お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

思わずガシャポンを回してしまったのか、ウルトラマン。

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今回は、5月上旬より販売・ガシャポンが展開されている、「シン・ウルトラマン フィギュアコレクション」のご紹介です。

 

『シン・ウルトラマン』上映館や玩具店等で販売されている、500円のワンコインフィギュア。通常版(箱)とガシャポン版がありますが、ラインナップは同じであり、両者の違いはボックス購入できるか否かくらい。映画館では箱版がよく捌けてたため、割と本作関連グッズの中でも、好調な売れ行きだなという印象を受けました。

 

そんな私は、1回目の上映館では入手しそびれ、2回目の上映館で「箱版とガシャポン版は違うものなんだ」と勘違いして1つ購入。さて、何が出るかな。ラインナップの過半数ウルトラマンだから、きっとウルトラマンが出るでしょう。そうさ、そうに決まってる!

 

なお、本ブログにおける『シン・ウルトラマン』関連記事は、↓以下のとおりです。

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ガシャポンを開けて中から出てきたのは、ガボラ「ええ、あえてのガボラなの!?」と開封した当初は残念に思いましたが、組み立ててフィギュアをまじまじと見てみると、そのクオリティに圧倒されてしまいました。

 

組み立てた完成形の画像は、上のとおり。ガシャポンに封入されるくらいの小型フィギュアですが、造形は劇中CGのそれとほぼ同じ。さらに塗装もメタリックカラーなどをふんだんに使った豪華仕様で、塗装省略はないと言えるレベルでした。

 

このサイズでこのクオリティは驚異的。こうした小型フィギュアにありがちな、「塗装にこだわったけどダマになってる」という難点は一切ありません。いやこれ、本当に500円なの?凄まじすぎるんだけど…。

 


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正面から見ると、こんな感じ。ウルトラマンに真正面からストレートパンチ一発を食らわされた、ガボラの顔とその周辺がよくわかります。

 

ヒレの造形や塗装の細かさもそうですが、その奥からのぞく顔の細かさに、これまた驚かされます。獣の頭骨のように、複数箇所空いた顔の穴、そこからのぞくオレンジ色の目。そしてチラッと見える牙―、ガボラの顔が完璧に再現されています。よくこんなに細かく作れるなぁ。どんな技術してるんだよ全く!

 


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最後に、右側面から見るとこんな感じ。劇中イメージにドストレートなガボラが、そこにはいました。いや、これ一緒にディスプレイするという意味でも、ウルトラマンのフィギュア欲しいなぁ。もう1回回そうかな、ガシャポン…。

 

 

 

500円という比較的低価格帯ながら、発売元の赤字を心配するレベルの高クオリティを誇る「シン・ウルトラマン フィギュアコレクション」。大きさ自体もそんなにないので、フィギュアにあまり興味がない人でも、手を出しやすい商品になっています。

 

さて、私はウルトラマンのフィギュアを入手したいけど…、3回目視聴するタイミングで、その映画館で買おうかな。それとも、大型量販店とかならガシャポンを置いてるはずだから、それを回すか?

 

 

 

 

 

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2回も映画を観てしまったのか、ウルトラマン。

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画像は、シアター入口脇にはめ込まれていたポスタービジュアル

 

 

 

今回は、5月13日に公開された映画『シン・ウルトラマン』の感想記事第2弾です。

 

「この前やってたじゃん!」と思ったそこのあなた、そのとおり。何も間違っていません。先日17日に早くも2回目の『シン・ウルトラマン』視聴をかまし、つい感想記事が作りたくなってしまったがゆえの投稿なのです。

 

一度観ており、さらにパンフレット等を読んでいることから、基本的なことや映画の流れ自体は、当然頭に入った状態で観た2回目。通常の上映設備を持つ、帰宅ルートの動線上にある映画館で観ましたが、新たなる発見がいくつもありました。

 

なお、1回目の視聴時の感想や、映画グッズにかかる紹介記事は、それぞれ↓コチラです。

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上述したとおり、頭にもろもろの情報が入っていたことから、俯瞰的に観ることができた、2回目の本作。改めて観た感想は、一言で述べると、「この映画は驚くほどシンプルでド直球な展開であり、だからこそ面白い」というものでした。

 

1回目の視聴時は、当然細かい展開がどうなるかを知らないため、いろんな意味でハラハラドキドキしながら視聴。それゆえ気づかなかったのですが、本当にこの映画は、1つ1つの展開がシンプル。下記のとおりラストを除いてその展開をザックリ書いてみましたが、やってることは何も難しくありません。難解なセリフのせいでちょっとわかりにくくなっていますが、大筋は子供でも十分理解できるものであり、まさにオリジナルの『ウルトラマン』を地で行くスタイルです。

 

第1部:ネロンガに対し禍特対が右往左往している間に、ウルトラマンが登場して撃破

第2部:ガボラの特性を禍特対が解析し、さあこれからどうするってときにウルトラマンが現れて撃破

第3部:ザラブ星人が自身の能力を活かして人類を騙そうとするも、浅見弘子たちの奮闘でウルトラマンが登場し撃破

第4部:メフィラス星人が巧妙な手段で人類を隷属させようとするも、人類の進歩を信じるウルトラマンと、彼を信じる禍特対の激しい抵抗に遭い、最後はある存在の接近を確信して撤退

 

 

おまけに、出てくる禍威獣・外星人は、「ウルトラシリーズ」をほとんど知らない人でも、「最終的にはウルトラマンに倒されるんでしょ?」ということを知っている状態。そう考えるとこの映画、ラストを除き大まかなストーリー展開は、誰しもがある程度予想できる、異質な作品なのです。ファンであれば、ラストの展開すらその流れがどうなるか、一瞬で予想がつくことでしょう。

 

にも関わらず、この映画は面白い。とにかく心に刺さる。そうした娯楽性を支えているのは、もちろんベースとなるお話の秀逸さもそうですが、演出等がヒーローものの王道と言えるものを、ド直球にやっているからでしょう。

 

特に、第3部(ザラブ星人パート)や第5部(ラスト)は、「敵の猛威にヒーローがピンチに陥る→人間の力の援護を受けて逆転勝利」という、超王道的流れ。改めて観て、そのストレートっぷりにビックリしました。

 

そして、こうした展開は人間なら誰しもアツくなれるもの。だからこそ、この映画は強く支持されているのでしょう。

 

また、1回目の感想記事でも述べたとおり、1パートが約20分程度で終わるそのスピーディーさも、映画のシンプルさと面白さを深めてくれている要素の1つ。先日の感想記事を書いていた時点では、「そんなに1パートあたりの時間短かったっけ?でも上映時間的に考えればこれくらいだよな…」と混乱していましたが、それを踏まえ今回は俯瞰的に観れたことで、その記述がやはり正しかったことを確認しました。

 

第3部(ザラブ星人パート)は、様々な登場人物が一気に出てきて惑わされるけど、すっげぇサクサクお話が進むんですよね。こんなにポンポン行っていたのかと、強い衝撃を受けました。

 

 

 

 

既に興行収入10億円突破は確定的となり、完成度も勢いも「ウルトラシリーズ」の映画の歴史を塗り替えるであろう『シン・ウルトラマン』。2回目を観たら、いろんな意味で3回目も観に行かないといけないなと確信しました。

 

さて、3回目はどこで観ようかな。一部映画館でやってるという爆音上映も、気になるんだよね~。

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決戦・超動ウルトラマン9 後編(ウルトラセブン編)

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今回は、「超動ウルトラマン9」の紹介記事後編。「ウルトラセブン」を取り上げます。

 

以前もラインナップされていたウルトラセブンが、装いを新たにパワーアップして再ラインナップ。いかにセブンの人気が高いか窺い知れますね。さて、フィギュアはそれに見合ったクオリティなのかな?ワクワクするぞ!

 

なお、前編(ウルトラマンコスモス ルナモード紹介編)と中編(ウルトラマンネクサス ジュネッスブルー紹介編)の記事は↓コチラです。

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パッケージから取り出し、胴体を中心に頭と手首を取り付けると、フィギュアの完成。劇中スーツよりもやや筋肉質な造形になっていますが、概ね『セブン』本編に登場したときのスーツをイメージして造形されている印象を受けます。

 

塗装に関しては、胴体部分の塗装箇所が少ないこともあってか、大体の目につく部分はきちんと塗装。目につく省略部分は、両膝関節下にかかっているラインの一部くらいですが、あまり目立たないのでそこまで気になりません。動かしてると、塗装されていた場合剥げちゃう可能性もあるので、むしろここは塗装省略していて正解だと思いますね。

 


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付属手首数と可動域は、「8」や「9」の他のウルトラマンに同じ。ネクサス ジュネッスブルーとは違い肩アーマーの制約がないため、ポージング自由度が上がっていますが、それでも「8」のジャックに比べれば固いかなという感じです。

 

セブンおなじみのポーズの数々をとらせることも、当然可能。でも、筋肉質な造形のせいで、ちょっと違和感あるかな…。まあ、これはこれでアリかなとも思うけど。

 


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拡張パーツセットには、エメリウム光線エフェクトとアイスラッガーが付属しており、取り付けるとこんな感じ。その造形自体は頑張っていますが、エメリウム光線は反磁力線ポーズなのにエフェクトの色は熱線のそれに近く、アイスラッガーはそれに対応するセブンの頭部パーツが無いので、組み合わせるとかなりおかしな感じになります。

 

エメリウム光線はまだしも、アイスラッガーのほうは致命的とも言える欠陥。よくよくパッケージを見返してみると、セブンがアイスラッガーを持ってるポーズの画像が1つも掲載されていないんですよね。わかっててやりやがったな、バンダイ

 


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「8」のウルトラマンジャックと組み合わせると、『帰マン』第18話のワンシーンを再現することが可能。ジャック側にもウルトラブレスレットをつけていない手首があるので、いい感じに仕上がります。

 

これで、あとはウルトラスパークがあれば完璧だったけど…まあ、当初から予定していなかった組み合わせだろうから、これは仕方ないかな。

 

 


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さて、この記事をもって、一連の超動系の紹介記事はおしまい。ですが、超動の発売自体は終わったわけではなく、「超動α」としてパワーアップしながら、今もそのラインナップを増やし続けています。

 

直近だとトリガーが発売されたけど、個人的には食指が動かなかったんだよな〜。まあ、今後ラインナップされる商品で個人的にビビッと来るものがあったら、そのときは購入することにしましょう。

 

 

 

 

 

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そんなにグッズが売っていたのか、ウルトラマン。

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今回は、5月13日より全国東宝系映画館等で上映開始されている映画『シン・ウルトラマン』のグッズ紹介です。

 

先日の感想記事の通り、公開初日に観に行った私。事前情報で「物販ブースが激混み」と聞いていたので、晩ご飯を食べてからチケット受け取りを兼ねて18時40分頃に行ったのですが、会計まで長蛇の列ができており、20分くらいかかってしまいました。グッズが売れに売れまくってるのは嬉しいけど、ここまでになるとちょっとげっそりするな…(ワガママ)。

 

なお、映画『シン・ウルトラマン』の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

①公式パンフレット

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どんな映画でも必ず外せないアイテムである、公式パンフレット。『シン・ウルトラマン』の場合でもきちんと発売されており、かつての『シン・ゴジラ』と同じく、デカデカと「ネタバレ注意」の帯が巻かれていました。

 

そんな中身を読み進めていくと、メインキャストやスタッフへのインタビューはもちろんのこと、登場怪獣や映画のお話の各種構成の詳述、惜しみなく掲載されている劇中スナップ等、パンフレットというよりかは『ミニ超百科』ともいうべき濃厚な仕上がりになっているのに、驚かされました。確かに、「ネタバレ注意」という帯が無ければ、人によっては上映前に読むと後悔しそうなくらいの容赦のなさっぷりでしたね。

 

私はけっこうネタバレには寛容で、基本映画を観る前にその場で買ったパンフレットを座席で読んで上映を待つことが多いのですが、この『シン・ウルトラマン』に関しては、あまりにも映画館が混雑していて、シアターに入るのがギリギリになったので、それができずじまい。当時はそれを不満に思っていましたが、家に帰ってパンフレットを読んで、逆に「読まなくてよかった~」と思いました。それくらい、容赦ないネタバレがこの中には盛り込まれていましたね。パンフレットを買う方は、絶対映画を観てから読んだ方がいいですよ。普段はネタバレされても平気な私が言うんだから、これは間違いありません。

 

 

 

②クリアファイル&下敷き

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映画において、パンフレットと並んでポピュラーともいえるアイテム群。私もこの手のグッズはつい買っちゃう派で、「今回ばかりは買わないぞ」と思いながら映画館に行ったのですが、ポスタービジュアルをあしらったクリアファイルや、ウルトラマンの堂々とした姿をあしらった下敷きに惚れてしまい、勢いで結局購入してしまいました。

 

下敷きは標準サイズなのに対し、クリアファイルはかなり大きめの出来。パンフレットよりもやや大判な感じになっており、袋に入れるのにちょっとだけ苦労しました。でも、『シン・ウルトラマン』のポスタービジュアルが堪能できるんだから…満足です!

 

 

 

③アクリルキーホルダー&ボールペン(2種)

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通販での取り扱いがなく、完全に劇場でのみの発売になっているアイテム群。アクリルキーホルダーは鉄板アイテムなので押さえましたが、ボールペンの方は、そのデザインの素晴らしさから、クリアファイルと同じく勢いで手に取って購入してしまいました。

 

それぞれウルトラマンの姿と禍特対のマークをあしらったシンプルなものなのですが、どちらもベースとしているボールペンの落ち着いたデザインにマッチしており、いい雰囲気を醸し出しているように感じたんですよね。個人的には、一番脳みそにビビビッ!と来たアイテムでしたね。

 

 

 

 

このほかにも、映画館では様々なアイテムを販売。中には、後悔当日にもかかわらず売り切れてしまった商品もちらほらありました。それらについては、また別の機会に入手できるといいなぁ。

 

ちなみに、劇場先行販売という形でパンフレットと並べられていた『アートワークス』は、今回はスルー。買うかどうかギリギリまで迷ったんだけどな~、一般書店で今後発売されるのなら、それを待ってからでもいいかな。

 

 

 

 

 

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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン11話 ちょっとした感想

一筋縄ではいかないメンバーによる、一筋縄ではいかない看病

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

君は…病人に、下剤を飲ませたというのか!?今回は、翼とつよしにスポットを当てたお話。序盤こそ翼の出番が多かったものの、中盤からはドラマ展開も相まってつよしの出番が激増。しかも、ひょんなことからはるかたちの正体を知り、自分の正体もバレるという形になりました。

 

後半で挿入されるみほの描写で、彼女が人間ではないことが確定(おそらく獣人)。しかし、数話前に獣人化した狭山刑事とは、かなり違った印象を受けます。彼女には少なくとも、“理性”がある。これが今後、物語でどういった意味を持つのでしょうか―。

 

なお、前回(ドン10話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

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ソノイたちが獣人の出現理由を“守護人”に訊いていた頃、潜り込んだバイト先で大目玉を食らっていた翼。度重なるミスで店を追い出された彼は、運悪くその場を刑事たちに見られ逃走。バイクを使ってそのほとんどを巻きますが、獣人と化した狭山刑事の追跡はしつこく、攻撃を食らった末病に倒れてしまいます。お尋ね者の彼が頼った先は…。ソノイたちの言う守護人というのは、陣のこと。彼らに対しても相変わらずの態度だったのには、ちょっと笑いました。「ある罪を犯して収監されている」っていうけど、それって何なんだろう。タロウが常人離れした力を持ってるあたり、脳人もしくは人間の立場なのに、もう一方の立場の女性に恋をした…とかかな?こうした脳人たちのやり取りが展開されていた頃、獣人化した狭山刑事に追われていたのが翼。ドンブラスターを多段使用することでなんとか巻きますが、飲み込まされた折り鶴の影響で、突然の体調不良に見舞われます。翼と狭山刑事のシーンでは、割と細かくCG合成を使用。翼のバイクを追跡するシーンで、CGを使うのは仕方ない…というより当然だと思ったけど、合成っぷりがあからさまで、なんだかギャグっぽい出来だったなぁ。

 

翼の看病をすることになったつよしは、タロウから真一やはるかを助っ人として派遣してもらうも、どうもうまくいかずじまい。そうした中で、タロウを付け狙う手裏剣鬼が出現し、翼を除く彼らも戦闘に駆り出されてしまいます。戦っては合間を見てつよしの部屋に戻り、看病を続けるはるかたちですが、空回りする一方で、一向に回復の気配は見られませんでした。中盤からは、つよしの自宅に舞台が移行。さらに彼がタロウを頼ったことで、代わりに真一とはるかが介入してきます。翼がつよしを頼り、つよしがタロウを頼るのも面白いけど、やっぱり一番笑えるのは、真一とはるかが律儀にタロウの言うことを聞いて、ちゃんとつよしの家に駆けつけること。人の家であっても2人とも相変わらずのノリで、これまた笑えましたね。うん、やっぱりはるかも十分変人だよ…。このような中で、出現したのが手裏剣鬼。ドンモモタロウがメインで挑む中、翼を除くはるから3人は、彼を看病しながら合間をぬって加勢するという、本人たちは必死だけど傍から見ると奇妙な戦い方をするハメに陥ります。おまけに、ここで登場するよくわからない民間療法のせいで、はるか・真一・つよしの3人が、お互いの正体知ることになるんですよね。なんだよ、このマヌケな正体バレは!

 

はるかたちが三度戦いに駆り出されている間、予定が繰り上がったことで早めに帰宅したみほ。彼女は自分の家で寝込んでいる翼を見て驚きますが、直後人が変わったように、翼の病気の原因である折り鶴を素早く除去します。これにて完全回復を果たした翼は、イヌブラザーとなってドンモモタロウ/タロウたちに加勢。彼らを散々苦しめた手裏剣鬼を、力を合わせて撃破するのでした。ラスト、完全復活を遂げた翼が、イヌブラザーとして加勢したことで、ドンブラザーズは手裏剣鬼に逆転勝利。それに大きく貢献したのは、みほでした。終盤では、みほが人間ではない別の存在であることが確定的となる描写が挿入。それと同時に、彼女は今まで本作に登場した人外系とは、少し違った理性と知性を持っているように感じました。夏美が死んだか獣人に乗っ取られたことで誕生したのがみほで、その彼女は何らかの理由があってつよしとくっついた…ってことなのかなぁ。じゃあ、みほがつよしとくっついたのはなぜか?…うーん、まだまだ謎が多いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喫茶どんぶらに、新たにバイトとして入ってきたのは、アイドルの卵:きらら。彼女の雰囲気と連日詰めかけるファンに辟易したはるかは、タロウにバイトを代わってもらうが、それこそ新たなる事件の始まりだった…。

 

次回はいよいよ、ドンオニタイジンの初登場回。なんだか話の雰囲気的に「5人の心が1つに結集する」なんて感じの展開は無さそうだし、「勢いでやってみたらなんか合体できた!」っていう力技展開ありえるぞこれ!

 

やあやあ、ドン12話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

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『仮面ライダーリバイス』第35話 ちょっとした感想

最近は、登場するたびにろくな目にあっていないフェニックス・スカイベースくん

 

 

 

俺たちがあきらめない限り、負けじゃない―。今回の『仮面ライダーバイス』は、前回に続き赤石長官の攻勢が強まるお話。一輝たちの奮闘虚しく、フェニックスはスカイベースや対空戦力を失い壊滅寸前、赤石長官自身の演説もほぼ成功し、一輝たちはより苦しい立場に置かれることになりました。

 

終盤ではオーバーデモンズが登場したものの、ドラマ展開の都合上出番は最低限。それよりも、劣勢に追い込まれるリバイスたちと、陥落するフェニックスのさまの描写に力が入れられていましたね。ここからどう逆転するんだろう?ウィークエンドが新たなバイスタンプでも開発するのか…?

 

なお、前回(第34話)の記事は↓コチラです。

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前回、赤石長官をハメたつもりが、逆にハメられた格好になったリバイス/一輝たち。リバイスはギフデモスに一太刀浴びせようとするも返り討ちにあい、さくらもギフテリアンの攻撃を受けてダウン。ベイルのエネルギー切れと赤石長官の思惑かなければ、危ないところでした。完全なる敗北を喫した彼らは…。序盤で描かれるのは、赤石長官らギフ側勢力の圧倒的な強さ。前回の時点でなかなかの強さを発揮していましたが、今回はギフデモスが一撃でリバイスを変身解除に追い込んでいたり、ギフテリアンの猛攻でジャンヌも変身解除に追い込まれるなど、かなり攻めた描写が連続します。ギフデモスは確かに強キャラ感出てたけど、リバイス破っちゃうとは驚いたなぁ。こんな状態で、ギフとかベイルを倒せるんだろうか…?そんな一輝たち大苦戦の戦局は、ベイルのエネルギー切れなどの理由でリセットされることに。窮地を脱した彼らでしたが、敗北を喫したことの精神的ダメージはかなりのものでした。

 

翌日に迫る赤石長官の演説の警備を任されたことで、逆にさらに怒りに燃える大二。その一方でバイスは、ベイルの発言が頭に引っかかり続けていました。そんな彼を救ったのが、一輝。互いの絆を再確認した彼らは、大二やさくらとともに赤石長官の演説に臨み、勃発した戦闘に身を投じますが、自分たち自身も、赤石長官の演説の舞台装置の一部にされていることに気づいていませんでした。中盤では、五十嵐三兄妹の動きが、個々に分けられて描写。中でも一輝とバイスのやりとりは、バイスが自分らしさを気づくという意味でとても重要なシーンでしたが…、それ自体が短かったうえに、ムダなコメディ演出が鼻についたのが残念だったなぁ。「辛気臭くならないように」って配慮なのかもしれないけど、完全にあれ、場違いだよ!そんな一輝の一方で、大二は打倒赤石長官にさらに執念を燃やすようになり、その様子は狩崎も危ぶむほど。確かに彼の突っ走りっぷりは危険だけど、それ以上に傷の手当の簡素さが気になったぞ(首から大量流血するほどだったのに、軽く包帯を巻いてるだけ)。

 

ギフの攻勢やベイルの介入もあり、リバイスらは劣勢。赤石長官の大げさな煽りが、さらに彼らの苛立ちと焦りを募らせていきます。そんな中で、フェニックスの母艦スカイベースや各種対空兵器が壊滅。光の変身したオーバーデモンズにより、一輝たちはギリギリのところで救出されますが、そこに大二の姿はなく…。終盤で、一輝たちと赤石長官たちの一大バトルが展開。ギフを直接召喚しているので、激戦になるだろうなとは予想していましたが、まさか対空兵器が壊滅してスカイベースが墜落するまでやってのけるとは、あまりにも規模がデカすぎて、赤石長官の大げさすぎる演技も相まって笑っちゃいました。いや、確かに劇中的には笑える状況じゃないんだけど…。そんなこのパートでの戦闘シーンは、「リバイスたちが戦えば戦うほど、赤石長官の演説に説得力が出て彼らの有利になる」という構図が、興味深いポイント。これで完全に、世間の考え方の潮流は赤石長官側に寄っただろうなぁ。いや、それでも「絶対に抵抗する!」という勢力が、一輝たち以外にも出てくるのか?まあそれは、次回以降の展開で明かされるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤石長官の演説に人々が動揺する中、玉置がベイルに誘拐されたことで、一輝たちもまた精神的に追い込まれてしまっていた。そこに帰ってきたのは、父:元太。「ベイルと決着をつける」と言う彼に、本当にその方策はあるのか!?

 

次回は、久しぶりに元太が登場するお話。玉置がオーバーデモンズドライバーを持ってるシーンがあるのも気になります。光しか変身できませんという残念なオチになってしまうのか、それとも…?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン11話 ちょっとした感想」に続きます。

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映画『シン・ウルトラマン』ちょっとした感想

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画像は、劇場に掲示されていたIMAX系シアター専用ポスター

 

 

 

今回は、昨日(2022年5月13日)に公開された映画『シン・ウルトラマン』の感想記事です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、当初の予定よりも遅れて公開された本映画。事前のキャストやスタッフたちの反応から、その内容や出来を危ぶむ声もありましたが、ふたを開けてみれば、「現代の最新技術で、ある程度の大人向けに『ウルトラマン』という作品を本気でそのまま作ってみた」という形の、エンタメ性の非常に高い映画に仕上がっていたと感じました。いやぁ、『シン・ゴジラ』とはまた違った角度での面白さでしたね。

 

私が観たのは、昨日公開当日・TOHOシネマズ新宿21:05~の部。IMAXレーザーシアターでの上映でした。「現実以上の臨場感」云々と言われていましたが、確かに映像・音ともに通常の映画館とは比べ物にならないほどのダイナミックさがありましたね。

 

なお、今まで当ブログでご紹介してきた『シン・ウルトラマン』関連の記事は↓コチラです。

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また、本作とかかわりの深い(と言えるであろう)映画『シン・ゴジラ』の、公開当時の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

STORY:巨大不明生物が頻出するようになった現代日本。それは「禍威獣(カイジュウ)」と呼称されるようになり、自衛隊だけでなく、宗像室長と田村班長率いる専門の部署「禍威獣特設対策室専従班(禍特対)」も作られ、禍威獣対応は人々の日常へとなっていった。しかし、そんな日々は、ネロンガの出現を機に変化が生じる。それを光波熱戦により一撃で倒す、謎の銀色の巨人が現れたのだ。「ウルトラマン」と呼ばれるようになった彼は、敵か味方か?そしてその正体は?地球はやがて、外星人の襲来という新たな脅威にも直面していく―。

 

本作は、冒頭で述べた通り「現代アレンジを加えて『ウルトラマン』を作ってみた」という作風。ゆえに、シン・ゴジラ』のように何か特定の目的(ゴジラ撃退等)達成のために物語が進んでいくという形ではなく、『ウルトラマン』からいくつかお話をピックアップし、それをひとつなぎにしたという形になっています。大体20~30分ごとに話題や登場禍威獣・外星人が変わり、それに禍特対とウルトラマンが対処していくという流れの連続で、映画は進行していくんですよね~。

 

そんな、1つ1つのお話の連続で構成されている本作は、大まかに分けて5部構成に分けることが可能。どのお話も、それほど難しい内容でもなければ「終盤にはウルトラマンが登場して敵に勝利する」といういつもの流れ(ラストのみそのフォーマットから逸脱)になっているので、『シン・ゴジラ』に比べると非常にライトで娯楽性に富んだ作風になっています。てっきり『シン・ゴジラ』と似た作風で来るのかと思っていましたから、こうした『ウルトラマン』へのオマージュと娯楽性重視な形になっているのには、大変驚きましたね。

 

また、詳しくはネタバレになるので伏せますが、物語において「神永(主人公、演:斎藤工)がウルトラマンであることがバレる」ということが、そんなに重要視されていないのは、個人的に興味深いポイント。ウルトラシリーズ」では基本的に挿入される、まさにクライマックスともいうべきシーンですが、そこを意外にもサッと流してしまう大胆さと新たなアプローチには、脱帽でしたね。

 

こうした本作で肝と言えるのが、ウルトラマンと禍威獣・外星人の戦闘シーン。流麗なCGで描かれていることは、以前から公開されている予告編映像で明らかですが、映画本編ではあれ以上に多種多様な戦い方を披露してくれています。そしてなにより、ただ敵と戦うだけでなく、もととなった『ウルトラマン』のそのお話で、ウルトラマンがどう戦ったか、どんな所作を見せたか、怪獣はどんな攻撃を繰り出してきたかまでしっかりとオマージュしているのが素晴らしい!ファンからすれば「ここまでこだわるか!」と舌を巻く完成度でしたね。いやはや、中盤の外星人たちとの戦いにおけるオマージュの炸裂っぷりは、凄まじいものがありますよ。

 

このような、いくつもの怒涛の展開を経て、終盤、ウルトラマンは劇中世界において未だかつてない危機と脅威に直面し、その身を賭して戦いを挑みます(今まで公開されているどの予告編でも触れられていない、完全なサプライズ)。それを経た本作のラストシーンは、そのカットだけ観ると、かなり尻切れトンボな印象を受けることでしょう。ですが、ここでちょっと立ち止まってほしいのです。ウルトラマン』最終回において、ウルトラマンはどんな決断を下したのか?それを受けて、ハヤタはウルトラマンと分離できたもののどうなったか―?それを踏まえてあのシーンを考えると、あれはある意味神永や禍特対のメンバーにとって、かなり救いがあると同時に、視聴者に想像の余地を与えてくれるものになっていると言える…と感じるんですよね。

 

ちなみに、本作は『ウルトラマン』未履修の方でも十分に楽しめますが、できれば押さえておいた方がいいんじゃないかと思われるのが、下記に挙げるお話群。特に、予告編に登場している禍威獣・外星人の登場するお話は、内容だけでなくウルトラマンと敵の戦い方1つ1つについても、注目して頭に叩き込んでもらいたいですね。あと、欲を言えば、当時のスーツ改造の変遷や、怪獣図鑑の記述なんかも覚えておくといいかも…!

・『ウルトラQ』全編(登場怪獣がわかる総集編のようなものを見れば十分)

・『ウルトラマン』第1話「ウルトラ作戦第一号」

・同 第3話「科特隊出撃せよ」

・同 第9話「電光石火作戦」

・同 第18話「遊星から来た兄弟」

・同 第33話「禁じられた言葉」

・同 第37話「小さな英雄」

・同 第39話(終)「さらばウルトラマン

・映画『ULTRAMAN』(2004)

 

 

 

個人的には大満足であり、あと2回は観に行きたい本作。ですが、先にも繰り返し述べている通り、「『ウルトラマン』を作ってみた」作品であるため、『シン・ゴジラ』のような濃厚な人間ドラマだったり、「ウルトラマンの力を持ってしまった神永の葛藤!」のドラマを求める人にとっては、肌に合わない映画だと思います。

 

また、登場するメインキャラたちも、いい人たちであることには間違いないものの、アニメチックであり、物語においてあまりに都合がよすぎるという印象。特に、メインヒロインである浅見弘子(演:長澤まさみ)は、あらゆる意味で完璧すぎる、できすぎたヒロインです。

 

そうしたマイナス面もあり、物語面でも細かいところではガバガバだったり穴があったり(日本にだけ禍威獣が現れる理由が、触れられていないわけじゃないけどそこまで明確にされていない等)という感じもしますが、私はこれでいいと思います。

 

なぜかって?だってこの映画は、「空想特撮映画」なのですから。

 

 

 


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公開1日目にしてとてつもない好スタートを切り、「ウルトラシリーズ」初の興行収入10億円超えどころか、50億円台も視野に入るという『シン・ウルトラマン』。今まで述べた通り、シリーズのファンにはもちろんのこと、『ウルトラマン』をほとんど知らないライト層にこそ、観ていただきたい映画だなという感じです。

 

2回目、3回目と観に行くけど、いつBlu-ray BOXが発売されるかも気になるな。こんなの絶対限定版買うしかないよ。円谷プロ東宝特撮、万歳!そして、私はやっぱり…“ウルトラマン”が一番大好きです!!

 

グッズ紹介記事は、↓コチラをチェックだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

↓2回目も観ちゃったもんね!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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