お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第9話 ちょっとした感想

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なんでも教えてくれるマスターブルー

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

大丈夫だ…。お前たちを、信じているからな!物語は、一通りのキャラ紹介や初期メカ登場が終わり、各キャラの掘り下げを行う通常回に突入。初のサブライター担当回かつメルト単独主役回となりましたが…、う~ん。彼の魅力を引き出すというよりも、マスターブルーがなんでもしゃべりすぎという印象が強まっちゃったかなぁ。

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

新たなフォーメーション戦術を模索するも、なかなかいい案が浮かばないコウ・メルト・アスナ。龍井博士の勧めで「ワンダーランド」という宝探しゲームに参加することになります。トワも交えて早速ゲームに挑戦する彼らでしたが、いきなり異世界に転送されたり、宝探しゲームなのに宝箱が見つかりまくったりなど、不可解なことが立て続けに起きるのでした。ワンダーランドは宝探しゲームなので、当然宝を見つけるのが目的。しかし、その宝箱はゲーム開始後3分くらいで見つかり、コウたちは何の疑いもなくそれを開けてしまいます。メルトが宝箱の不審な点に気づいたにも関わらず、お構い無しに開けてしまうコウたち。後に出てくる描写でも感じたけど、コイツら本当に話を聞かんなぁ…。そんな彼らが飛ばされたのが、宝箱の中に作られていたワンダーランドの世界。次々と宝箱が見つかり、コウたちを含めどんどん願いを叶えていきますが、メルトただ1人はこの状況に疑問を感じ、独自行動を続けていました。コウたちが望んだのは、コウが「世界を見渡したい」・アスナが「ご飯が食べたい」・トワが「強くなりたい」。でも、願いの叶え方がちょっと斜め上行ってるんだよなぁ。アスナとトワのはまだ分かるけど、なんでコウだけは、わざわざこの世界のカラクリが分かっちゃうような願いの叶え方したんだ?

 

この世界のことを知ろうとし、森に分け行っていくメルト。その時彼が出会ったのは、なんと死んだはずのマスターブルーでした。困惑するメルトでしたが、マスターブルーは、メルト自身が様々な気付きを与えます。やがてワイズルーによりこの世界のカラクリが明かされ、再生マイナソーに立ち向かうことになるメルト。リュウソウブルーに変身した彼は、見事2体とも撃破してみせるのでした。第1話で爆発に飲み込まれ、死んだと思われていたマスターブルーが再登場。ラストシーンにより「あのマスターブルーは本物かもしれない」ということがにおわされており、興味深いものになっていました。しかしこのマスターブルー、マスターらしくメルトに様々なことを教えたり気づかせてくれたりするのはいいのですが、あまりにも色々しゃべりすぎ。「メルトが本当にほしいと感じていたもの」や「再生マイナソーの倒し方」までベラベラしゃべってくれるので、ちょっと興ざめな感じもしました。マスターブルーだけならまだしも、ワイズルーやクレオンまで、誰も聞いてないのに「ワンダーランドのカラクリ」をベラベラしゃべってくれちゃうから、余計にそう感じちゃったんだよね…。メルト自身の気付きが少なかったのは残念でしたが、その分戦闘ではしっかり活躍。単独で再生マイナソー2体を撃破するなど、しっかりと戦果をあげてくれました。

 

この世界の真実に気付き、コウたちを正気に戻したメルト。その時、再生マイナソー2体が巨大化しますが、これはメルトの作戦とキシリュウオートリケーンによって倒されます。敵を撃破し、ワンダーランドから解放されたものの、未だ目を覚まさないゲームの参加者たち。悩むコウたちの前に現れたバンバは、自分がたどり着いた真実を語り、事件を解決するのでした。冒頭で試していた連携プレーを実行し、巨大化した再生マイナソーを翻弄、その後キシリュウオートリケーンで再度撃破したメルト。今回の件を通じて「お前たちを信じているからな!」と考えを変えるのは、ちょっと飛躍しすぎじゃないかとも感じましたが、まあこれはいいでしょう。こうしてワンダーランドから解放されたコウたちですが、なぜか他のゲーム参加者は目を覚まさずじまい。その理由は、ワンダーランドを生み出していた宝箱自体がマイナソーだったからでした。今回は完全に別行動をとり、コウたちとは別ルートで事件の真相にたどり着いていたバンバ。このシーンで、「マイナソーは人間だけでなくモノからも生み出される」ということが判明します。これを観た時に「なんでもありじゃねぇか!」と感じる人も多かったでしょうが(私もそうでしたが)、改めて考えると、まあこれはこれでアリなのかなとも思います。「マイナソー=人間からのみ生まれる」としてしまうと、お話が辛気くさくなってしまいますからね。そして、マイナソー(ミミックマイナソー)を倒すために、ベースとなった骨董品の箱を破壊するバンバ。いや、確かに人間じゃないから誰も死なないけどさ…。バンバは最後までそのスタンスで行くつもりなのか!?

 

 

 

アスナが出会ったボクサーから、マイナソーが誕生した!無敵を誇るこのマイナソーを前に、アスナはどう立ち向かうのか!?

 

次回はアスナの単独主役回にして、『ルパパト』でその実力をいかんなく発揮していた、金子さん脚本回!彼女がどこまでこの『リュウソウジャー』という作品のお話を作れるかによって、この作品の“限界”が見えてきそうな気がするなぁ…。

 

 

 

 

 

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『仮面ライダージオウ』EP35 ちょっとした感想

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スカイハイで7人の女弁護士な女王

 

 

 

お前に判決を言い渡す…、有罪!『キバ』編に突入した、『仮面ライダージオウ』。オリキャスは次狼のみの登場ですが、その分アナザーキバが繰り出す技が『キバ』要素たっぷりで、しっかりとキバらしさを演出できていたように感じました。アナザーキバとなったゲストキャラクター:北島祐子のインパクトも絶大。仮面ライダーギンガがなぜ唐突に介入してきたのかが気になることもあり(次回明かされるのかな?)、観る者を強く引き込む強烈な一編になっていました。

 

今回何にびっくりさせられたかって、ゲスト出演者の豪華っぷり。釈由美子さんに川野太郎さんって、これもう「劇場版『ジオウ』のゲスト出演者の間違いじゃないか!?」って思うくらいの豪華さですよ。これだけの人集めるなら、瀬戸さんとかにもオファーできたんじゃないかって思うけど…、スケジュールが合わなかったんだろうなぁ。

 

 

 

なかなか王を擁立できずにいたオーラが目に付けたのは、殺人罪等で収監中の女性:北島祐子。アナザーキバの力を手に入れた彼女は、刑務所を脱獄して身なりを整え、行動を開始します。同じ頃、クジゴジ堂では順一郎が完成したアップルパイをソウゴたちに披露。それをキッカケにソウゴが自身の初恋について語りだす中、弁護士:菊池太陽が時計の修理の依頼にやってくるのでした。北島祐子はどうやら本当に冤罪らしく、面会に来ていたかつての恋人などにもそれを訴え、さらには自身で法律を勉強して、何とか無実を証明しようと努力を重ねているようです。後者については劇中で明言されていませんが、彼女の独居房に六法全書が置いてあることから、先述のようなことが推測できるようになっています。こういう風に「におわせる演出」、いいですよね。そうそう、冒頭のシーンで祐子がやたらワインのにおいについて触れるシーンがあったけど、あれは釈由美子さんが『仮面ライダーG』に出演していたからなのかなぁ?彼女がこうやって苦しんでいる頃、楽しく順一郎の作ったアップルパイを食べていたのはソウゴたち。その甘酸っぱさから初恋を思い出したソウゴは、誰かに訊かれたわけでもないのに語り始めます。彼の初恋のお相手は、年上の女性。のちに、彼女の正体が祐子である可能性が高いことが判明します。小学生相手にアゴをクイッとさせて猫みたいにさするだなんて、祐子ってもともと女王様気質があったんじゃあ…。

 

クジゴジ堂で時計の修理を依頼した直後、祐子に襲われる菊池。彼は偶然駆け付けたソウゴにより救われますが、ソウゴ自身は祐子=アナザーキバにほとんど歯が立たず、逃亡を許してしまいます。勢いづいた祐子の行動はさらにヒートアップ。早くも女王気取りでオーラにすらその牙をむき、スウォルツたちを驚かせるのでした。いきなり足で菊池の車を止める祐子。彼女は降りてきた菊池を指さし、一方的に有罪判決を言い渡して襲撃します。足で車を止めるという行動は「絶対名護さん意識してるな」と思いましたが、それ以上に注目させられちゃったのが、祐子が罪名を言い渡すシーン。ビシッと指をさして決め台詞を言うだなんて、もうこれに『7人の女弁護士』とか『スカイハイ』だよ!!そんな彼女は、菊池の前でアナザーキバに変身して彼を襲撃。途中、駆け付けたソウゴがジオウに変身してそれを止めようとしますが、アナザーキバの力の前にはほとんど歯が立たず、敗北してしまいます。アナザーキバはキバの力を使えるだけでなく、アームズモンスターまでも召喚できる模様。これに翻弄されたジオウは、ほとんど攻撃を繰り出せずじまいでした。アナザーアームズモンスターのスーツまで新規に用意されるとは、なかなかこの『キバ』編は製作費面でも制作側の気合いを感じますね。なんでこんなに豪華なんだ、別にいいけど…。そして、これを機にさらに勢いづいた祐子は、オーラにまで攻撃を仕掛けることに。一度は攻撃を回避するオーラでしたが、最終的には顔に傷を負わされてしまいます。巧みにマンホールを踏み上げて、武器のように使う祐子。2回もこのシーン出てきたけど、もしかして井上さんのお気に入りなのか?

 

今度は自分を追求した検事に狙いを定めた祐子。その襲撃現場に何とかたどり着いたソウゴとゲイツでしたが、その時ソウゴは謎のビジョンを見ます。ゲイツが1人でアナザーキバとアナザーアームズモンスターたちに立ち向かう中、今度は宇宙から謎の隕石が落下。そこから現れたのは仮面ライダーギンガであり、圧倒的なパワーでソウゴやタイムジャッカーをお構いなしに攻撃します。ジオウトリニティーで挑むソウゴたちでしたが、それでも全く歯が立たず…。2度目のアナザーキバとの対決の直前、ソウゴの脳内に流れ込んできたのは謎のビジョン。そこには彼女が恋人と楽しむ姿と、事件当夜に起きた出来事の一部が映し出されていました。まだ確定的ではありませんが、ソウゴの見たあのビジョンから推測すると、祐子が逮捕された殺人事件の真犯人は…アイツだな!?このようなことがあって困惑するソウゴですが、彼をさらに混乱させたのが、仮面ライダーギンガの唐突な登場。ギンガはいきなり登場するやいなや、周囲にいたソウゴやタイムジャッカー、そしてアナザーキバを攻撃。相手の目的がわからないためとりあえずジオウトリニティーで挑むソウゴたちでしたが、あらゆる技が全く通じず、爆炎の中に飲み込まれてしまいます。マジのガチで、地球にやってきた理由が今回時点では全く分からないギンガ。きっと次回その理由が明かされるんだろうけど、これをどう『キバ』編と結びつけるつもりなんだろう!?

 

 

 

迫りくるギンガの脅威、そして暴走するアナザーキバの力。次狼の言う通り、本当に世界の終わりは来てしまうのか?そして、祐子の無罪と更生を願うソウゴの思いは、彼女に通じるのか!?

 

次回は仮面ライダーウォズの新フォーム:ギンガファイナリーが初登場!事前のバレ情報等でこれが出てくるのはわかってたけど、ホントにどうやってすべてを次回で解決するつもりなんだろう?気になるなぁ。

 

 

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第9話 ちょっとした感想」に続きます。

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『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第69話 ちょっとした感想

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ガオレンジャーみたいなシンカライザーの変身

 

 

 

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信じ続けて、目標を追いかけること。それができる人が、私にとってのプロフェッショナル…ですかね。『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、フタバとアズサをクローズアップし、動画コンテストへの出品のための動画撮影ということを通して、彼女たちの私生活や内面にも迫るお話に。戦闘面では、ブラックシンカリオンナンバーズの前にセイリュウが生死不明になる(次回予告で生存は確定してたけど)展開になりました。

 

てっきりネタ回になると思っていましたが、実際は上述のような展開が挿入されており、やはり見逃せないお話に。シンカリオン』は、どのお話も本筋に絡んだりキャラクターの成長を描いたりということを必ずしているため、いわゆる「捨て回」がないのが本当に素晴らしいですね。パロディにも気合入りまくってたし!

 

 

 

動画コンクールに出品すべく、フタバの働く姿をテーマに動画を撮影し続けるアズサ。その存在自体シークレットである超進化研究所のことを題材にすることに何か裏がると感じたツラヌキでしたが、出水指令長の話を聞いて、その事情を理解します。以前は自分から表に出ようとしなかったフタバが、アズサの今回の挑戦に参加した理由にも、実は理由があって…。ハヤトたちが超進化研究所大宮支部を訪れると、個人撮影にしてはかなり大規模な撮影をしていたアズサたち。珍しくアキタとセイリュウが黙々とそれに協力していましたが、それはアズサからある交換条件を提示されていたからでした。Youtuberとして人気を集め、そして活動している彼女ですが、意外に彼女の動画に対する意識はストイック。「自分の動画の人気は動画自体の面白さではなく、自分の年齢によるもの」だとし、自分の動画の面白さがどれくらいのものなのかを試すべく、コンクールへの出品を検討していました。まさに“プロフェッショナル”な考え方をしているアズサ。さすが人気Youtuberになるだけのことはあります。でも、アキタとセイリュウをケーキで買収したり、動画があからさまに『プロフェッショナル 仕事の流儀』をパクったりしているのは…いいのか?そんなアズサの動画撮影に、全力で協力してくれる超進化研究所。存在自体がシークレットな彼らは、普通こういうのことを避けたがるはずですが、そこには出水指令長やフタバの思惑がありました。出水指令長が今回のことを許可したのは、アズサを通じてスザクから、キリンに関する情報を得るため。そしてフタバがこの撮影に参加したのは、自分の進路を見定めて進むハヤトたちに感化されたからでした。出水指令長やフタバのこれらのシーンは、割と序盤の早い段階で挿入。こうすることで、「なぜトップシークレットの超進化研究所で、アズサが今回のようなことができるのか」ということに対し、明確な理由付けをすることに成功しています。

 

動画撮影を進めるアズサは、続いてフタバの家に突撃訪問することを企画。最初は嫌がるフタバでしたが、結局彼女たちを招き入れます。初めて入るフタバの家。そこでハヤトたちが見た、彼女の私生活は…。前回回想シーンで登場したフタバの家が、またもや登場。洗い物はたまっていたもののそれ以外は整理整頓されている彼女の部屋ですが、ハヤトたちの目を一番引いたのは、『シンカライザー』の関連グッズでした。フタバが大ファンの特撮ヒーロー:シンカライザー。前回の回想シーンでは特大ポスターが登場しましたが、今回はその他にDVDや変身アイテム、さらにはなりきり変身スーツまで登場。フタバは相当なシンカライザーオタクであることが判明します。今まで隠していたことがハヤトたちにバレてしまう形になったフタバですが、これに対しての彼らの反応が、実に『シンカリオン』らしい。決して彼女の趣味をバカにすることなく、むしろ「(変身アイテムを2個買ったことについて)観賞用と実用に使い分けるために買ってる」「鉄道ファンだって同じことをする」などと発言し、彼女の趣味をフォローするような方向にもっていっています。こういう“優しさ”が感じられるのが、『シンカリオン』のいいところですよね~。でも、まさかフタバがいきなりシンカライザーの変身ポーズをとりだすとは思わなかったぞ…。たぶん、オタクであることがバレた→もう後には引けない!という考え方をして、ああいう突飛な行動をとっちゃったんだろうなぁ…。

 

フタバの自宅での撮影を通じて、アズサがなぜここまで動画撮影ということに楽しみを感じ、そして続けることができているのかが気になり始めたハヤトたち。そんな彼らに対し、アズサは自分が作成した動画を見せます。その後、完成したフタバの動画を出水指令長に見せ、お墨付きをもらったアズサ。そんな中、漆黒の新幹線が5か所に出現して、ハヤトたちに出撃命令が下ります。Youtuberとして活動を続けていることは、第1話の段階で明かされていたアズサ。そんな彼女がなぜ動画撮影ということにこだわるのか?その理由が今回初めて明かされる形に。幼い頃、不自由なく暮らしていた彼女でしたが、自分が買い与えられるものは「ほかの人も持っているものだ」ということに気づき、そこからさらにハヤトとの出会いを通じて、「自分でほしいものは自分で作る」というスタンスになり、結果今のようなYoutuberという活動を始めることになったようです。彼女がYoutuberになった理由が意外に深いものだったので、これには驚かされましたね。そういったことを紹介する動画をちゃっかり作っていたのは、彼女らしいなと感じたけど…。そして、編集を経て完成したフタバの動画。アズサはそれを出水指令長やフタバに見せ、正式に許可を得ます。フタバのことをきちんとクローズアップしつつも、きちんとシンカリオンなど超進化研究所のことについては伏せる形で作られていたこの動画。以前はあれだけシンカリオンのことを動画にしようとしていたアズサだったけど、なんだ、ちゃんとマジメにやればこうした動画も作れるんじゃん!ちなみにここでは、上述した「アズサのシンカリオンを踊らせてみた」企画も久々に登場。アズサとフタバのあのやり取りは、アズサもシンカリオンの運転士になる可能性がある…ってことなのか!?

 

 

5か所に分かれてブラックシンカリオンナンバーズが出現したため、分散して出撃したハヤトたち。しかし、敵の真の狙いは、セイリュウとブラックシンカリオン紅でした。実は生きていたソウギョクの攻撃を食らい、さらにブラックシンカリオンナンバーズ5体からの追撃を受けたブラックシンカリオン紅は、起動停止してソウギョクの手に落ちてしまうことに…。前回に引き続き、敵として現れたブラックシンカリオンナンバーズ。今回はハヤトたちをわざと分散させる作戦に出ていましたが、真の狙いはセイリュウのみでした。この戦闘シーンとその直前のシーンでは、キリンが作成したシャショットに酷似したロボットの名前が「ブラックシャショット」であることや、以前倒されたはずのソウギョクが実は生きていたことが判明。キリンたち敵の攻勢も激しくなってくる形になりました。あの厄介なソウギョクが生きていたとはなぁ。まーたセイリュウをめぐっていろいろと物語をひっかきまわしてくれそうだ…。一方、ターゲットとなっていることに気づいたセイリュウは、抵抗を試みるも時すでに遅し。さすがにブラックシンカリオンナンバーズ5体相手では分が悪く、起動停止に追い込まれそのままさらわれてしまいます。行方不明になってしまった、セイリュウとブラックシンカリオン紅。セイリュウは次回で帰ってくることが確定してるけど、ブラックシンカリオン紅は…どうなるんだ!?

 

 

 

なんとか無事帰ってきたセイリュウ。しかし彼は、以前の記憶をすべて失ってしまっていた。彼の記憶を取り戻すため、ハヤトたちの必死の奮闘が始まる!

 

次回、E6こまちとE7かがやきのコンビが、ブラックシンカリオンナンバーズに立ち向かう!サブタイトルから不穏な感じがしないでもないけど、セイリュウはちゃんと記憶を取り戻す…よな!?

 

 

 

 

 

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『太陽の勇者ファイバード』ちょっとした感想 Sunrise.13(第37~39話)

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今回は、太陽の勇者ファイバード』の感想記事第13回目です。

 

物語も第3クール終盤となり、そろそろ最終決戦への展開も出てきそうな頃。今回ご紹介の3話は、そんな最終決戦直前の、最後ともいうべき通常回が連続する形になっています。次回以降紹介の話でも単発回はいくつかあるけど、登場人物の新たな気づき等に関わる要素を持っているお話もあるし、純粋な1話完結のお話も少なくなってくるんだよね…。

 

 

 

 

 

 

第37話「幽霊船の秘密」

1991年10月19日放送
登場した敵他:アノメラス(メカ獣)

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「汚名を晴らすために、私たちを助けてくれたのね。」


STORY:バミューダ海域で、船が襲われる事件が頻発。救助された船員たちの話から、幽霊船の仕業と噂されていた。調査に向かった勇太郎たちは、その海域で実際に幽霊船と思しき沈没船を発見。それと同じ頃、天野博士たちが幽霊船に襲われた!メカ獣に拘束されてしまうバロンチーム、何とか脱出しようとする博士たち。ピンチの彼らを救ったのは…、なんと幽霊船だった!?果たして、この幽霊船騒動の秘密とは?


幽霊船騒動に見せかけた、ドライアスたちのある作戦に関するお話。第33話をベースにしたストーリー展開がなされており、その話で登場したメカや要素などが再登場しています。なんか第33話以降オカルトっぽかったりホラー系だったりという話が続くけど、偶然なのかなぁ?


バミューダ海域で、航行する船舶が沈没する事件が頻発。救助された船員たちはみな「幽霊船を見た」と証言しており、これが一躍世間の話題となります。モモコたち取材班が調査隊に同行する一方、勇太郎たちは博士と二手に分かれ、独自ルートでその幽霊船の捜索を開始します。飛行機や船が消えることで有名な、バミューダ海域=バミューダ・トライアングル。私が子供の頃だった1990年代では、オカルト番組などで頻繁に聞く名称でしたが、今ではすっかり聞かなくなりましたね。今回その名前が登場して、なんだかとても懐かしい気分になりました。そこで起こった幽霊船騒動を本気で幽霊の仕業ではないかと感じていた博士は、サンダージェットに乗り勇太郎たちとともに出動。途中勇太郎たちはバロンチームとともに海底に潜り、博士たちは海上からイタコメカを使って幽霊船捜索を始めます。偶然、昔買った古本に挟まっていたというバミューダ海域の宝の地図を持っていた博士。でたらめだと思っていたその地図の指し示す位置が、今回の騒動の位置と似ていたため、彼は幽霊船の調査捜索に乗り出します。ここで面白いのが、博士の使っているメカニック。第33話でも登場したイタコメカが再登場した他、博士が常用しているクラシックカーがボート型に変形し、海上をすべるように航行します。普段使いの車にも、こんな改造施してたのか…。


博士たちがモモコたち調査団と合流していた頃、勇太郎とケンタはバロンチームとともにバミューダ海域の海底へ。そこで本物の沈没船を発見します。沈没船内の人骨や深海魚にケンタがビビりまくる一方で、勇太郎は沈没船の船長と思しき人物の幽霊と会話。そこで彼は、ある真実を知ることになります。海のど真ん中で漂流していると勘違いされ、救助されてしまう博士たち。そりゃあ、車が海に浮かんでたらおかしいと思われるに決まってるよなぁ…。一方、アクアバロンで海中を航行していた勇太郎とケンタは、ロードバロンが立ち往生してしまった付近で本物の沈没船を発見。勇気を出して潜入します。沈没船は長い間海の中に沈んでいたようで、既に深海魚のねぐらに。チョウチンアンコウなど見慣れない深海魚や、驚いた拍子で壁にぶつかったとたん大量の頭蓋骨が落ちてきたことなどで、すっかりケンタはビビり気味になってしまいます。そんなケンタとは反対に、生き生きしているのが勇太郎。ウキウキで船内を探索し、沈没船の船長と思しき骸骨も発見。しかもそれには船長の魂が取り付いていたようで、彼と話したことで勇太郎はこの幽霊船騒動の真実を知ります。この沈没船の船長の名は、キャプテン・モーガン。彼は昨今の幽霊船騒動は何者かによるでっち上げであり、自分たちの無実を証明してほしいと主張していました。とうとうイタコメカを使わなくても幽霊と交信してしまった勇太郎。エネルギー生命体って、やっぱり幽霊と似たような存在なのか?


博士やモモコたちが乗る調査船が、突然濃霧に遭遇。その中から現れたのは、噂の幽霊船でした。船が沈み始める中、博士たちは幽霊船の正体を突き止めるべく車で幽霊船に飛び乗って突入。そこで彼らが目にしたのは、幽霊船騒動の犯人たちでした。彼らを追い詰めたかに見えた博士たちでしたが、逆に音信不通だったバロンチームを人質に取られて窮地に立たされます。博士たちが見た幽霊船騒動の犯人。それはゾルとその配下のテシターたちでした。いつもは人間たちを恐怖に陥れたり、地球を支配してやろうと考えてたりしているドライアスたちですが、今回の目的はメカ獣の材料集め。どうやら度重なる作戦の失敗により資金難に陥り、ついにはメカ獣製作のための材料にも窮するようになり、船をその材料にしようと企んでいました。材料に窮している割には、今回登場のメカ獣は歴代メカ獣の中でもトップクラスの大きさ。うーん、その材料を別のメカ獣に回した方が良かったのでは?メカ獣はその巨体を生かし、タコのような足を延ばしてバロンチームを拘束。救出に駆け付けた勇太郎たちの乗るアクアバロンまでをも拘束してしまいます。これだけ強いのに、やってることがメカ獣の材料集めって…なんだかなぁ。


勇太郎はグランバードに合体してバロンチームを救出しますが、メカ獣により跳ね飛ばされた博士たちを救うのに苦戦。大ピンチの博士たちを救ったのは、キャプテン・モーガンの沈没船でした。沈没船のおかげでメカ獣を倒すチャンスができたグランバードは、グレートファイバードに合体してメカ獣を撃破。しかし沈没船はメカ獣の攻撃を受け真っ二つになり、沈没船は大量の財宝とともに沈んでいくのでした。博士たちのピンチを救ったのは、中盤登場したあの沈没船。なぜこの沈没船が急に浮上してきたのかはわかりませんが、沈没船自体がキャプテン・モーガンの骸骨にもあったようなオーラに包まれていたことから、おそらく勇太郎たちの危機を知って彼らを救うためだったのでしょう。メカ獣はグレートファイバードによってわりとすんなり倒されますが、沈没船は博士たちをかばったような形になって大破。中にあった財宝を散らばらせながら沈んでいくのでした。結局、博士が持っていた宝の地図は本当だったというオチ。あの宝の地図を残したのは、いったい誰だったんだろう?

 

 

 

第38話「チャンプと巨大ゴリラ」

1991年10月26日放送
登場した敵他:巨大ゴリラ

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「我々はドライアスの手から、この地球の命を守りに来たんじゃないか!」


STORY:東京湾から浮上してきた巨大な影。それは何と、Dr.ジャンゴの手によって異常なまでに巨大化させられたゴリラだった。警察とともに出動したガードチームは、勇太郎とともに何とか巨大ゴリラを鎮めることに成功。チャンプもその巨大ゴリラと仲良くなるが、そこに再びジャンゴの魔の手が迫る!再び暴走を始める巨大ゴリラ。ゴリラの命を取るか?それとも町の平和を取るか?ファイバードの決断とは―!


突然海から上陸してきた巨大ゴリラをめぐるお話。ケンタたち登場人物と巨大ゴリラのふれあいの時間がとられる一方で、考え方によっては今までで一番狡猾なやり方でファイバードたちを攻めようとするジャンゴの姿も描写されます。それにしても、全体的な内容としては「勇太郎と巨大ゴリラ」って感じの内容だったなぁ。


勇太郎に興味を持つ国枝美子は、日々彼のことを研究。その中で、彼が動物たちと会話する能力があることを知ります。そんな勇太郎が夕方時代劇の再放送に熱中していると、突然「東京湾から巨大ゴリラが上陸した」というニュース速報が。先行して、佐津田刑事とともにガードスターが現場に駆け付けますが…。前回の勇太郎が幽霊と会話したという事象から、ますます勇太郎のことについて興味を持った美子。彼女は勇太郎が当然のように動物と会話していることに驚きますが、天野博士の助言から、それが勇太郎から発せられているプラスエネルギーの影響だと知ります。ドライアスたちがマイナスエネルギーを持っているのに対し、勇太郎たちが持っているのがプラスエネルギー。これこそが、勇太郎を幽霊や動物たちと会話できるようにしている要因のようです。でも、あとの描写を見るに、同じエネルギー生命体でもガードチームの一部は動物と会話できてないんだよなぁ。全エネルギー生命体がプラスorマイナスエネルギーを持っているわけではないということなのでしょうか。その後の同じ日の夕方、時代劇の再放送に熱中する勇太郎のもとに飛び込んできたのが、東京湾から巨大ゴリラが上陸したというニュース。この巨大ゴリラを生み出した犯人は、やはりドライアスたちでした。今回の計画の首謀者はジャンゴ。今までメカ獣の開発に注力してきた彼ですが、とうとう生体実験にまで手を出し始めたようです。そう、あえて生物を使ったのも、彼の作戦で…。


巨大ゴリラに立ち向かうガードチームでしたが、そのゴリラが実際の生物だとわかって対応を変更。遅れて駆け付けた勇太郎の指示のもと、巨大ゴリラを落ち着かせようとします。何とか落ち着かせることに成功した勇太郎たちは、じょじょにこの巨大ゴリラと仲良くなっていきます。ドライアスの作ったメカ獣だと思い込み、発砲してしまったガードスター。巨大ゴリラから鮮血が流れ出したことで、巨大ゴリラが本当に生物であると認識します。ガードレスキューはガードスターが発砲する直前に巨大ゴリラが生物であると気づいたようですが、残念ながら間に合わず。ガードスターも思い込まずにちゃんと感知していれば…。巨大ゴリラは痛みのせいで暴れ始めるも、ガードチームの頑張りと勇太郎のオカリナの音色により鎮静化。落ち着きを取り戻し、勇太郎やチャンプと仲良くなっていきます。もともとこのゴリラも穏やかな性格のようで、勇太郎やチャンプとはすぐ友だちに。それどころか、自分に銃を向けた佐津田刑事にすら好意を示します。勇太郎曰くこのゴリラは「ジャングルのお口から無理やり連れてこられて、故郷に帰りたがっている」らしいですが、その割にはえらく人懐っこいなぁ。ほほえましくていいシーンですけどね。


巨大ゴリラが沈静化したことに怒ったジャンゴは、コントロール装置を上空から投下して巨大ゴリラに装着。すると巨大ゴリラはさらに巨大化し、勇太郎の言うことも聞かなくなり暴れ出してしまいます。ガードチームはスーパーガーディオンに、勇太郎は武装合体ファイバードになって食い止めにかかり、ジャンゴの乗っていたメカは破壊しますが…。宇宙警備隊が地球の生物を殺せないことに目をつけたジャンゴは、ゴリラを利用して暴れさせて、宇宙警備隊が手出しできない状態で街を破壊することを画策。今までの作戦の中では規模はそれほど大きくないですが(それでも甚大な被害は出ていますが)、そうやって宇宙警備隊の弱みに着目し生態兵器を差し向けてくるとは、今までの中で最も狡猾なやり方であるといえるでしょう。ジャンゴの思惑通り、勇太郎たちはなかなか手が出せず、武装合体ファイバードやスーパーガーディオンになってもただ押さえつけるだけ。コントロール装置のコントロール元であるジャンゴの乗るメカを叩こうとするスーパーガーディオンでしたが、たとえジャンゴのメカを破壊してもコントロール装置は解除されない仕組みになっていました。うーん、今回のジャンゴのやり方はいつもより狡猾なうえに上手いなぁ。ちなみに、この巨大ゴリラの暴れるシーンで、勇太郎のオカリナは破壊されてしまいます。


やむを得ず倒そうとはやるスーパーガーディオンに対し、それを制止する武装合体ファイバード。彼はフレイムソードを引き抜き、コントロール装置だけを切断する作戦を敢行。なんとかそれは成功し、巨大ゴリラは正気を取り戻します。その後、巨大ゴリラは天野博士の手で順次元の姿へと大きさが近づけられていくのでした。巨大ゴリラを倒そうとするスーパーガーディオンに対し、「彼を倒したら我々の負けだ」と語る武装合体ファイバード。もともとドライアスの手から地球を守りに来た彼らにとって、やむを得ない事情があったとしても、その巨大ゴリラを倒すこと=地球の命を殺すこと。それは使命を破ること≒ドライアスたちへの敗北を意味することであり、彼らにとっては絶対にできないことだったんですね。こういったお話でファイバードたちの使命について考えさせられることになろうとは、思っても見ませんでしたね。結果、武装合体ファイバードがとった行動は、フレイムソードによるコントロール装置の破壊。いつものBGMが途中で止まって無音の時間ができるなど、ドキドキさせられるシーンもありましたが、結果としては武装合体ファイバードの作戦は成功。巨大ゴリラはジャンゴから解放されるのでした。ジャンゴから解放された巨大ゴリラは、天野博士の手により順次小さくされることに。一気に元のサイズに戻さないのは「サイズが急激に変わるとゴリラが苦しむ」から。なるほど、一理ありますね。

 

 

 

第39話「勇太郎の授業参観」

1991年11月16日放送
登場した敵他:インペアラー(メカ獣)

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「親子は離れていても、心はつながっているんですね。」


STORY:明日に迫ったケンタたちの授業参観日。ところが、ハルカの親代わりである天野博士はなぜか行きたくなさげで、代わりに勇太郎が授業参観に出席することに。張り切って学校に向かう勇太郎だったが、教室を間違えるわ授業に入り込むわで迷惑をかけてしまう。そんな時に、Dr.ジャンゴによる恐怖の作戦が始まった!ケンタたちの命と引き換えに、金塊を要求するジャンゴ。この横暴を絶対に許すな!そして、勇太郎の授業参観の結末は?


勇太郎がケンタたちの小学校を訪れ、そこで珍騒動を巻き起こす…なんてギャグ回ノリのお話かと思ったら、ジャンゴが子供たちを人質に取るという卑劣な作戦と、そのタイムリミットまでに事件を解決できるかという緊迫感が主になっていたお話。ジャンゴもこの時期になると焦ってきたのか、ズルい作戦が増えてきたような気がしますね。


明日はケンタの小学校の授業参観日。ケンタの家は母親が行き、ハルカには天野博士がついてくる予定でしたが、当の博士はなんだか気乗りしない様子。代わりに行くと言い出した勇太郎は張り切り、やがて参観日当日の朝を迎えます。その頃、Dr.ジャンゴはメカ獣を作るための資金作りの作戦を考案していました。孫娘の授業参観だというのに、なぜか行きたがらない博士。どうやら小学校という場所にトラウマかよくない思い出があるようです。彼の話ぶりから察するに、小学校の頃は成績もあまりよくなくて、皆からバカにされてたってことかなぁ。そんな博士の代わりに授業参観に行くことになった勇太郎は、授業参観ということそのものに興味を持って大張り切り。翌朝、ハルカの学校に向かうべく身支度を始めますが…。授業参観に行くことに積極的なのはいいのですが、勇太郎が用意し始めたのはランドセル。いやいや、保護者としていくんだからランドセル背負う必要はないよ…。勇太郎たちが大盛り上がりしている頃、度重なる計画の失敗により資金難に直面していたのはDr.ジャンゴ。彼はこの状況を打開する作戦を思いついたと言い出しますが、シュラとゾルは興味なさそうに彼の前から離れていってしまいます。ジャンゴの発言によると、どうやらドライアス側は今深刻な資金不足に陥っているとのこと。逆に今まで、どこから資金を捻出してたんだろう?あっ、もしかして…。


ニコニコ笑顔でケンタたちの小学校にやってきた勇太郎。算数の授業や体育の授業を見学しますが、クラスを間違えていたのでハルカの姿を見つけられずじまい。校長先生に連れられてようやくケンタたちのクラスにたどり着きますが、そこではテレビから発せられた謎の超音波によりケンタたち生徒が硬直してしまっていました。そして、ジャンゴから発せられる要求とは…。算数の授業では「2+3=?」を元気よく答え、体育の授業では生徒たちに交じって跳び箱をとんでみせる勇太郎。ヒーロー番組でヒーローが授業参観に来て変わったことをしてしまうというのは、のちの『星獣戦隊ギンガマン』などでもみられる光景ですが、今回の場合は「そもそも見にきてる授業が違う」という形になっており、これが余計に笑いを誘います。勇太郎、授業参観に来る前にハルカとかから教室の位置を教えてもらわなかったのか…。校長先生からハルカの話を聞きつつようやく教室にたどり着いた勇太郎でしたが、そこで彼が目にしたのは、テレビから発せられた謎の超音波により、身体が硬直してしまったケンタたちの姿でした。これこそジャンゴの今回の作戦。彼は小学生たちを自身の発明を利用して硬直させ、実質的な人質として利用し、政府から金塊を奪おうとしていました。ここ最近卑劣さを増すジャンゴの作戦。でも、言うほど「金塊を手に入れる素晴らしい作戦」か?


ジャンゴの発言通り、どんどん脈拍が落ち危険な状態になっていくケンタたち。博士と国枝美子も駆け付けますが、事態を打開することができません。一方の勇太郎は、ジャンゴが指定した政府との取引場所に先回り。ところがジャンゴは約束を守らず、金塊輸送に当たっていた佐津田刑事を道中で襲い、その金塊を強奪しようとします。これに対し、勇太郎はファイバードとなってガードスターとともにジャンゴとそのメカ獣に立ち向かいますが、攻撃を食らって身動きが取れない状態に…。ジャンゴの超音波により全国の小学生を人質に取られた格好になった政府は、ジャンゴの要求をのむことに決定。しかし彼の要求の20分の1しか用意できず、その護衛と輸送に佐津田刑事が当たることになります。後半のシーンでは佐津田刑事の活躍シーンが増えますが、そこからわかるのが彼の警察官としての新たな一面。いつもは敵に対しては強気に出る彼ですが、今回は自分の命と引き換えにしてもいいから子供たちを助けてほしいと懇願。さらにはファイバードたちがメカ獣を攻撃しようとするのもやめるように言い、何とかジャンゴに子供たちを解放してもらおうと模索します。イヤミったらしい面もある佐津田刑事ですが、やっぱり彼のベースとなっているのはその職務に対するマジメさ。佐津田刑事がジャンゴ相手にここまでするとはなぁ。すぐ拳銃ぶっ放すのかと思っちゃったよ!


攻撃を食らって動けないうえに、超音波により佐津田刑事までをも硬直させられてしまったファイバードたち。もはやここまでかと思われましたが、ファイバードはファイヤーシャトルとブレスタージェットを召喚。ブレスタージェットの力でジャンゴの攻撃を打ち破り、ジェット合体グランバード→グレートファイバードへと合体してメカ獣に勝利します。戦い終わって、急いで小学校に戻る勇太郎。果たして彼は授業参観に間に合うのか!?ジャンゴから食らったコーティング剤攻撃を振り払うために、ファイヤーシャトルとブレスタージェットを召喚するファイバード。ここまではいいのですが、その後なぜかいったんジェット合体グランバードに合体してメカ獣から金塊を吐き出させ、グレートファイバードへと合体して撃破するという、ちょいと回りくどいことをやっています。ファイバードからそのまんまグレートファイバードに合体したほうが効率的じゃん…と思いましたが、ここはグランバードの活躍も見せておこうという大人の事情ですかね。メカ獣を倒して学校に戻った勇太郎でしたが、結局授業参観には間に合わず。その代わり、元気になったハルカたちの姿を目にするのでした。これにて事件は一件落着。でも、次回以降の授業参観でハルカが来てほしいと頼んだ人物は、勇太郎じゃなくて…?

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第40話から第42話をご紹介予定です。来週も、世界平和だ!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1991年放送の太陽の勇者ファイバード』使用曲「激突」です。

 

勇太郎たちがDr.ジャンゴの悪だくみに気づく、あるいはそれにより窮地に陥る際に使用されていたBGM。劇中での使用頻度もそこそこ多かったような気がしますが、実際どうなんでしょうか。

 

少し上でも触れましたが、この第3クール終盤頃から、一気にジャンゴの立てる作戦が、なかなかあくどかったり卑怯だったりするものが増えてきた印象を受けますね。やっぱり、あと十数話で最終決戦だから、彼の悪役っぷりを引き立てるためにわざとそうしたのでしょうか。それとも…たまたま?

 

 

 

 


【BGM】 激突 ★ 太陽の勇者ファイバード

 

 

 

 

 

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DAYS GONE(デイズゴーン)

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生き延びろ。敵だらけの世界で―。今回は、4/26に発売されたPS4ゲームソフト「DAYS GONE(デイズゴーン)」のご紹介です。

 

圧倒的な数で襲い掛かってくるフリーカー(本作のザコ敵、ゾンビ)が登場するトレーラー映像に、多くの人が驚き、そしてそれをきっかけに注目を集めた本作。私は予約注文して発売日に商品自体は押さえましたが、ゴールデンウィークに伴う帰省もあって、プレイできたのは元号が変わったゴールデンウィーク末頃からでした。

 

 

 

ストーリー内容は、公式HPに記載がある通り。パンデミックが起こって世紀末状態になったアメリカで、主人公ディコーンが、仲間とともにこの世界を生き抜きつつ、パンデミックの真実に迫ろうとする物語です。タイトルにもなっている「DAYS GONE」は、ディコーンが妻であるサラと別れた日から時間が経過したことを意味してるんですよね。

 

当初公開された映像を観ると、「銃火器でゾンビ相手にヒャッハーできるゲーム」であると勘違いしそうになりますが…、そういったことができるのは、ゲーム中盤になってから。初期装備はかなり貧弱な状態からスタートするので、フリーカー数体を一気に倒すのも一苦労です。

 

なので、基本的な戦闘は「(フリーカー相手でも人間相手でも)できるだけ音を立てず、隠密行動しながら倒す」という、「メタルギアソリッドシリーズ」のようなスタイルになります。

 

ミッションのこなし方は、「GTAシリーズ」や「レッド・デッド・リデンプションシリーズ」などのおつかい系が主。これが苦手だとか嫌気がさしている人には、ちょっと合わないゲームかもしれません。

 

登場する敵キャラクターの方に目を向けると、フリーカーといえども様々なタイプが存在。さらにオオカミなどの動物やイカれた人間たちも昼夜問わず襲い掛かってくるため、わりとバリエーション豊富です。

 

そして、この敵で興味深いのが、フリーカーの一種であるニュートと呼ばれる個体。デザインモチーフが人間の子供なんですよね。「ゾンビなので人間キャラではないからセーフ」といえばそうかもしれませんが、子供が死傷する描写を異常なほどタブー視している昨今において、こうした敵を出してきたのはなかなか挑戦的だなぁと感じました(その代わり、「こちらが攻撃しない限り襲ってきたりしない」など、設定に一定の“配慮”がなされている)

 

 

 

使用する武器の弾薬や耐久度はもちろん、常用しているバイクの燃料にまで注意を向け、さらにいざ戦闘になるとなかなか頭を使わないといけないなど、これらの“制約”をどう楽しむか&どう感じるかによって、評価が真逆になりそうなこのゲーム:「DAYS GONE」。

 

万人にお勧めできるゲームではなく、かつ爽快感があるゲームとも言えませんが、私はこの制約だらけの戦い方も面白いなぁと感じています。

 

現在のストーリー進行具合は、中盤に差し掛かったところ。これから装備も強くなってヒャッハーできるかなといったところです。ディコーンたちの見る、パンデミックの真実とは、なんだ―!?

 

 

 

 

 

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静岡ホビーショーの気になるアイツ

今回で、58回目を迎える「静岡ホビーショー」。例年玩具メーカーやプラモデルメーカーが様々な新商品 or 開発中商品が展示されるイベントです。

 

いつもはネット等で「今回はこんな商品が出ているんだな」とサラッと確認する程度なのですが、今回はちょっと個人的にはかなり見逃せない商品があったので、このブログでも取り上げてみることにしましょう。

 

 

 

 

 

デッカード&ジェイデッカー

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コトブキヤにて、以前企画が進行していると発表されていた「勇者シリーズのロボのプラモデル化」。勇者エクスカイザー』のグレートエクスカイザーに続き商品化されることになったのは、『勇者警察ジェイデッカー』の主人公機体とその合体形態:デッカードジェイデッカーでした。

 

いやぁ、これは嬉しい情報であると同時に、ちょっと意外な情報でしたねぇ。2作目以降の商品化については「アンケートで決める」みたいなことになっていたので、てっきり『マイトガイン』のマイトガイン等がチョイスされるものだと思っていましたから、『ジェイデッカー』が取り上げられるとは考えてもいませんでした。

 

ジェイデッカー』は「勇者シリーズ」の中でストーリー面で一番好きな作品なので、この商品にはメチャクチャ惹かれますね。商品価格はどれくらいになるんだろう…?

 

 

 

②Figure-rise Standard 仮面ライダーダブル
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今年3月に、「平成仮面ライダーシリーズ」からは『ジオウ』のジオウや『カブト』のカブトなどが第1弾として商品化された「Figure-rise Standard」シリーズ。今年8月発売となる第2弾で取り上げられることになったのは、『仮面ライダーW』のダブルでした。

 

ダブルのフィギュア化自体はS.Hフィギュアーツなどでもなされているので、決して珍しいものではありませんが、興味深いのは「組み換え機構」が搭載されている点。なんと、当時発売された玩具や最近発売された装動シリーズのように、組み換えることで亜種フォームを含む初期9フォームがすべて再現できるようになっています。

 

しかも、価格は1体当たり3240円。サイクロンジョーカー・ヒートメタル・ルナトリガーの3体そろえると9720円となり、決して安い金額ではありませんが、ダブルの初期フォームをこの価格ですべてそろえることができると考えたら、なかなか魅力的じゃないですか!?

 

これなら手が出るぞ。一般販売されるのか、それともプレバン限定か…、ちゃんとチェックしないといけないなぁ。

 

 

 

さて、静岡ホビーショーにおける注目商品。いかがだったでしょうか。

 

この他にも興味深い商品が出てくるかもしれないので、こまめにチェックしないといけないですね。見逃せないぞ!

 

 

 

 

 

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トクサツガガガ展 in NHKスタジオパーク

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今回は、今年4/27~5/6の長期GW期間中にNHKスタジオパークで開催されていた、「ドラマ10『トクサツガガガ展』 in NHKスタジオパーク」のレポートです。

 

NHK名古屋放送局制作のドラマで、今年初めに人気を博した『トクサツガガガ』の撮影用プロップ等の展示が、名古屋に続き東京にて公開が決定。私は以前の記事の通り右腕ギプス状態で若干日常生活に不自由している身ですが、「どうしてもこれは見逃せない!」ということで、先日行ってきました。

 

いやぁ、何に驚いたかって、NHKスタジオパークが普段入館料200円取るってことですよね(『トクサツガガガ展』開催期間中は、特別に無料開放)ということは、普段『スタジオパークからこんにちは』で後ろに映ってるギャラリーの人たちは、みんな入館料払ってあれ見に行ってるってことなのか。NHK東京放送局なんて初めて行ったから、今まで知りませんでしたよ…。

 

 


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「ドラマ10『トクサツガガガ展』 in NHKスタジオパーク」の展示は、入り口を抜けてほど近い、各ブースへ行き先が分岐する通路の付近に存在。劇中で使用された『ジュウショウワン』と『エマージェイソン』のスーツ、そしていくつかの撮影用プロップのみの展示と、展示内容自体はシンプルかつ小規模なものでした。


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展示数は少ないですが、実際に劇中で活躍したスーツやプロップは見ごたえ十分。おまけに、劇中で登場した番宣ポスターや関連グッズ、『ジュウショウワン』DVD発売告知ポスターまで掲示されているのにはニヤニヤさせられましたね。


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この展示の中で特に面白かったのが、上述した番宣ポスター。トクサツガガガ』は劇中で一年近く時間が経過している設定になっているため、お話が進むたびに番宣ポスターも微妙に変化。さらに劇中でも登場した『ジュウショウワン』の劇場版ポスターまでしっかり展示されていました。いや、本当にポスターの展示が多くてびっくりしましたよ。限られたスペースでポスターを貼りまくっているため、中には目立ちにくいところに貼られてしまっているものもありましたが、どれもまるで実在する番組かのような細かい作り込みがなされていましたね。

 

さらに、私が圧倒されたのは、この『トクサツガガガ』展を見に来ている人の多さ。老若男女様々な人が詰めかけており、まさに展示スペース付近は芋の子を洗うような状態でした。ネットニュース上では高評価の意見が多いってのは耳にしてたけど、これは本当だったんだなぁ。

 

 

 

改めてその人気っぷりを感じることができた、『トクサツガガガ』。東京での展示がこれだけ好評なら、次は大阪放送局か福岡放送局あたりでの開催もイケるんじゃないかなぁ。あわよくば、単発の続編スペシャルドラマも夢じゃないかも!?

 

そして、今回の記事が、私が関東地方に赴任して初のレポート系(○○に行ってきました系)記事に。やっぱり関東住みだと、気軽にこうしたイベントに行けるのはいいですね。主に電車賃との相談になりますが、これからもこうしたレポート系記事は作っていきたいと思っていますので、お楽しみに!

 

 

 

 

 

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