お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンデッカー』第1話 ちょっとした感想

アスカの属性を受け継ぐにふさわしい、すがすがしい突貫っぷり

 

 

 

俺って何だ?何だじゃない…俺は俺だ!俺は、アスミ カナタだ!いよいよ始まりました、『ウルトラマンデッカー』!その第1話となる今回は、デッカーを謎のヒーローとすることで紹介パートを圧縮し、そのぶんカナタらメインキャラたちの登場とスフィアの襲来にスポットを当てる形になっており、ヒーロー番組の第1話として、かなり王道的なつくりになっていました。

 

『トリガー』のときとは違い、「NEW GENERATION ○○○」と銘打っていないので、お話の展開はほぼ独自のもの。しかし、デッカーのデザインをはじめ「スフィア」や「ネオフロンティア」のワードが出てきているほか、要所要所の描写が『ダイナ』第1話を想起させるものになっており、やっぱり意識してるしてるんだなぁと感じましたね。

 

なお、前回放送の直前スペシャルの感想記事は、↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

上述のとおり、ヒーロー番組として王道的な展開となった今回。意図的に戦闘シーンを除くデッカーに関する描写を少なくしている(比重を軽く)していることから、そのぶんキャラとスフィアの襲来に時間をかけており、テンション高めで進行していましたね。それにしても、さいたまスーパーアリーナを使い倒してたのは、ロケ費用の節約のためかな…。

 

最後に地球に怪獣が現れてから、早7年。地球は宇宙開発に注力するネオフロンティア時代を迎え、対怪獣部門のGUTS-SELECTは、人員も予算もどんどん縮小されていました。ある日、ソラフネシティ近郊の煎餅屋で働くアスミ カナタは、宇宙港への商品搬入のため、現地へ向かいます。前半の展開は、主にカナタを中心に進行。この短い時間ので、いかに『デッカー』の世界において宇宙というものが身近になっているのか(カナタの「商店街の福引で両親が火星旅行に行っている」というセリフ)、そしてGUTS-SELECTが今どんな状況になっているのか(ムラホシ タイジ校長やカイザキ サワのセリフより)というのが、若干説明臭さはあったものの、ほぼ違和感なくわかるようになっています。特に、前者については、カナタのセリフがいい味を出していた印象。福引の景品レベルにまで火星旅行が組み込まれているというのは、現実世界に生きる我々にとっても、劇中におけるそのイメージがどんなものなのか、手に取るようにわかりますからね。そんなカナタの煎餅屋は、見た目こそ古いものの、火星にも定期的に出荷しているほど商売を手広くやっている様子。この日も宇宙港への搬入予定があり、向かった先でカナタは、キリノ イチカリュウモン ソウマと出会います。メインとなる3人、初の出会い。見た目的にイチカがグイグイ引っ張ってソウマがついて行く感じかと思いきや、実際は逆だったのにはちょっと驚きました。

 

火星における謎の存在:スフィアの襲撃のニュースの直後、ソラフネシティを含む地球各所に出現。瞬く間にスフィアソルジャーの襲撃が始まったほか、スフィアザウルスの出現と放つ妨害電波のせいで、GUTS-SELECTの機動兵器はほぼ全て無効化。ムラホシ校長らも相次いで出会ったカナタは、混乱の中ソウマたちの言いつけを無視して救助に奔走。さらに、向かってくるスフィアソルジャーに、単身挑みます。しかし、他の一般隊員と同じくスフィアソルジャーに飲み込まれてしまい…!中盤からは、一気にスフィアによる攻撃が開始。土曜日朝の子供向け番組であるため、グロ描写などは当然ありませんが、「電波障害を食らってナースデッセイ号とガッツファルコンがあっという間に墜落」・「スフィアソルジャーに一般隊員が飲み込まれてそのまま生死不明」・「がれきや火災の中で、指揮系統も寸断された阿鼻叫喚の現場」と、なかなかの絶望感を味わわせてくれる描写が続きます。これらを観た時は、「なかなか今作は攻めてるなぁ」と感じましたね。もしかして、『デッカー』の作風は、設定や展開はハードに攻めるぶん、カナタたちの快活さでそれを薄めて明るい感じにしていくパターン…でくるのかな?このような絶望的な状況下で、誰よりも希望を失わず、そして突貫していたのがカナタ。その姿は、もろに『ダイナ』第1話でダランビア相手に突貫するアスカと同じでしたが、スフィアソルジャーの飲み込まれて大ピンチ。しかし、デッカーとの出会いと彼との一体化が、奇跡を起こします。デッカーとカナタの邂逅は、このシーンが初。ちょっぴり『ガイア』チックな感じもありましたが、デッカーはトリガー以上に謎のウルトラマンという感じがしましたね。スフィアの中から広がった宇宙から出てきたけど、彼は宇宙のどこかで生まれた存在なのか?それともスフィアと袂を分かった、出自そのものは同じ存在なのか?「デッカーの正体」もストーリーを通じた謎の1つとして事前に予告されていることから、これらのことはきっと、今後明かされていくのでしょう。

 

デッカーと一体化したカナタは、ウルトラDフラッシャーで変身。フラッシュタイプでスフィアザウルスに挑みます。ともに襲いかかってくるスフィアソルジャーを薙ぎ払ったデッカーは、そのままスフィアザウルスを撃破。その勢いのままスフィアそのものを倒そうとしますが、残念ながらエネルギー切れでスフィアの地球包囲を許してしまいます。こうして奇跡の生還を果たしたカナタは、ムラホシ校長に諭されると同時に、TPU訓練学校への入学を勧められるのでした。終盤でついにデッカー登場!その詳細は後述しますが、『ダイナ』のコンセプトを受け継ぐにふさわしい、ダイナミックな戦い方をしていたのが印象的でした。というか、ダイナは序盤の第1・2話については割とスマートな戦い方してたから、第1話に限れば、デッカーの突貫っぷりはダイナを超えていましたね。そんなデッカーの初戦は、スフィアザウルスを撃破しスフィアソルジャーを排除することには成功したものの、スフィアによる地球包囲網を破ることはできずじまい。実質的に孤立し、スフィアの脅威にさらされる地球を、カナタたちは、デッカーは、どうやって救うのか?彼らの成長と戦いは、まだ始まったばかりだ!

 

 

 

◎特撮面

第1話はパイロット版になるため、例年その特撮描写は気合いが入ったものになるのが恒例。今回の場合はCG合成にかなり力が入れられており、デッカーの戦闘シーンを含むスフィアソルジャーの大量登場には、視聴者にこれでもかというほどその脅威を印象付けてくれました。そのそのぶんミニチュア破壊はやや抑えめでしたが(それでもかなりやっていたけど)、これについては次回以降魅せてくれるのでしょう。

 

火星・レッドシティを襲撃したスフィアが、早くも地球にまで襲来!スフィアザウルスまでもが現れる中、GUTS-SELECTの機動兵器はほぼ沈黙し、地上戦力もギリギリの状態。そうした厳しい状況下でも。カナタたちは奮闘し続けます。「◎ストーリー面」でも触れましたが、ここでは絶望感の畳みかけるような表現が素晴らしい他、グイグイCGで動いていたナースデッセイ号たちの墜落の瞬間も、ミニチュアと見間違うレベルのCGの出来の良さでGood。スフィアソルジャーは若干浮いている感じもありましたが、あれだけの数で攻めてきていたことから、1つ1つはそこまで気になりませんでしたね。しっかし今回のスフィア、『ダイナ』のそれに比べれば、知性は同等(と思われる)なうえ、やることがえげつないのが印象的。これは今後、激しい戦いになりそうだ…。

 

スフィアソルジャーに飲み込まれたカナタが出会ったのは、デッカーと名乗る光の巨人の存在。彼の声に従ってウルトラマンデッカーと一体化・変身した彼は、そのままスフィアソルジャーとスフィアザウルスとの戦闘に挑みます。スフィアソルジャーを薙ぎ払い、スフィアザウルスと真正面からぶつかったデッカーは、一度は劣勢に陥るも、最終的にはセルジェント光線でそれを撃破。初勝利をおさめます。戦闘シーンのメインは、やはりデッカーとスフィアザウルスのバトル。この前のスフィアソルジャーでCGを多用した戦闘(ただし、デッカーのほうはCG描画ではなく実際のスーツを使用)を見せてくれた分、こちらでは肉弾戦を見せてくれました。これらのバトルは本当に圧巻。スフィアソルジャーをバッサバッサと倒すシーンは爽快感MAXだし、スフィアザウルスとの戦闘は、いい意味で洗練されてないダッシュからの渾身のパンチやチョップが、いい味出してました。そういえば、小型スフィアと戦ってからスフィア合成獣と戦うって流れは、『ダイナ』第2話序盤と同じ流れなんですよね。ここらへんも、絶対意識してやってるよなぁ。

 

スフィアザウルスを排除したものの、上空にはまだ親玉のスフィアが鎮座。ソラフネシティを、地球を解放するため、デッカーはそのまま宇宙へと飛びだします。周囲にいたスフィアソルジャーを一定数排除はできましたが、一方でスフィア本体を叩くことはできずじまい。これにより、スフィアによる地球の包囲を許してしまいます。スフィアザウルスを倒して「これで今日の戦闘は終わりかな」と思って油断していたら、そのまま宇宙に飛び出して最後の最後まで戦おうとしだしたので、これにはビックリ。デッカー/カナタ、下手したらアスカ以上の突貫キャラと言えるんじゃないか…?でも、こうした限界まであきらめない姿勢というのは、ヒーローとして、そして人間として、好感が持てますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラホシ校長の言葉を受け、TPU訓練校に入学したカナタ。しかし、訓練は苦労の連続で、イチカやソウマたちとも上手くいかない。そんな中現れる怪獣デスドラゴ!果たしてカナタたちは、無事にGUTS-SELECTの新規隊員になれるのか!?

 

次回は、カナタたちがGUTS-SELECTへの入隊を目指すお話。次回予告から感じるお話の雰囲気、そしてサブタイトルから、『ダイナ』第3話「目覚めよアスカ」を想起させます。ということは、次回のラストか第3話で新生GUTS-SELECTが完成して、アサカゲやHANE2が出てくるって感じなのかな。

 

読むしかねぇ…。第2話の感想記事も、読むしかねぇんだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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笑顔満ちる明日へ!明日見る者たち

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今回は、昨年(2021年)11月24日に発売されたシングルCD「明日見る者たち」のご紹介です。

 

ウルトラマントリガー』の後期EDテーマとなり、久々の純粋なキャストのみの合唱曲となった(歌手とのデュエットであれば、『ジード』等でもあったけど)本楽曲。前期ED「なないろのたね」と似て、比較的落ち着いた楽曲であるように感じましたが、フルで聞くと、細かい変化やパート違いが設けられている曲でもあるなと感じました。

 

なお、OP「Trigger」および前期ED「なないろのたね」のCDにかかる記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

中盤から転調が目立った「なないろのたね」に対し、本楽曲はそこまで音程や曲のイメージは変わらずに2番以降も進行。急に曲調が変わってビックリするということはないため、わりと穏やかに聞いていられる曲であると感じます。

 

そうした大きな変化がないからこそ、サビ等で展開されるユナとケンゴたちの女声・男声パートの使い分けや歌詞の分配が、聞いていて強く印象に残るところ。3人合唱であることをしっかりと活かし、1人で歌う曲では絶対に出来ない構成にしているのが、大変魅力的です。しっとりしながら力強さを感じる―、なかなか面白いですよ。

 

歌詞のほうに目を向けると、明らかにケンゴ・ユナ・アキトの3人のことを歌っているのだなという感じ。TV本編でも使用された1番の歌詞のみだと、他の意味でも捉えられそうな感じがしますが、2番以降の歌詞になると、直球な表現が増える形になります。

 

そうなると、タイトルである「明日見る者たち」が指しているのは、やっぱりケンゴたちなんだろうなぁ。そして、その『トリガー』の未来を描く『ウルトラマンデッカー』の主人公がアスミ カナタっていのは、やっぱり意識してるのかな。それとも、『ダイナ』のアスカ・シンに名前を寄せたことによる、単なる偶然か―?

 

そして、プラスして収録されているのが、『エピソードZ』の主題歌として使用された「Believer」。こちらは、映画本編でほぼフルで使用されていたため、そこまで違和感なく聞くことが可能。「明日見る者たち」とは逆に、かなり明るい曲調であるのが特徴的です。

 

歌詞についても、最初は「仲間がいてくれる」というちょっとぼんやりした表現(少なくとも自分は信じている)から「仲間がいてくれた」→「僕らは一人じゃない」と表現が変化し、だんだんと仲間の存在が確信に変わっているのが興味深いです。この曲もまた、ケンゴたち3人のことを歌った歌なんですね。

 

 

 

メインキャスト3人の合唱で、『トリガー』後半の物語を彩ってくれた「明日見る者たち」、そして「Believer」。ハデな楽曲ではないので、そこまで注目された感はありませんでしたが、強いメッセージ性と高い歌唱力を感じる、味わい深いスルメ曲でした。

 

そういえば『デッカー』も、カナタ・イチカ・ソウマの3人が、メインキャストの中でも主要メンバーなんだよなぁ。これは、『トリガー』と同じく何らかの合唱曲が来るパターンか…!?

 

 

 

 

 

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小さな夢で一歩踏み出せ!『ウルトラマントリガー』OP&ED CDセット

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今回は、Amazon限定で発売された、「特撮ドラマ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』オープニングテーマ「Trigger」【ウルトラマン盤】&第1クールエンディングテーマ「なないろのたね」セット(連動購入特典:CD収納BOX付)(複製サイン&コメント入りL判ブロマイド付)」のご紹介です。

 

タイトルはやたら長いですが、要するに『ウルトラマントリガー』のOP「Trigger」と前期ED「なないろのたね」の各CD同梱セット。ただし、単なるセット売りではなく、特典として2枚収納可能なケースと、複製サイン入りプロマイドがついてくる形になっていました。


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ちなみに、収納ケースにCDを詰めると、こんな感じ。思ったよりもスッキリまとまっていました。

 

 


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セットの中身はご覧のとおり。CDそのものには特に特別な仕様はなく、「Trigger」についてはウルトラマン盤が、「なないろのたね」は通常盤が入っていました。

 

それでは、各曲を聞いてみましょう!

 

「Trigger」については、以前からtwitter等でも語っているとおり、「ウルトラシリーズ」のOPとしてトップクラスの爽快感と完成度を誇る出来。先行でiTunesでDL購入して以降、今でも頻繁にヘビロテしており、個人的にもお気に入りの曲の1つです。いやあ、まさにこの楽曲は、「ニュージェネレーションヒーローズ」が生み出した傑作OPの1つと言えるでしょう。

 

やっぱり、「♪Ready to pull the trigger 燃える闘志 沸き起こして~」以降のサビの素晴らしさは異常。次作にして今週末放送開始予定の『ウルトラマンデッカー』のOP「Wake up Decker!」も爽快感にあふれているので、こちらにも激しく期待したいところです。

 

「なないろのたね」のほうは、このCDで初めてフルを聞くことに。1番まではTV本編でも聞きなじみがありましたが、2番になってからどんどん転調していくのには驚かされました。最近の「ウルトラシリーズ」系の楽曲って、OPもEDも、1番と2番で曲の印象が変わるものって結構多いですよね。

 

歌詞についても、集中してよく聞いていると、なかなか『トリガー』という作品に合わせているなぁという印象。2番の歌詞のほうが、より『トリガー』の世界観に合っているような気がしましたが、途中で音程がどんどん変わっていくので、EDに起用することができなかったんでしょうね。

 

なお、「Trigger」も「なないろのたね」も、YoutubeでMVが公式よりアップロード済み。これらも要チェックだ!


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

 

 

 

 

『トリガー』をドラマ本編とともに、間違いなく盛り上げてくれた、これら楽曲。今週末より始まる『ウルトラマンデッカー』(大事なことなので2度目)も、それに負けないくらいの熱量と爽快感のあるOPとEDが展開されています。

 

『トリガー』の要領でいくなら、大体7月末にとりあえずDL販売が始まって、同時期8月上旬までにCDも発売されるって感じかなぁ。どんな特典やMVが出てくるのか、楽しみだ!

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンデッカー』直前スペシャル ちょっとした感想

あふれる究極の爆発力!ウルトラマンデッカー!!

 

 

 

今回は、「『ウルトラマンデッカー』直前スペシャル」の感想記事です。

 

今年放送開始25周年を迎える『ダイナ』のスピリッツを、デザインやコンセプトに受け継ぐ『デッカー』。その放送を前にして、今回も直前スペシャルが放送。新作放送直前の恒例企画となって久しいですが、やはりこうした特番を観させられると、俄然その作品への期待が高まりますね。

 

『トリガー』の直前スペシャルのときとは違って、特に副題もなかった他、タイトルロゴの演出もさっぱりしたものに。内容含めて、割とシンプルにまとめられているなという印象を受けました。

 

なお、前作『ウルトラマントリガー』の総括感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今回の紹介パートは、大きく分けて「前日譚となる『トリガー』終盤の概要説明」・「デッカーの基本能力」・「キャラ&新生GUTS-SELECTの紹介」・「登場するカプセル怪獣の紹介」の4つ。『デッカー』の各要素紹介パートでは、今後放送される本編の一部が使用されていましたが、時間は割と短め&さらに公開済のPV映像も使用していることから、意外に真新しい映像は多くありませんでした。「これは蔵出し映像だ!」って感じたのは、終盤のカプセル怪獣の活躍シーンくらいかな。それでも、ミクラスしか出てこなかったけど…。

 

『デッカー』の直前スペシャルですが、なかなかの分量で『トリガー』の映像も使用。特に、本編が始まって最初の数分間は、デッカーが一切登場しないほぼ『トリガー』の最終回ダイジェストになっており、なかなか挑戦的な構成だなとも感じました。『デッカー』の制作が遅れているという話も聞かないし、また既に『デッカー』にケンゴがゲスト出演することは確定していますから、こうした演出にも何かしらの意図があるのでしょうね。もしかして『デッカー』の物語、かなり『トリガー』の物語とリンクさせてるのかな(世界観が共通しているのは周知の事実だけど)?

 

以上のような新作や前作の映像をメインに構成されている「直前スペシャル」ですが、過去作映像も使われるのも見逃せないところ。今回は、デッカーのモチーフとなったダイナに関わる映像が多用され、『ダイナ』本編の他、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の映像も使用されていました。これら映像の使用パートでは、『トリガー』のときは積極的にティガとの関連性をにおわせていたのに対して、今回では「ダイナと似ているのはあくまでも偶然」感をだしていたのが興味深いところ。『NEW GENERATION DYNA』と銘打っていないがゆえの措置なのでしょうが、キャスト&スタッフインタビューではガッツリ『ダイナ』モチーフであること言及しちゃってるし、そこまで隠さなくてもいいと思うんだけどね…。

 

また、タイプチェンジの紹介では、『トリガー』のキリエロイド回を用いて、ティガのタイプチェンジについても紹介。このあとダイナのタイプチェンジ紹介が続くので、その比較のための挿入なのでしょうが―もしかして、『デッカー』本編にダイナが登場する可能性もゼロではないのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリガー&先代GUTS-SELECTとイーヴィルトリガーの戦いから7年。平和を取り戻しネオフロンティア時代へと突入した地球に、宇宙からの脅威:スフィアが迫る。だが、それと戦う、新たなウルトラマンも立ち上がった。その名は、ウルトラマンデッカー!

 

来週からいよいよ、『ウルトラマンデッカー』が放送開始!制作発表記者会見でも流れたOPの爽やかさも相まって、全体的に快活で土曜朝にふさわしい作風になりそうな気がします。これは、期待大ですね。

 

進めカナタ、輝けデッカー!次は、君が皆の未来を守る番だ!!

 

 

読むしかねぇ…。第1話の感想記事も、読むしかねぇんだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラ怪獣モンスターファーム』はどこまでウケうるか


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昨日より各媒体で告知がなされ始めたとおり、ウルトラシリーズ」の待望の新作ゲームとして『ウルトラ怪獣モンスターファーム』がリリースされることになりました。

 

対応ゲーム機は、ニンテンドーSwitch。2018年に発売された『ウルトラマンR/B』のゲーム以来、4年ぶりのリリースになりますね。

 

ロックマンエグゼ』の移植の情報や(管理人は『エグゼ』が大好き)、昨日飲み会が遅くまであったせいで、ろくに情報を集められていなかったのですが、今晩ようやく情報収集を開始。コンセプトとしては面白いなと感じる一方、どこまでウケるんだろうかという疑問も生まれました。

 

 

 

本ゲームのコンセプトについては、公式サイトや動画で語られているため割愛。興味深いのは、純粋に「怪獣の育成」が遊びのメインになっている点です。

 

怪獣を育成するゲームとしては、最近だと『ウルバト』などもありましたが、あれの最終目的は、育てた怪獣で敵を倒すこと。過去のウルトラ怪獣系を主役にしたゲームでも、似たようなものでした。

 

しかし本作の場合、育成のための要素が豊富。一応「相手と戦って優勝を目指す」という戦闘系の要素もありますが、それを加味しても育成要素がかなり多種多様。しかも、仮想敵とかと戦わせて鍛錬するというよりかは、農業やったり運動やったりと、かなりほのぼのした感じです。このほのぼの感を楽しめるか退屈と感じるかによって、ゲームの評価が分かれそうです。

 

ちなみにこのゲーム、今回初めて開発されたものというよりかは、もともと以前から人気のあったゲーム「モンスターファーム」に、「ウルトラシリーズ」をコラボさせた感じのもの。調べてみると、「モンスターファーム」は、ゲーム性がシンプルであり、特に大きな制約もなくモンスターの種類や特性がかなり多かったことから、大ヒットを飛ばしたゲームのようです。ということは、本作ではかなりマイナーな怪獣とかも収録されてたりするのかなぁ?

 

 

 

さて、この『ウルトラ怪獣モンスターファーム』は、2022年中の発売予定。ニンテンドーSwitchのソフトは、現段階で発売日が決まってなくても、約3ヶ月後に発売されるということもザラにあるので、おそらく今年の10〜12月の間の発売になるのでしょう。

 

その時期になると、『ウルトラマンデッカー』も後半戦に突入してるから、作品オリジナルの怪獣も出すことができるよなぁ。いやでも、一般知名度はまだまだ低いから、あえて出さないという可能性もあるな…?

 

 

 

 

 

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熱い鼓動を信じて…DXガッツハイパーキー ウルトラマンティガキーセット(後編)

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今回は、「DXガッツハイパーキー ウルトラマンティガキーセット」のご紹介・後編。「グリッターティガキー」を取り上げます。

 

ティガのTV本編登場タイプ全てを商品化するということで、グリッターティガももれなくラインナップ。個人的に、グリッターティガは「タイプチェンジとはちょっと違うんじゃないの?」と思うのですが(光の集積による奇跡のような姿だから)、まあそう考えるとカテゴライズが面倒なことになるし、こうした区分けが無難なところですかね。

 

ちなみに、上の画像は、外箱をとった中身の画像。もともと4つガッツハイパーキーをセットできるようになっており、一般発売されている「ウルトラマンティガ マルチタイプキー」もここに入れることができます。箱から引き出したとき一瞬あれっ?て思ったけど、直後バンダイの粋なはからいにニヤリとさせられましたね。

 

なお、前編(「ウルトラマンティガ パワータイプキー」の紹介)および中編(「ウルトラマンティガ スカイタイプキー」の紹介)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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パッケージから取り出したキー単体の画像は、上の通り。パワータイプやスカイタイプとは違って、対応するトリガーのタイプ(グリッタートリガーエタニティ)とは異なる、タイマーフラッシュスペシャルのポーズをとっています。グリッタートリガーエタニティキーは、絵柄の部分が小さいので、「実は同じポーズとってるんじゃないか説」も確かにあるけど、あちらはカラータイマーの両横に腕を添えているようには見えないので、違うポーズをとっているのは間違いないと断言できるでしょう。

 

キー単体での音声遊びでは、4種類の音声を鳴らすことが可能。タイプチェンジ音(第52話(終)で光が集まるあの音)→掛け声→必殺技音①(グリッターゼペリオン光線音)→必殺技音②(タイマーフラッシュスペシャル音)であり、パワータイプやスカイタイプのそれらと音声数は同じですが、カラータイマー音が収録されていない点が大きく異なります。まあこれは、グリッターティガが劇中で一度もカラータイマーを点滅させたことがないからゆえでしょうね。

 

 

 

では、グリッターティガキーを、それぞれガッツスパークレンスのハイパーガンモードとスパークレンスモードに装填してみましょう。

 

まずはハイパーガンモードから。「ブートアップ!」と流れた後、対応するタイプチェンジ音とフレーズが鳴動。その後、トリガーを引けば攻撃音が鳴ります。

 

攻撃音は、説明書ではタイマーフラッシュスペシャルとなっていますが、実際に聞いてみると、グリッターボンバーに近い音にも感じられます。鳴動時間が短いから、判別しにくいんだよね…。


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続いて、スパークレンスモード。こちらも装填後に専用音声が鳴り、その後トリガーを引けば、グリッターティガ誕生時の変身音声が鳴動。その後トリガーを引くことで、4種類の音声が順々に流れます。

 

音声パターンは、こちらもパワータイプやスカイタイプの時とは大きく異なっており、掛け声①→グリッターボンバー音→掛け声②→グリッターバニッシュ音→グリッターゼペリオン光線音→タイマーフラッシュスペシャル音→変身解除音と、実に7種類の音声が鳴動。パワータイプやスカイタイプよりも多くてビックリしました。登場回数は一番少ないのに、収録音声は一番豊富だなんて…。正直、遊ぶ前は、「グリッターティガは第52話と映画くらいしかメインで出てきてないし、収録音声なんてオマケ程度じゃないの?」と侮っていましたが、本気でごめんなさいと言いたくなりましたね。いやぁ、素晴らしいぜ、グリッターティガ!

 

 

 

 

 

今回をもって、「DXガッツハイパーキー ウルトラマンティガキーセット」の紹介はおしまい。これにより、入手している『トリガー』関連商品の紹介も終わり…と思ったら、まだあといくつか残っているのを思い出しました。

 

できれば、7月9日の『ウルトラマンデッカー』放送開始までに終わらせたいけど、行けるかな?来週は「ガールズ×戦士!シリーズ」の感想記事も続くし、うーん…。

 

 

 

 

 

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熱い鼓動を信じて…DXガッツハイパーキー ウルトラマンティガキーセット(中編)

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今回は、「DXガッツハイパーキー ウルトラマンティガキーセット」のご紹介・中編。ウルトラマンティガ スカイタイプキー」を取り上げます。

 

『ティガ』の中で私が最も好きなのが、このスカイタイプ。一方で、パワータイプに比べるとなかなか商品化の機会に恵まれず、そこらへんを昔から不満に感じているところでしたが、ガッツハイパーキーではきちんと商品化されてくれました。「『トリガー』の元ネタなんだから当然」と言えばそうかもしれませんが…、やっぱりうれしいですよ。

 

なお、前編(「ウルトラマンティガ パワータイプキー」の紹介)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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パッケージから取り出すと、ご覧のとおり。「ティガ パワータイプ」と同じく、成型色や絵柄のポーズは、トリガーの該当タイプ(スカイタイプ)と同じ。パワータイプに比べてかなりほっそりしたシルエットになっており、権藤ティガのスタイルが再現されています。

 

キー単体での音声遊びでは、4種類の音声を鳴らすことが可能。タイプチェンジ音→掛け声→必殺技音(ランバルト光弾音)→カラータイマー音で、4種類の音声が鳴動。これも、パワータイプと同じですね。

 

 

 

では、ウルトラマンティガ スカイタイプキーを、それぞれガッツスパークレンスのハイパーガンモードとスパークレンスモードに装填してみましょう。

 

まずはハイパーガンモードから。「ブートアップ!ランバルト!」と流れた後、対応する音フレーズが鳴動。その後、トリガーを引けば攻撃音が鳴ります。

 

攻撃音は短いビームのような音声。説明書ではランバルト光弾音となっていますが、どちらかといえばこれはハンドスラッシュではないでしょうか?この技は、確かにスカイタイプで使用することが多かったですが、スカイタイプ固有の技ではありません。スカイタイプは意外にオリジナルの光線技が少ないので、それゆえのチョイスなのでしょう。


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続いて、スパークレンスモード。こちらも装填後に専用音声が鳴り、その後トリガーを引けば、タイプチェンジ音声が鳴動。その後トリガーを引くことで、4種類の音声が順々に流れます。

 

音声パターンがキー単体のものと異なり、掛け声①→短いビーム音声→掛け声②→ランバルト光弾の順で鳴動する点も、パワータイプと共通。スカイタイプにおける「短いビーム音声」は渦巻くような音声が混じっていることから、おそらくティガフリーザーではないかと思われます。…と思って説明書を見返してみると、ドンピシャリ。これは光線技じゃないけど、スカイタイプの代表的な技ですよね~。

 

 

 

 

 

さて、パワータイプ→スカイタイプと紹介してきて残すタイプはあと1つ。そう、最終形態と言えるグリッターティガです。

 

というわけで次回以降は(土曜日を予定)、「グリッターティガキー」を取り上げることにしましょう!

 

 

 

 

 

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