちょっとした感想

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宝太郎の夢見るケミーとのガッチャ!プラチナガッチャード

 

 

 

俺は知ってる!お前たちには、無限の可能性があることを!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、新フォーム:プラチナガッチャードの初登場回であると同時に、グリオンとの決着回。りんねたちのバックアップを受けた宝太郎の呼びかけにより、ホッパー1をはじめとするケミーたちが自力でグリオンの野望から脱し、新たな力で打ち破るさまが描かれました。

 

前回の次回予告で、プラチナガッチャードのことがほぼ伏せられていたので、今回は登場のみで活躍は次回にお預けか…と思いきや、今回だけでグリオンとの決着まで描写。そのためやや駆け足気味感がありましたが、押さえるべきところはしっかり押さえており、第2クールかつ『ガッチャード』前半戦完結回にふさわしい一編になっていました。後半戦は、グリオンが口走ったあの名前の敵が立ちはだかることになるのかな。

 

なお、前回(第26話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

風雅の犠牲を乗り越え、グリオンのもとにやって来た宝太郎たち。グリオンは野望達成のためあらゆる妨害を仕掛けてきますが、それに屈する宝太郎たちではなく、驚異的な粘りを見せて応戦します。しかし、グリオンがドレッド参式に変身してからは、戦局がやや劣勢となり…。今回は、序盤から戦闘シーンが連続。宝太郎/ガッチャードのメインの見せ場が後半にあること、また彼はグリオンの相手を優先しなければならないことから、ここではりんね/マジェードたちの奮闘が中心に描写されていました。ここは、皆持てる力の全てを出し切って応戦している姿にグッと来る、素晴らしいシーン。仮面ライダーとしての力を持つりんねやスパナはもちろんのこと、蓮華や錆丸も密かに特訓を続けてきたとして、アトロポスやクロトーと真っ向勝負をやって張り合えていたのはGoodでしたね。ズキュンパイアの能力が、まさかこんなところで役に立つとは!こうした仲間たちの戦いに、刺激と勇気を受けて奮闘するアイアンガッチャードですが、ドレッドを弐式そして参式へとパワーアップさせて挑んでくるグリオンの前には苦戦。とうとう変身解除にまで追い込まれてしまいます。ドレッド弐式の画像が出た時点で、「これ壱式と合体するんじゃね?」とコラ画像が作られていましたが、まさかこんなに早く登場するとはねぇ。

 

ドレッド参式に追い詰められた宝太郎たち。グリオンの目的は宝太郎のガッチャードライバーであり、それを奪って野望を実現しようとします。宝太郎にも刃が向けられ、もはやこれまでかと思われたそのとき、ミナトが加勢。またりんねたちの踏ん張りも受けた宝太郎は、ホッパー1たちのもとへ向かいます。中盤、とうとう宝太郎のガッチャードライバーが奪われてしまい、万事休すという状態。ここに駆けつけたのが、ミナトでした。グリオンへの反逆の意思は消えていなかったものの、同時に過去のトラウマにも苦しみ続けていた彼を救ったのは、鏡花でした。短いシーンながら、鏡花とミナトのやり取りと、これを受けてミナトが踏ん切りをつけ、ついに宝太郎たちのもとに戻ってくるさまがしっかり挿入。ここでのやり取りはとても重要なのですが、やっぱりもう少し尺があれば、より見ごたえのあるドラマになったんじゃないかなという印象でした。「掟に基づき他人の記憶を消す錬金術師だからこそ、簡単に記憶を消すことを言ってはならない」という鏡花のセリフは、なかなかに深い意味を持つもののはずですが、ちょっとサラッと流された感じにも見えちゃいました。こうして戻ってきたミナトですが、いくらなんでも彼が単独でグリオンに対抗するのは不可能。ここでりんねたちが、変身せずに文字通り力でグリオンを抑え込み、宝太郎にケミーたちのもとへ向かうよう叫びます。りんねたちは変身解除されちゃってるものの、再変身が出来ないところまで追い込まれている描写はなかったので、ここは再変身したほうが絶対いいじゃん…と思うけど、やっぱり素面でこうした行動をして、その表情を見せてくれるほうが、ドラマ的にはさらにアツく、そして盛り上がりますよね。スパナが「お前の言うガッチャを見せてみろ!」と言っていたのには、ちょっと意外でした。

 

ケミーたちへ精いっぱいの呼びかけをする宝太郎。それにホッパー1たちは応え、自力でグリオンの野望から脱し、ホッパー1はクロスホッパーとなって宝太郎のもとに帰ってきます。これとテンライナーを使って、宝太郎はプラチナガッチャードへと変身。今までのケミーの力を全て使いこなすその力で、ドレッド参式を打ち破り、ついにグリオンの野望は潰えますが…。宝太郎がケミーを救うために取った行動は、なんと発破をかけて自力で脱出すること。そんなことが今のホッパー1たちに可能かと不安になりましたが、その宝太郎の呼びかけに応えてホッパー1たちは脱出を果たし、ホッパー1はクロスホッパーへとパワーアップします。ここで、宝太郎があれこれアシストしてケミーたちを救うという展開もありでしたが、あえてこうすることで、宝太郎のケミーに対する信頼もしっかり描こうとしていたのはGoodでした。でも、最初観たときは「ちょっとムチャ言い過ぎじゃね!?」って驚いちゃいましたね。こうしてすべてを取り戻し、プラチナガッチャードの力を得た宝太郎は、圧倒的な力でドレッド参式を攻撃。前半での苦戦がウソのように完膚なきまでに追い詰め、最後は完全撃破に成功します。プラチナガッチャードは、今まで入手したケミーカードの能力を使用できる、準最強フォーム。それも十分印象に残ったのですが、必殺技を決める際、キックをクロスホッパーがキチンとアシストしているシーンが挿入されていたのが、細かいながらプラチナガッチャードとクロスホッパーの信頼を象徴している感じがして素晴らしかったです。さて、こうしてドレッド参式は倒されましたが、グリオンはまだ生存。しかし、何者かに連れ去られて行方不明となります。ラストに彼の口走った「エルドラド」。これが、『ガッチャード』におけるラスボスの名前…なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮華からの突然の連絡。それは、祖母の住む九ツ村に妖怪が出たいうものだった。現地に向かった宝太郎たちは、胡散臭い霊媒師に振り回されながらも、その真実を解明出来るのか!?

 

次回は、田口監督×青柳さんという、「ウルトラシリーズ」コンビによる異色回。ギャグ回感がプンプンしていますが、これ1話完結なのかな。それとも、次々回放送日が3/31でキリがいいし、前後編にするのかな?

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…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ3 ちょっとした感想」に続きます。

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